こんにちは!atama plusの高倉です。
atama plusのメンバー紹介を見た方から、「マッキンゼーとかBCG(ボストンコンサルティンググループ)の人多くないっすか??(゚д゚)」と言われることがあります(社員のプロフィールが気になる方はこちら)。
外資系の戦略コンサル出身の方って、確かに強そうだしどこでも活躍できるイメージです。そんな人たちがなぜ数多くの会社の中からatama plusを選んだのか、気になる...!
ということで今回は、現在atama plusにてカスタマーサクセスを担当するこの3人にインタビューしてみました!
滝沢 優
東京大学工学部卒。新卒で東レに入社し日本やメキシコにて素材の提案営業を担当後、ボストン・コンサルティング・グループに転職。金融、エネルギー、製造業等のクライアントにコンサルティングを実施。2018年3月atama plusに入社。
河野 友香
京都大学大学院地球環境学舎修了。新卒でマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。製薬、消費財、製造業等のクライアントに対し、戦略からオペレーションまで幅広い案件を担当。2018年5月atama plusに入社。
村田 洋佑
東京大学経済学部卒。新卒でマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。金融、製造業等のクライアントのプロジェクトを経験し、2018年7月atama plusに入社。
みなさんマッキンゼーやBCGからatama plusに転職されたんですよね。戦略コンサル出身だと引く手あまたなイメージなのですが、atama plusのどういうところに魅力を感じて入社したのか教えてください!
河野:
私は前職で新規事業の開発案件とか、オペレーションの見える化をする案件を担当していました。その中で、外部のデザイナーやエンジニアの方とチームを組むことがあって、みんなの意見を取り入れながら毎週サービスが成長していく過程を体験しました。今思えばアジャイル開発に初めて触れたんです。これを徹底すれば世の中のサービスやプロダクトは本当に良くなっていく、ということを実感したんですよね。
ただ、同時に私としてはそのチームに貢献できるようなスキルを持ち合わせていないことに気づいて。
コンサルという立場からではなく、そういうやり方をしている事業会社側に飛び込んで学んだほうが良いのではないかと考えていた時に、ちょうどatama plusに出会って「ここだ!」と思いました。
エンジニアもデザイナーもビジネスサイドも、全体が一つのチームとして毎週プロダクトを改善していく、まさに私がやりたかったようなモノづくりをしていてとても魅力的に映ったんです。
滝沢:
僕は東レやBCGで働く中で色々な業界を見てきて、結果的に「教育」に一番興味があるのだと気づきました。
コンサルだと教育業界の案件は少ないし、教師をやるのもちょっと違うなと思っていた時にatama plusを知って、ここなら一気に生徒の学び方を変えられる、だったら面白い!と感じて転職を検討し始めました。
当時のatama plusは全然情報公開をしていない謎の会社だったので、もしかしたらすぐ潰れるんじゃないかという不安はありましたね(笑)。そういう不安もあって、転職する前に10人くらいに相談したんですが、「コンサルに残ったほうがいいよ」と全員に反対されたんです。
でもよく考えると、atama plusがこれまで誰も気づいていないことに挑戦しているからこそ反対されるんじゃないか?って思ったんですよね。昔何かの本で読んだ「誰もやらないところに価値がある」というのはまさにこういうことなんじゃないかと。
みんなが反対してくれたおかげで、入社を決断することができました(笑)。
村田:
僕は高校時代に良い先生に出会ったことがきっかけで、将来的に何か教育分野に関われたらいいなという思いを持っていました。特に、教育によって世の中を良くするために、より大きな規模で教育の「仕組みを変える」側から働きかけたいと思っていて。でも教育以前に、社会の仕組みをまだまだ知らないという自覚があって、特定の分野に行く前に自分を鍛えようとマッキンゼーに入ったんです。
たまたま稲田さん(atama plus代表)を紹介してもらって話を聞く中で、atama plusの事業にめちゃくちゃ共感しました。atama plusの良さは、教育のまんなかから仕組みを変えようとしているところです。ただ教材を作っているわけじゃないんですよね。世の中の根幹である教育を仕組みから変えるという、自分が元々やりたかったことにピッタリでした。
マッキンゼーはとても魅力的な職場だったので迷う気持ちはあったんですが、最終的にはチャレンジしてみたいという気持ちが勝りました。
3人とも入社後早速大活躍されていますよね!コンサルの仕事とatama plusの仕事で似ているところ、違うところを教えてください。
滝沢:
atama plusの仕事とコンサルの仕事とは似ている部分も多いですね。
コンサルで必要な力は、「問題を発見する力」「問題を解決する力」が大きくあって、その他に「ロードマップを書く力」「プロジェクトを管理する力」「分析する力」とかの細かいスキルがあると思っています。加えて、お客さんの隠れた思いに気づいて寄り添えるともっとすごいんですが、今言ったことって全部atama plusのカスタマーサクセスで役に立つ力なんですよ。
河野:
コンサルでの「最初に仮説を立ててそれを検証していく」プロセスと、atama plusでの仕事は似ていますね。最終成果物がサービスなのかプロダクトなのかの違いだけかなと思います。
私は今、デザイナーとチームを組んでプロジェクトを進めています。入社前に望んでいたように、エンジニアやデザイナーと一緒に、アジャイルにプロダクトを作り上げていく仕事ができていて楽しいです。
村田:
僕は仕事の進め方というより、人の違いに面白さを感じてますね。atama plusには前職とは違うタイプの優秀な人が多くいて日々刺激を受けています。
いつも社内で寝ているけど仕事はめっちゃ出来る人とか(笑)。
コンサルの時は「こういう人が優秀だ」というのがある程度定義されていた気がするんですが、atama plusに来てからは人との接し方とかチームの動かし方って人それぞれで、「優秀さ」にも色々あるんだなと思っています。
次はみなさん自身のことについて聞いてみたいと思います!atama plusに来て感じている自身の変化はありますか?
