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感謝と尊敬で人の心をつなぐ!「人をつくるアルサーガ。」連載第79回は、サーバーサイドエンジニアの渡邊さんの登場です。
渡邊さんは、子どもの頃から学校の先生を目指していたそうです。その後、大学時代にエンジニアに憧れ、プログラミングの勉強を始めます。エンジニアとしての初めての転職活動では、「絶対にアルサーガで活躍したい」という思いから、他の会社は受けなかったそうです。
社内でも親しみやすい存在として多くの人に慕われている渡邉さん。今回は、そんな彼がアルサーガに入社するまでの変遷や、他のメンバーに対して献身的にサポートをする理由について聞きました。その裏には、「とにかく人の役に立ちたい」という渡邊さんの想いと、子どもの頃から築かれてきた他者を思いやる優しさが垣間見えました。
「ここで活躍したい。」直感に従いアルサーガに入社
――まず、これまでの経歴を教えてください。
大学卒業後は、軽井沢の会員制ホテルのレストランでホールの仕事をしていました。当初は、卒業後に留学をしようと考えていたんです。しかしコロナが流行したことによりその夢は叶わず、国内で新しい場所に身を置くことを決意し、軽井沢を選びました。
1年ほどコロナの様子をみていましたが、世の中の情勢を考慮して「しばらく留学は無理そうだな」と思い、エンジニアの道を志すことにしました。
――留学に行こうと思っていたんですね、初耳です。どこに行く予定だったのですか?
フィリピンのセブ島に行こうと考えていました。兄が留学していたこともあり、留学という選択肢は割と身近にありました。
何より20代の今が一番挑戦できるチャンスが多いと思うので、様々な場所で経験を積みたいと思っていました。
――レストランで働いていたとのことですが、どのようにしてエンジニアという選択肢に辿り着いたのでしょうか?
実は、大学時代からエンジニアという職種には興味がありました。その理由は、単純で少し恥ずかしいですが、「かっこいいから」です(笑)。
大学時代の友人がアルバイトでエンジニアをしており、コードを書いてものをつくるというプロセスがとても魅力的に映りました。僕も趣味で何かを作ってみたいと思い、大学4年生の時に、それまで抱いていた夢を捨て、急にエンジニアを志すことにしました。
――それまで抱いていた夢とは、なんだったのでしょうか?
学校の先生になるのが子どもの頃からの夢でした。大学に入るまでその気持ちが揺らぐことはなかったので、大学も教員免許が取れる学部を選び、実際に教員免許も持っています。
長い間強く抱いていた教員への憧れを上回るほど、エンジニアという職種に興味を持ってしまったんです。これだけやりたかった教員の夢を捨ててまでなりたいと思った職種なんだから、もうこれは挑戦するしかないな、と思い今に至ります。
――確かに、渡邊さんは社内に仲の良いメンバーが多く、いろんな人から慕われているように思います。子どもの頃からの夢の形が、エンジニアという場でも活かされているのですね!
――エンジニアを志してからの行動について教えてください。
しばらくはエンジニアの勉強をしながらレストランで働いていました。本格的にエンジニアを目指そうと思い、レストランをやめた後にプログラミングスクールに通いました。もともと独学で勉強もしていたこともあり、スクールにいたのは数ヶ月ほどで、すぐに転職活動を始めました。
アルサーガに出会ったのは、そのスクールの紹介です。会社のことを調べているうちに、代表である泰明さんの人柄や熱意に心を揺さぶられたのが第一印象です。また、社員インタビュー「人をつくるアルサーガ。」の記事はほとんど読んでいて、多様なバックランドを持っているいい人が多く集まっていることに魅力を感じました。
そうして会社のことを調べているうちに、「活躍するなら絶対にアルサーガがいい。」と思うようになり、他の会社は1社も受けませんでした。今思えば、月800件もの採用応募があり内定倍率も高い会社を一本で受けることは、結構な賭けだったなと思います(笑)。
でも、一度受けてみてダメだったとしても、また挑戦すればいい。そう思うほど、僕にとってアルサーガは魅力的な会社でした。
他の会社でも技術的な成長はできると思いましたが、「一緒に働く人」という観点で考えた時に、ここしかないと感じました。自分が一番パフォーマンスを発揮したい場所だと思えたのです。
――直感でアルサーガがいいと思えたのですね。実際に入社してからの感想はいかがですか?
