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【社員インタビュー】想いだけでは世界を変えることはできない。不動産業界から外国人HR業界にキャリアチェンジした話

プロフィール
東京都中野区出身。高校までは全国大会出場を目指し卓球に打ち込む。その後、専修大学に進学し大学1年時に初めて行った海外旅行で生まれた場所によって将来の選択肢が狭まってしまう現実を知る。
大学時代はバックパッカーとして23カ国周遊、けん玉の楽しさを広めるために日本語学校を訪問。
新卒で都内の不動産ベンチャーに入社。賃貸管理営業として主にマンションを所有するオーナーへの賃料、リフォーム提案から入居者対応まで幅広い業務に従事。
2023年6月からASEANHOUSEにジョイン、カスタマーサクセス部署の立ち上げを経て現在は、リクルーティングアドバイザーとして中部・関西エリアの開拓営業を担当。

ーーASEANHOUSEにJOINした理由は?

「外国人も暮らしやすい社会を創る」というビジョンに共感したことが入社を決めた一番の理由です。新卒入社した会社で3年目を迎える時に、仕事は楽しいけど物足りなさを感じていました。社会的意義の高いビジネスを展開しながら、個人としての売り上げを追求できる環境に飛び込んで自分自身の実力を試したいと思い入社を決断しました。異業種からの転職となりましたが、私の学生時代を知る友人からは「やっぱり海外に関わる仕事の方が合っているね」と言われます。

ーー海外にどっぷりハマった大学生活

①なぜ海外に興味を持ったのか?

 私は小学生から10年間卓球に熱中していました。スポーツ推薦で進学した高校では、年末年始以外は練習・試合で遊ぶ暇もなかったです(泣)
部活に青春時代を捧げた方であれば共感していただけるかもしれないですが、学校行事には殆ど参加できず、女子と廊下で話しているのを顧問に見られると理不尽に説教される環境でした笑
3年生最後の大会を終え、大学に行っても卓球を続けるという友人が多い中、私は他に夢中できることを探すようになりました。
「卓球しないで何やるの?」と聞かれても答えることができず、悶々としていた時にアルバイト先でカンボジア人と知り合ったことが一つのきっかけになりました。
仲良くなると休憩時間中に母国の魅力を必死に語ってくれました。
そんな姿を見て「大学生になったらカンボジアに行こう!行ったら夢中になれるものが見つかるかもしれない。」と漠然とした思いが生まれたました。

②初めての海外旅行はどこへ?

大学生になってはじめて海外に行ったのは1年生が終わった春休みでした。
アルバイトで旅行資金を貯め、バックパッカーで世界中を飛び回っていた地元の先輩に色々教わり、タイ・カンボジア・ベトナムへ1人旅をしました。
これまで卓球しかやってこなかった私に、両親含めて周りの人は「何をしに行くの?」と聞いてきましたが、明確な答えはありませんでした。行く理由なんてなくても、現地に行けば見つかるでしょというテンションで細かいプランも決めずに3週間の旅に出発しました。
旅の中で一番衝撃を受けたのは、カンボジアの現地生活を体験できるツアーに参加したことでした。
幼いうちに両親を亡くし孤児院で生活している子ども、経済的な理由で義務教育を終えることができず働いている若者の姿を目の当たりにしました。
「やりたいことがあっても挑戦できない、未来をどう描いたらいいかわからない」
生まれる環境によって人生の選択肢、豊かさに大きな差が出ることを実感した私は現地の方が生活する村に一泊して星を眺めながら、いつか「東南アジア人の生活を豊かにできる仕事がしたい」という思いが芽生えました。

再びカンボジアへ

 人生初めての海外旅行を終えた私は、どうやったら途上国でビジネスを起こせるのか模索する日々を送っていました。そんなある日、東南アジア現地でソーシャルビジネスを立ち上げた起業家・ JICAなどの公的機関へ訪問するスタディツアーFacebookの広告で見つけました。
説明会に行ってみると、途上国が抱えている社会課題を解決したいと想いを抱く同年代にたくさん出会うことができ、「このツアーに参加すれば、自分のやりたいことが明確になるかもしれない」と思い参加申し込みをしました。

スタディツアーは現地に行く前後で研修があり、訪問先の情報収集・自己分析・ビジネス力を鍛えるワークを通して、自分の思いを形にするために何が必要か追求することができました。
現地でのフィールドワークでは、カンボジア現地で0から起業したエピソードを聞きながら就業場所の見学をさせていただき、「想いだけでは世界を変えることはできない」ということを実感しました。
言語、文化が異なる地で信頼していた取引先の裏切り、従業員のストライキなど想像を絶する苦労を乗り越えてきた姿から、ソーシャルビジネスには光と影が混在していることを知ることができました。

日本に帰ってから現地で学んだことを振り返り今後どうしていきたいかを考えた結果、大学時代は
「とにかく自分がやりたいと思ったことに時間を使おう」という結論に至りました。

当時、一緒にいた仲間とは今でも定期的に会って近況を語り合っています。

③なぜ、けん玉を持って世界一周?

