今回は、新卒入社1年目で、現在すでに7社の担当を任されている、加藤 槙之介(かとう しんのすけ)さんに、就職活動から入社後のギャップ、悔し涙を流したエピソードなど、普段聞けないようなお話まで伺ってきました。
後悔しないファーストキャリアのために
加藤さんが、就職活動で大切にしていたことは、「ファーストキャリアの重要性」でした。
「終身雇用が“当たり前”でなくなっても、何十年も働く可能性があり、最初に働く会社は特に、人生を左右する可能性が高いと考えていました。私が思う『本気の』就職活動とは、1社1社に全力で取組むこと。そのため、20社くらいに絞って、自分のキャパシティを越えないことを意識していました。」
そうした就職活動の中で、新卒向けの合同イベントへの参加が、あしたのチームを知るきっかけとなります。
「実は、イベントでは、色々な企業を回る中で、あしたのチームのブースには回ることができなかったんです。それでも社名のインパクトが強く、ずっと頭の片隅から離れなかったですね。」
後日、気になっていた あしたのチームの説明会にエントリーし、そこから加藤さんの選考が正式に始まります。
「自分が『ここだ!』と思える企業とどんな形で出会えるかはわかりません。ぜひ、積極的に、色々な出会いに向けて一歩を踏み出してみてほしいと思います。」
人事評価制度との出会い
あしたのチームに出会うまで、「人事評価制度」という言葉自体を知らなかったという、加藤さん。
その存在を知る内に、「自分が広めたいものはこれだ」と確信を持ったと言います。
「就職活動では、複数の業界にエントリーしたものの、なかなか自分が行きたい業界を絞ることが出来ませんでした。あしたのチームが扱う、評価制度が提案商品となると、お客様の業界は様々です。さらに、自社にも導入している評価制度のため、自信を持って提案できる。そして、多くの頑張っている人たちが公平に評価されるというのは、正に自分が思い描いているものでした。」
実際に自分が好きなものとして、映画やファッションなどの業界も、志望業界として考えた加藤さん。
しかし、自分は「消費者側」として“好き”でしかないと気づき、「より多くの業界と接することができるもの、お客様にとって役に立てるものを扱いたい」という気持ちが強まったと言います。
人事評価制度で両親に恩返ししたい
また、人事評価制度について、加藤さんが密かに思っていることは、「両親に恩返ししたい」という願いです。
「年功序列で給与が何となく上がる会社が多いから、どれだけ頑張っても自分の頑張りが認められて給与を上げていくのは難しい・・」と、両親から長年聞かされてきた加藤さん。
「大学まで行かせてくれた両親に対して、金銭的な支援をすることも、もちろん恩返しの一つだと思います。ですが、金銭的なものだけでなく、『働く環境そのものを変えていく人』になることも、両親への恩返しになるのではないか、と考えました。」
そんな想いも、加藤さんを支えています。
生き方を見抜かれた部長面接
加藤さんにとって、今でも忘れられない思い出として残っているのが、部長面接でした。この部長面接で、あしたのチームを第一志望にすることを決めたと言います。
「人の3倍頑張りなさい。」
部長に言われた一言は、一見するとネガティブな言葉に受けとめられそうなもの。
しかし、その真意は、学歴コンプレックスを抱えていた加藤さんに対して、
「学歴なんて関係なく、努力すればちゃんと報われる」という内容でした。
「『自分が一番認めて欲しい部分』を受け入れていただいた気がして、本当に嬉しかったことを覚えています。もちろん、他の選考でもこうした気持ちを持っていただいた面接官の方はいらっしゃったのだと思います。しかし、しっかりと言葉にしてフィードバックいただいた企業は、あしたのチームだけでした。」
入社後のギャップと初めて泣いた日
入社後のギャップは、「全くなかった」と加藤さんは語ります。
ポイントとなるのは、インターン時代から一貫した「人事評価制度」で評価され続けていること。
もちろん、その人事評価制度は、自分たちが提供しているサービスと同じものです。
しかし、そんな加藤さんも、決して順風満帆というわけではありませんでした。
「6月からの現場配属では、営業のための架電業務を行います。結果は、お恥ずかしながら、アポイントはゼロ件…。自分たちが扱っている人事評価制度が、『本当に良いものだ』と確信を持って相手に勧めても、相手に上手く伝えることができない。結果が出せないために、チームや会社に貢献できないことが本当に悔しくて、泣いた日の日付までしっかり覚えています。」とその日の様子を語ってくれました。
新卒もベテランも、お客様にとっては関係ない
あしたのチームに入社して、加藤さんが最も感じたことは、成長スピードと裁量権でした。
インターン時代から、日報に
・出来たこと
・出来なかったこと
・改善案
「この3つを毎日書き続け、先輩社員の方が毎日フィードバックしてくださりました。先輩に本当に感謝していますし、このことでイメージしていた「新卒1年目」よりも速いスピードが成長できたと思います。
また「評価マイスター」として社内的に認められることで、一人の「担当」としてお客様の前に立てます。それが本当に嬉しく、新卒1年目でも担当を持たせてもらえる『裁量権の大きさ』を実感しました。」
しかも、人事評価制度を扱うため、お客様の多くが経営者・経営層。
「会話に付いていくだけでも必死ですが、スキルアップのスピード感は圧倒的です」と、加藤さんは教えてくれました。
「お客様にとっては、新卒でもベテランでも関係なく、あしたのチームの「担当者」でしかありません。お客様の経営課題を、経営層から直接ご相談いただくこと。『新卒だから』を言い訳にしないように、責任を持って仕事に取り組んでいます。」と語る加藤さんに眼差しは、真剣そのものでした。
「長く付き合っていくから」乗り切れる逆境
担当として、お客様の前に立つための「評価マイスター」。
大きな責任を任せてもらう代わりに、その難易度は決して易しいものではありません。
また、経営層と打合せができるようになるためには、扱う人事評価制度の知識や、相手先の業界知識はもちろん、新卒として学ぶ社会人の常識など、早いスピードで成長せざるを得ない環境とも言えます。
その中で、心が折れそうになることはないのでしょうか。
加藤さんの答えは、非常にシンプルで、「良いものを広めているという自信があるから、厳しい状況でも辛くはない」というものでした。
あしたのチームの人事評価制度のスゴさ
「あしたのチームの人事評価制度のスゴさは、 短い期間で制度を作ることができるところだけではありません。仕組みを作って終わり。ではなく、その仕組みを定着化させ、人を育てる仕組みにしていく運用の支援まで行っていることです。」と、加藤さんは自信を持って答えます。
「私たちが、お客様に提案している商品は、『売って終わり』というものではありません。状況や課題がフェーズともに変化していくお客様にとっての『よりよい人事評価制度』でありたいと思います。」
就活で後悔してほしくないから、「攻めの姿勢」でいこう!
「就活媒体や企業と出会うカタチも、様々な選択肢が増えています。その中で、大手の新卒サイトに登録して、連絡を待つだけの『待ちの就活』は、もう過去のものと言っても過言ではないと感じています。私の場合、自分自身が納得して『広めたい』と思うことを仕事にしていることに満足感を覚えていますし、退職した同期が言っていた『もっと色々調べて、自分が納得できることを見つければよかった』という言葉が、今も忘れられません。もっと多くの人が、自分自身の就活に真剣に向き合い、後悔のない人生を歩んでもらえたら。」と加藤さんは、切に願います。
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【プロフィール】
・加藤 槙之介
・東京本社勤務 新卒1年目
・給与コンサルタント 現在、7社を担当
・日本大学卒