村田:
前職は良くも悪くも、成長することへの外的なプレッシャーがありました。それはそれでいい環境でしたが、今は、生徒のためにもっと良いモノをつくりたいという自発的なプレッシャーを感じているので、幸せな状態で日々を過ごせています。
何か悩んだら会社の仲間にオープンに話せる信頼関係もありますしね。
滝沢:
自分がやっていることに対する大義名分があるので、モチベーションをより高く保てているなと思います。
大きな組織にいると、自分が望むのとは違う方向に進まなければいけない場合もあって、疑問を感じることもありました。atama plusでは議論してみんなが納得して進むことを大切する文化があるので、いつも気持ちよく前に進んでいけるんですよね。
河野:
前職では良い文化・良い仕組みがすでに出来上がっていて、自分はその環境に甘えているんじゃないか?と思うことがありました。今は良くも悪くも仕組みが出来上がっていないので、自分でどうにでも変えられます。
こんなことをやったらいいんじゃないか、もっとここは改善できるんじゃないか、と常に考えて発信するようになりました。仮に何か困ったことがあったとしても、じゃあそれをどう変えようかというポジティブな思考で取り組むことができていますね。
みなさんが短期間ですごい速度で変化しているのを見て、私も刺激を受けます!続いて、今後やりたいことや、大事にしたいことを教えてください。
河野:
子ども達が自分の人生を納得して歩める状態を作りたいです。親御さんに言われたからイヤイヤ勉強をしている、っていう子も多くて、それはとてももったいないことだと思うんですよね。
将来〇〇をしたいから今この勉強をする、っていうのを塾も親も生徒も理解して、生徒がワクワクしながら学んでいる状態を作りたいなと思っています。そうなると勉強も楽しいものになるだろうし、楽しく学んでいる姿を親御さんにも見てもらいたいです。
滝沢:
子ども達の成功体験を増やすことと、子ども達が外の世界を知る機会を増やすことです。
自分の人生を生きるには、自分に対しての肯定感と、外の世界を知って「もっとこうなりたい!」と思う気持ちのバランスが重要だと思っています。
学びの成功体験を通して自己肯定感を高め、自分の将来を考える時間を増やす。どちらもatama plusで実現していきたいです。
村田:
メンバーが増えて事業が大きくなると、タスクをどうやってうまく回そうか、みたいな話が増えてくるんですが、目の前の生徒のことを第一に考える姿勢をずっと忘れずにいたいと思います。
山田さんはなんで伸びてないんだろうとか、田中くんは最近頑張ってるなとか、atama+を使ってくれる生徒一人ひとりに焦点を当てて、幸せを考えられる状態でありたいです。
そのために社内でももっと「生徒の幸せ」についての議論を活発にしなきゃいけないと思っています。
最後に、atama plusでは一緒に教育を変えていくメンバーを絶賛募集中です!ということで、未来のメンバーに向けて一言メッセージをお願いします。
村田:
ここまで読んで少しでも気になった方はぜひ気軽にオフィスに遊びに来てください。
自分が社会を良くしていくんだという思いを持った方は、atama plusの環境を楽しめるはずです。
僕は自分の興味関心に素直に従った結果、今とても充実しています!
滝沢:
転職というと失うものが多いんじゃないかと身構えてしまいますが、今振り返るとむしろ僕は得るもののほうが多かったです。一歩踏み出せるかどうかだけです!
河野:
仕事のその先にある、なりたい自分は何なのかを考えることで私は一歩踏み出すことができました。キャリアを振り返る時間を持って、直感も大切に、この先の人生を選んでみるのもいいと思います!
ーありがとうございました!
※ちなみに普段の彼らは、飲みすぎて顔がむくんでいたり、冷蔵庫にある誰かの食べものを勝手に食べちゃったりするお茶目な人達です。