 実は初めての海外旅行でもう一つやりたいことができていました。それが世界一周です。
ゲストハウスで出会った会社を辞めて世界一周している人に憧れ、調べてみると大学生でもやっている人がいることを知りました。そこで世界一周航空券がもらえるプレゼン大会を見つけたんです。
参加するためには世界一周のテーマを決めなければいけないのですが、何も思いつかず悩んでいた時にバイト先の店長から一言「けん玉なら持ち運び楽で現地の人と交流できるから良いんじゃない?」と言われたままに、即決でけん玉を始めました。
YouTubeで技の解説動画を見ながら練習していくうちに、けん玉が大好きになりました笑
知らない方も多いと思いますが実は、けん玉は海外でもブームになっているんです!

世界一周の費用はどうやって用意したの?よく聞かれるのですが、私は大学4年時を休学しバイトを掛け持ちして資金を貯めました。
旅のルートは、アジアからスタートしてヨーロッパ・アフリカ・北米・南米大陸へと移動し合計16カ国を周遊しました。世界中の絶景を目に焼き付けながら、現地で出会った人にけん玉を教えました。
言語の壁を越えて心を通わせた経験は私の財産になっています。子供から大人まで技を成功させた時の無邪気な笑顔が最高なんです!日本語学校へ訪問して、けん玉の授業をさせてもらったこともありました。

世界一周以外にも、ヒッチハイク、ゲストハウスでのインターンシップ、イベント運営など、やりたいと思ったことはとにかくやった大学生活でした。
「後悔するくらいならやってみなさい」と応援してくれた両親には感謝をしています。

ーー社会人としてのファーストキャリアは?

大学卒業後は、人との縁を大切し豊かな社会を創るという理念を掲げている不動産ベンチャーに入社しました。配属された部署は、賃貸管理部。賃貸マンションを資産に持つオーナー様にリフォーム提案・賃料査定、入居者管理・退去立会など様々な業務を担当していました。

オーナー様から始まり、入居者、リフォーム業者、競合他社など関わる人が多く、人との繋がりを通じて人間力を養っていくことができました。「鈴木さんに任せて良かった」と言ってもらえることがやりがいとなり、2年目には上司と一緒に営業メンバーの中核として、歴代の売り上げ記録を更新。
人間関係も良好で充実した社会人生活を送っていました。

ーーASEANHOUSEとの出会いは?

社会人3年目を迎えた年、世界的に流行していたコロナウィルスが落ち着き、バックパッカー時代に出会った人達が旅を再開している姿をSNSで見て、東南アジア人の生活を豊かにする仕事がしたいという思いが蘇ってきました。そんな時に出会ったのがASEANHOUSEです。

インスタグラムのストーリーに流れてきたディナー会の告知を見て参加をしたことがきっかけです。
アットホームな雰囲気で温かく迎え入れてくれて、初めて会ったとは思えないという印象が残っています。
ディナー会では得意のけん玉を披露し入社する前から、けん玉くんと呼ばれていたそうです笑
代表の佐々から「不動産事業もやりたいから入社しようよ」という一声に加え、他のメンバーとも話をする中で仕事に対して真剣に向き合う姿に惹かれ、ASEANHOUSEの一員になりたいと思いました。

ーーASEANHOUSEでの仕事の内容・やりがいは?

 現在はRA(リクルーティングアドバイザー)として、中部・関西エリアの新規クライアント開拓からアフターフォローまで携わっています。入社当初にカスタマーサクセス部署を立ち上げ、外国人の就労・生活サポートをしていた経験は開拓営業にも役立っています。

仕事で一番やりがいを感じるのは、弊社から紹介した外国人材が職場で活躍している姿を見ることです。
企業の人手不足を解決しASEANHOUSEの売り上げを向上することがRAの使命ですが、紹介した人材が定着・活躍することがASEANHOUSEが追求している最大の価値です。
「職場を紹介してくれてありがとう」「外国人を雇用して良かった」と言っていただけるようた部署のメンバーと日々奮闘しています。

↑フットサルイベントに来てくれた支援者との写真

ーーASEANHOUSEで成し遂げたいことは?

 外国人に対する偏見を無くしたいです!
日本で働く外国人労働人口は令和5年度10月末時点で、200万人を超えていますが、まだまだ多くの偏見があります。

・読み書きができない
・仕事をサボる、時間通りに出社しない
・アパートの入居審査が通らない
・宗教が違うから職場に馴染めない
ここには書ききれないほどの偏見が存在しています。

しかし、私達は母国で待つ家族のために一生懸命に働いてる外国人をたくさん知っています。ASEANHOUSEは「移民版リクルートを創る」というミッション実現に向けて、不動産事業を始めました。今後も新規事業を起こしていき、生まれてから死ぬまでのライフイベントに寄り添い、外国人特有の負を解決していきたいです!

ーー未来のメンバーへ一言

 ASEANHOUSEは、「外国人も暮らしやすい社会を創る」というビジョンを基にソーシャルな領域で事業展開しながらも、前年比売り上げ500%超の急成長中企業です!平均年齢も若く一生懸命かつ、大手企業・現地トップ大学出身の優秀なメンバーと切磋琢磨し合いながら成長できる環境があります。若いうちから裁量権持ってキャリアを積みたい、将来的に起業したい人には絶好の修行場だと思います。少しでも興味ある方は、一度オフィスまたはイベントに遊びに来てください!
社員一同お会いできることを楽しみにしております!

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