こんにちは、アスコエの金です。
アスコエでは、第3月曜日を除く毎月曜朝に、全スタッフが参加する「Compass」ミーティングを行います。「Compass」という名称のとおり、会社が進んでいる方向をスタッフ全員で共有する大切な時間です。各事業・プロジェクトの進捗を相互確認し、今後の計画や課題などについて全員でディスカッションします。ミーティングの最後5分は、スタッフ発表の時間に充てられます。スタッフが持ち回りで自身の知識や経験のほか、現在興味があるもの、関心事など自由なテーマで5分間のプレゼンテーションを行います。
今回は、経済学部のゼミで小説を書くという創作活動をし、その後も趣味で小説を書き続けている、事業開発本部 PR&コンサルティングユニットの齋藤が発表した「わかりやすい文章を書くために意識すること」の内容をご紹介しようと思います。
わかりやすい文章とは、読む人が理解しやすい文章のことを言います。書き手が内容を理解しているのは当然のこと。読む人に伝えることを意識して文章を書くことが大切です。読み取りづらい文章について、具体例を挙げながら説明がなされました。
続いて、岩淵悦太郎氏の著書から「悪文」といわれる読みづらい文章例を引用。
「悪文」の例を確認したところで、わかりやすい文章を書くときのポイントを整理しました。
先ほど確認した悪文をどのように書きかえると読みやすくなるか、実例をあげながら共有します。
自分が書いた文章を誰かに添削してもらうほか、他の人が書いた文章を添削することも作文上達のおススメ訓練方法だそうです。
最後に、児童手当法第四条を分かりやすい文章にリライトしてみよう、というお題が出されました。「ユニバーサルメニュー」の手法を用いて、行政サービス情報を整理・構造化して分かりやすく伝える事業を展開するアスコエのスタッフとしては、チャレンジするよりほかありません!
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元の文章が専門的で難解なので、かなり手ごわそうな印象です。。
今回の発表をうけて、「テレワークの影響で、メールやチャットなど文字でのコミュニケーションが増えた。今後は一層、分かりやすい文章で伝えることを意識していきたい。」「文章を書く場合のみならず、ミーティングでの発言やプレゼンテーションなど、『話す』際にも生かせる内容だった。」などの感想や意見が他スタッフから寄せられました。
「他者へメッセージを伝える」という点では、「書く」と「話す」はどちらもコミュニケーションの基本と言えるでしょう。家族や友人と話すのは難なく出来るけれど、いざ「文章を書く」となると身構えてしまって筆が進まない、という方も多いのではないでしょうか。私もその一人ですが、齋藤の発表を聞いて、「難解な言葉は使わない」「漢字を多用しない」「一文を端的に短くする」といった基本的なことを心掛けるだけで、読む人が理解しやすい文章を書けるのだ!と、苦手意識を少し払拭することができました。