普通の会社員だった自分が、なぜ「自分で稼ぐ」に執着したのか
地方の高卒として働き始め、転職を繰り返していた20代前半。
尊敬できる上司はいたが、「このまま自分はどこかの会社に収まるのか」「本当にやりたいことは何なのか」という違和感が消えなかった。
副業や小さなビジネスに手を出しては失敗し、夢ばかり追って中途半端な自分にも何度も向き合った。
その中で辿り着いたのが、「まずは1万円を生み出すことの重み」だった。
月商100万円という派手な言葉より、何もない自分が1万円を生み出すことの方が何倍も難しい。
労働を差し出す、サービスを売る、紹介料をもらう、私物を売る。
そんな一つひとつの行動が、今振り返ればビジネスの根本だった。
迷いながらも最後に残ったのは、
「やっぱり自分で起業して成功したい。家族を養えるなら何でもやる」
という覚悟だった。
経費0円から月商100万円へ。コンテンツビジネスで人生が変わった話
2008年〜2009年頃、コンテンツビジネスの可能性に気づいた。
手元にあるカメラで動画を撮り、販売を始めた。経費は0円。
すると、1週間で15万円、翌月には30万円、半年後には月商100万円に到達。
人との出会いも大きく変わり、「これは事業として伸ばせる」と確信した。
さらに、コンテンツビジネスの本質的な強さにも気づいた。
動画は著作権化され、ストックされる。
ストックされた動画をユーザーが探し、買いに来る。
つまり最初の資産を整え、導線を引けば、継続的に収益が生まれる構造になる。
この仕組みは、自分が現場を細かく動き続けなくても回る可能性を持っていた。
だからこそ、ただ稼ぐだけでなく、事業としてスケールさせたい と思うようになった。
売上は伸びても組織は壊れた。18年かけて辿り着いた会社の形
コンテンツビジネスで売上は作れた。
しかし、売上を作ることと、組織をスケールさせることは全く別だった。
最大6人規模、売上1億前後を行き来した時期を経て、会社は20名規模まで拡大。
それでも組織は崩壊した。
原因は、自走する力をつけた人たちのベクトルが、それぞれ自己利益に向かって分散したことだった。
離脱、独立、流出、対立。
この15年は、スクラップアンドビルドの繰り返しだった。
ただ、完全な0にはならなかった。
最後に残ったのは、
「自走して収益を生みながら、会社環境を残そうとするメンバー」
だった。
ここで確信した。
固定給で守られた人材ではなく、
自分で稼ぎ、なおかつ組織の土壌を守ろうとする人材こそが本当の財産 だと。
今、Ark-Designが目指しているのは、
ミニマムな体制で高い利益率を持ちながら、自走する人材を増やしてスケールする会社。
会社は、ただ食べていくために通う場所ではなく、
各々が稼ぎ続けるための拠点=キャンプのような場所 でありたい。
会社だけが勝つのではなく、個人も同時に勝つ。
そんな仕組みと環境を、本気で作ろうとしている。