2025年3月の社内定例会において、グループマネージャーとして社内マネジメントも手がけるベテランエンジニアから「ChatGPTを活用した模擬面談提案」についてのLT(ライトニングトーク)が行われました!とても良い内容だったので皆さんにシェアしたいと思います。
参画する案件先を決定する際にクライアント企業と事前面談で話すことになりますが、『緊張してパフォーマンスを発揮できない』『事前の準備にまとまった時間が取れず準備不足のまま面談に臨んでしまった』といった事態が起きることもあるのではないかと思います。(アスペアでのプロジェクトに入るまでの流れについては【こちら】もご覧ください)
こういった課題に対して、生成AIのChatGPTを上手く活用することで解決できるのではないか、という提案です。
ChatGPTを使うことにより自分では想定しきれていなかった質問にも備えることができます。最新技術やトレンドを踏まえて質問してくれるのはChatGPTの強みですね。
また実際にマイクで自分が話す体験をすることでより実践に近い練習をすることが可能というのも良いポイントです。ChatGPT相手であれば緊張せずに何度でも/いつでも練習できるので、練習相手としては最適と言えそうです。
【模擬面談の手順】
- 1. 経歴書と募集要項を準備
- 2. ChatGPTで模擬面談開始(面談官役を設定)
- 3. 想定質問への対応
- 4. フィードバックを活用してブラッシュアップ
模擬面談を始めるにあたってはまず自分のスキルシートや経歴書、そして面談予定のプロジェクトの募集要項を用意します。これらの情報をChatGPTに投げて、面談相手の役になってもらって面談を開始します。面談後にフィードバックをもらって、面談内容をブラッシュアップしていくことができます。
マイクを使って録音しておくことで自分の話し方の癖を見つけることができます。無意識のうちについつい出てしまうつなぎ言葉ですが、頻度が高すぎると自分の印象をダウンさせてしまうことがあります。私自身、緊張すると早口になってしまうところがあるので話すスピードには気をつけたいところです!
質問のバリエーションとしては基本的な質問に加えて上記のような質問を設定することができます。よくある想定質問集のような質問だけでなく、今回のプロジェクト内容に沿った質問も投げてくれるので想定外の質問に対応するスキルも身につきそうです!
ケーススタディでは実際に模擬面談を通じて面談スキルが上がった事例が共有されました。ここでも模擬面談を繰り返し行うことでどんどん面談スキルが向上していくことがわかりますね。
定例会ではこのあと発表者のエンジニアが実際のChatGPTの画面を見せながら、どういったプロンプトを打つとどういう反応が返ってきたかなどの経緯の説明がありました!
最後にまとめです!ChatGPTを相手により実戦に近い形で模擬面談を行い、フィードバックをもらうことで、面談のスキルを伸ばしていくことができます。繰り返し行うことでより精度の高い実践的な模擬面談を行うことが可能になっていきます。ぜひ皆さんもChatGPTを活用した模擬面談をやってみてください。
ちなみにですが、このストーリーのサムネイル画像のベースにしているイラストもChatGPTに作ってもらいました。
- イラストを作成してほしいです。
- ChatGPTを使って模擬面談をしているエンジニアの様子
- モダンでシンプルなタッチのイラスト
- 色はブルーをベースに落ち着いた印象
こんな感じですぐに↑のイラストを生成してくれました。本当に助かりますね。
以上、エンジニアがLTで発表した「ChatGPTを活用した模擬面談提案」についてでした!
AIツール導入にも積極的なプロジェクトが増えてきているアスペアにご興味ありましたら、ぜひ一度カジュアル面談でお話しさせてください!ご連絡お待ちしております。