最初の直感と実際の状況に乖離はない、と素直に思います。
一緒に働く仲間が本当に素晴らしいんです。皆が同じゴールに向かって協力して、わからないことがあればいつでも助けてくれる環境があります。
皆がそれぞれのプロジェクトで培ってきた技術を共有し、高めあう姿が日常なので、あの時の僕の選択は正しかったと今でも確信しています。
新人時代にお世話になった感謝を他のメンバーに返したい。ULとして働く意義
――現在取り組んでいる仕事について教えてください。
僕は現在、アルサーガで三つの役割を担っています。
まずは、サーバーサイドエンジニアとして、企業のGPT案件に携わっています。二つ目は、採用活動で、今はサーバーサイドエンジニアのポテンシャル採用リーダーをしています。三つ目は、サーバーサイドDiv.のユニットリーダー(以下、UL)です。
ULというのは、ディビジョンマネージャー(以下、DM)の下について、メンバーのサポートをしたり、技術的なサポートをしたりする仕事です。サーバーサイドエンジニアは全体の人数が多いので、ULという役職を設けて、全てのメンバーに適切なサポートが行き渡るようにしているんです。
――案件以外にも多くのことに取り組んでいるのですね!一番やりがいがある仕事はなんですか?
案件や採用活動ももちろんやりがいがありますが、一番はULの仕事です。
僕はもともと、困っている人がいたら一緒に解決するのが好きな性格です。特に僕は採用もやっているので、自分が採用した人は、同じ案件やチームでなくても気になるし、活躍している姿をみると、とても嬉しくなります。
僕がサポートすることで、その人がもっと働きやすくなったり、様々なことに挑戦してくれたりすると、僕のモチベーションも上がるし、彼らの成長を見ることが自分の成長にもつながると感じています。
――学校の先生になりたかったという渡邊さんの性格がよく出ていますね!ULというのは具体的にどのようなお仕事をしているのですか?
メンバーとの1on1mtgを通して、モチベーションや今抱えている悩み、最近起きたポジティブなエピソードなどを聞いています。基本的には、日常の課題や困っていることを一緒に解決するのが僕の役割です。
僕はこの活動が一番大切だと思っていて、案件以外のメンバー同士でも助け合える環境をつくることで、お互いに支え合えるように心がけてユニット運営をしています。
他には、ユニットを集めて勉強会を開催したりもします。一方的に教える勉強会もあれば、ディスカッションをする会を設けることもあります。その時々で必要な内容を取り上げ、メンバーがスキルや知識を向上させるためのサポートを行っています。
――渡邊さんは入社して1年ほどでULになったと伺いました。スピード昇進だと思いますが、どのようにしてULになったのでしょうか?
僕が入社した当初、DMやULにとてもお世話になったんです。
それにとても感謝しているので、今度は僕が少しでも他のメンバーのお手伝いができればと思い、積極的にディビジョン運営に参加していました。その結果、1年後にはULとして活動させてもらうことになりました。
お世話になった方々への感謝を、今度は自分が他の人に返していきたいんです。結果的に、ULになってよかったと本当に思っています。ディビジョンの運営に関わることで、他のDMやULと一緒に協力して、組織全体がより良くなる方法を考えることができるからです。
また、ULという肩書きがあることで、メンバーから頼ってもらいやすい環境が築けたと思います。他の人から頼ってもらえるのは、僕にとってはとても嬉しいことなんです。
――素敵な考え方ですね!採用活動で注意して見ている点はありますか?
