今Atmophではコロナウィルスの感染拡大の影響を受け、リモートワークを実施しています。どうしてもオフィスでしか出来ない仕事以外は、各自家から仕事をしています。
私たちのようなハードウェアスタートアップは、職種によっては特別な工具や開発機が必要になるためリモートワークがしにくい要素もあるのですが、社員が不安を抱えたまま長距離通勤することになったり、感染して健康を損なうような事があったら元も子もないですもんね。
初の試みなので正直まだ慣れない部分もある一方、特に通勤時間が長いメンバーからは「電車に乗らなくていいのでかなり安心」「通勤時間がなくなるだけでとても嬉しい」と言う声出ており、そう言う面でも安心感があるのかなと思います。
よくリモートワークで懸念される、「一体感を感じにくい」「仕事をしてないと思われるんじゃないかと不安」のような課題もあるのですが、チャットでのタスク確認だけではなく、音声チャットで朝礼を行ってみてはどうかなどの案も出たりしていて、徐々に不安も解消していけたらと思います。(最近、少人数でのビデオ会議も試してみました!)
中には「家では集中できない」とノートPCを持って、近くの人の少ない公園まで行ってしまったメンバーも。。こういった部分で個性が出てとても面白いですね。
とはいえ、今回のことがきっかけでそれぞれの仕事がよりポータブルに、そして属人的でなくスケールする方になっていくのはとても良いことのように思えます。特に私たちは「日々を冒険にする」を理念にしているので、一概に「働く」と言っても場所や時間、人に依存しない形に変えていくというのは意味のあることのように感じました。
でもやはり、「顔を合わせて話すことによって生まれる熱量」もあるので、難しいなと感じます。今週は数日のみ出社したのですが、ついつい他のメンバーと話し込んでしまいました。(何気ない雑談からアイデアが生まれたりもしますよね。)
直接会ってのコミュニケーションと、リモートワーク、その辺りのバランスをどういう形でとっていけたらいいのか、今も日々模索しています。