経理からエンジニア転身に挑戦。環境を活かした自分流のエンジニアの目指し方とは

社内転職でエンジニアに挑戦！「人をつくるアルサーガ。」連載第44回は、経理の志摩が登場！

新卒で大手コーヒー会社に就職し経理・人事として7年ほど従事。その後、アルサーガへ経理として入社し、キャリアを積む一方でエンジニアへの転身を目指していると言います。

なぜ、エンジニアに興味を持つようになったのか？　また、エンジニアを目指す上でアルサーガで働くメリットについて話を聞きました。

希望退職のピンチをチャンスに！

――前職では何をしていましたか？　転職したきっかけも教えてください。

新卒で大手コーヒー会社へ就職し、経理として7年ほど従事していました。ただ、最初の1年は会社の商品知識を深める研修の一環として、配達の仕事がメインでした。主に都内を担当していて、東京スカイツリーを中心に配達に行ってましたね。

その他にも喫茶店のおばちゃんと世間話をしながら営業するなど、最初は経理の仕事はほぼしていませんでしたが、それはそれで楽しかったです（笑）。

2年目以降は本格的に経理の仕事を任されたと同時に、人事のベテラン社員が定年退職されるタイミングで、人事部門にも抜擢してもらえました。

転職を考えたきっかけは、世間的にも多い理由になるかと思いますが、新型コロナの影響で会社が大打撃を受けてしまったことです。当時、多くの企業が行っていた希望退職の募集が前職でも行われることになりました。

ただ、僕は希望退職の募集が始まったことに対してマイナスの印象はなく「これはチャンスかもしれない」と思ったんです。

というのも、新型コロナ流行前に会社で導入していたRPA（ロボティック・プロセス・オートメーション）を通して、作業効率化の仕組み作りの楽しさを知り、IT業界で働くことに興味を持ち始めていました。

これまでは人事労務・経理と固い仕事ばかりしていたので、このようなソフトウェアを使用することは初めてだったこともあって新鮮で面白かったんですよね。

また、人事を経験した上で今後どの職種が伸びていくかも分かるようになり、一社だけでなくいろいろな会社で経験を積んでみたいと思うようにもなりました。今後のキャリアアップを考え、新型コロナの影響も後押しとなり転職を決意しました。

キャリアアップとエンジニア転身、二刀流の道を選択

――転職を機にエンジニアを目指すことにしたのですか？

この機会にプログラミングを学びたいと思い、プログラミングスクールへ通いました。ホームページのデザインから制作まで一通り学んだのですが、プログラミングは前職でよく使用していたエクセルでの作業と似ている点が多く、その面白さから本格的にハマっていきフロントエンドに興味を持つようになりました。

その後、エンジニアへの転職を考え何十社か面接したのですが、実務未経験という壁が大きく就活にかなり苦戦しました。。

スクール卒業後も勉強を続けていたこともあり、何回お祈りされようがエンジニアへの転職に燃えていましたが、転職エージェントに相談したところ、いきなりエンジニアを目指すのではなく、これまでの経験を活かしながらIT業界で働いてスキルを磨いていくのはどうかとアドバイスをもらいました。その選択も良いかもしれないと思い、それからIT企業で経理を募集しているところを探し、縁あってアルサーガに入社することとなりました。

――実際に入社してみていかがですか？

ゆくゆくはエンジニアを目指したいという思いで入社しましたが、今の経理の仕事にもやりがいを持って取り組めています。アルサーガは本社の東京以外に熊本支店もあり、現在は熊本支店の経理業務の中核を担っています。

熊本スタジオ：https://www.fvs-net.co.jp/

前職では会社の規模が大きかったこともあり、経理の業務は分業制で全体の一部の仕事しかできませんでした。熊本支店は本社と比べてまだ規模は小さいかもしれませんが、一つの支店の全ての業務を任せていただけるのは前職ではできなかった経験なので、経理としてのスキル向上もしていきたいと思っています。

その他にも、昨年末の熊本出張で熊本の皆さんと初めてオフラインでお会いしたのですが、皆さんとても優しくて協力的で温かったですね。仕事以外はノープランで行ってしまったのですが、皆さんのおすすめの飲食店やサウナなど色々教えていただき、半分は観光感覚でかなり充実した出張となりました（笑）。

オフィスも移転したばかりで綺麗でしたね。個人的にカメラが趣味なこともあって、社内に撮影スタジオがあるのはテンション上がりました（笑）。

――撮影スタジオ羨ましいですよね！　本社にもほしいです（笑）。

アルサーガの環境を活かした自分流のエンジニアの目指し方

――少し話は戻りますが、アルサーガに入社したことによってエンジニアを目指す上でメリットに感じることはありますか？

メリットに感じていることはたくさんありますね。まず、社内のLT（ライトニングトーク）イベントTOTには全て参加しています。まだまだ知識不足なこともあり、登壇内容によっては難しくて理解しきれないこともありますが、とても良い刺激をもらっています。

また、経理の用事で月に一度は社長室へ行くのですが、その度に泰明さん（社長）に技術のトレンドについて聞いたり、勉強のアドバイスをいただいたりしています！　それだけでもありがたいのに、翌月には「そろそろ飽きてない？（笑）」などと気にかけてもらい、苦戦していることを伝えると追加で具体的なアドバイスもしてくれるんです。

例えば、「iPhone 14 Proの紹介ページなんかは、サイトとして最高にイケてるから見てみて」など。月一で直接話せるという贅沢な立場があるとはいえ、メンバーの相談にも真摯に答えてくれる泰明さんの人柄にはいつも感謝しています。