僕が採用活動において一番注力しているのは、人柄です。
特にポテンシャル採用の場合、技術力や成長幅ももちろん重要ですが、協調性や積極性などの人間性が一番成長に関わってくると思っています。
協調性があり周りにたくさん質問できる人や、積極的にいろんな人から技術を吸収できる方は技術者としてもどんどん成長していくと思うので、最初から持っている技術的な差はあまり気になりません。
僕は面談や面接の中で、そういった人柄を見せて欲しいので、会話する中で素直にご自身のことを教えてもらえると一番嬉しいです。
挑戦できる環境と相互成長できるチームに導かれ、さらに向こうへ
――渡邊さんは仕事にも勉強にも真面目に取り組んでいる印象ですが、趣味や息抜きにしていることはありますか?
最近は身体を動かすことが好きで、ジムに行くことが息抜きになっています。週に2回から3回ほどは通っていますね。エンジニアの仕事はどうしてもデスクワークが多いので、意識して身体を動かすことはとても大事だと思います。
とはいっても、そのジムもアルサーガの仲良いメンバーで行っているので、コミュニティは固まっています(笑)。他にも趣味はありますが、割と会社の皆と共通の趣味が多いです。
僕、自分のことはなんでも素直に話すので、自然と共通の趣味がある友達が集まってくるんです(笑)。
――個人的に挑戦したいことなどはありますか?
海外に一人旅をしたいと思っています。海外への興味はずっとありました。大学時代に留学を決意する前からよく海外には行っていました。カメラを持ってゆっくり旅をするのが夢ですね。
――是非アルサーガでの海外ワーケーションの事例を作ってください!(笑)
アルサーガに在籍していて、魅力に感じる点はありますか?
個人的には、チームの存在が大きいです。僕のチームのメンバーは、モチベーションも技術力も高い人が多く、一緒に勉強しながら成長できるのはエンジニアとして最高にいい環境だと思います。
アルサーガの魅力的なポイントとしては、やはり一番は「人」です。
アルサーガのミッションが「人をつくる。」だということもあり、本当に人を大切にしている会社だなと感じています。これは、入社した当初から変わらない気持ちです。
他には、挑戦できる環境があるという点も魅力的です。僕の話だと、採用活動やULという役割がそうです。「興味あります!」「やりたいです!」と声をあげれば、誰にでもチャンスが与えられます。やりたい役割に対して力が足りていない場合でも、意欲があれば、周りがサポートしてくれる環境があります。
だからこそ、アルサーガにいる人はとにかくなんでもチャレンジしてみるのがいいんじゃないかなと思います。
――今後アルサーガで挑戦していきたいことはありますか?
挑戦できる環境、といいながら言うのもなんですが、現時点では特定の目標に向かって努力したいというよりも、むしろ日々の成長と周囲への貢献に重点を置いています。
これからも技術者として開発をずっと続けていくために、もっともっとスキルを向上させていきたいです。同時に、先輩や後輩のメンバーに対して、より役に立てるような存在になっていきたいです。
技術的な面はもちろんですが、コミュニケーションやチームワークを通じて、自分の得意なことや経験を活かして他のメンバーをサポートしていくことに努めていきます。
――今後アルサーガに入社したい人にメッセージをお願いします!
アルサーガには、新しい挑戦を追求する意欲や積極性を持つ方にとっては、チャレンジングで楽しい環境があります。たとえ経験年数が低かったとしても、先輩や他のメンバーからのサポートを受けながら自分の能力を試し、成長していくことができます。
繰り返しになりますが、本当に優しい先輩やいい人たちが溢れているので、楽しく一緒に仕事ができたら嬉しいです!
――ありがとうございました!
(取材・編集・文=広報室 渡邉)
おまけ:ハリウッドスターのインタビューを受けている気になっている渡邊さん