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アラヤで働く④ 場所や身体の制限から解放された社会を実現したい!研究開発部 営業・事業開発担当!

今回は、愛媛からのフルリモート勤務!

研究開発部/Research DXの 営業・事業開発担当の道林さんにお話を伺って来ました!



アラヤ以前の経歴を簡単に教えてください。

大学・大学院では、「なぜヒトは腕や脳を切っても生えてこないのか?」の謎を探るため、両生類、特にカエルやイモリをターゲットとし、進化発生学や分子生物学の手法を用いて脊椎動物の再生能力の消失メカニズムを調べていました。子供の頃から身近にいたカエルに進化の謎が含まれていると知って、将来は絶対この研究をしよう!と思い進学し、無事目的の研究室に配属され当時描いていた研究に携わることは本当に心踊る経験でした。今もこの分野の研究には関心があり、日々新しい論文が出るのを楽しみにしています。

大学院卒業後は日用品メーカーにてOTC医薬品の開発、シーズ発掘、薬効薬理に携わったのち、AIを活用した新規事業の立ち上げなどを行っていました。並行して会社業務以外でも、オンラインイベント運営サポートや、クラフトビールの立ち上げサポートを行っていました。

携わった業界は多様ですが、一貫して0→1, 1→10に関わってきました。コロナなどで大幅に生活スタイルが変化したり、ChatGPTの登場など、劇的に時代が変わる時に色々なチャンスが生まれるので、そのタイミングではいつも何か始めたいな、作りたいなと感じてしまいます。


アラヤに入社した理由は?

社長の金井さんがPMを務めるムーンショット型研究開発事業 目標1が掲げる「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」を実現したいと感じたからです。
※参考(ムーンショット型研究開発事業):https://brains.link/

そう思うようになったきっかけは、私自身の悩みにあります。

当初は前職での研究職を継続予定でしたが、家庭の事情で遠方への転居の必要があり、研究職としてのキャリアを諦める必要が出てきたことが大きなきっかけです。なんとかならないものかと近い状況の方の話を聞いていく過程で、自分のように家庭の事情でキャリアを断念しなくてはならない方が想像以上に多くいることを実感しました。しかも、それは、結婚のみならず出産、介護など、人生の中で何回もくる、ということもわかりました。

土地や身体、時間の制限によりやりたいことを制限しなくてはならない状況をなんとか変えたいと思い、自身でも新規コミュニケーションデバイスや新規サービスを作れないかと検討していました。

このサービスの検討中にお声がけいただき、ムーンショット型研究開発事業の目標を見て、この会社に入ってチームとして、ビジョン達成をした方が自分が目指す世界を早く実現できると思い、入社しました。

また、32歳の年に転職活動をしていたのですが、面談時に金井さんに「もしかしたら産休を取るかもしれないのですが大丈夫ですか?中には気にされる企業さんもあるので、念の為お伝えできればと思いまして…」と聞いた時に、「そんな企業さんもあるの?!それを聞かせてしまう日本の文化が悪いよね」と即答いただいたのも、入社の決め手となりました。

実際にアラヤには小さいお子様を育てながら働いている方もいますし、フルリモート、フルフレックス制なので時間の調整がききやすく、思いっきり働きたいものの時間の調整は必要という子育て世代にも働きやすい環境ではないかなぁと思います。


現在の仕事内容を簡単に教えてください。

研究開発部にて脳神経科学をベースにしたニューロテック事業と研究を加速するReseach DXの事業の営業、事業開発を行っています。



現在の仕事のやりがいや魅力は?

アラヤでは企業様の新規事業や新規シーズ探索をご支援させていただくこともあり、ご担当者の方も「どうやって新しいことを会社や世の中に認めてもらうか」を悩んでいらっしゃることが多くあります。

大企業での新規事業やシーズアウトが非常に大変であることは身に染みておりますので、なんとかご担当者のやりたいことが実現できるよう決裁の文言を考え提案をさせていただいております。その暁に無事プロジェクト推進の承認が通り実際にご一緒できるようになった瞬間にやりがいを感じます。

また、アラヤには世界のトップクラスの研究者やエンジニアが集まっているため、「こんなことできるの?!」というアルゴリズムや研究成果が日々創出されています。その瞬間に立ち会えるのも大きな魅力です。一方で、「こんなことできるの?!」という驚くような研究成果であればあるほど、技術として実装できるレベルに昇華させるまで本当に長い時間がかかります。その間にどうやって事業として続けていくかを試行錯誤するのはやりがいしかありませんね…!


今後アラヤで挑戦してみたいことはありますか?

「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」するためのソリューションなり、サービスの事業化にぜひチャレンジしたいと思っています。一方で、この社会の実現のためにできることはソリューション開発のみではなく、さまざまな手段があり、すでに取り組んでいることもあります。

すでに取り組んでいることとして、例えば、会社の事業を安定化させてフルリモート/フルフレックスのポジションを増やすことがあります。

私自身もこの制度のおかげで自分がワクワクする仕事を続けていられるので、他の方にもチャンスを広げたいなと感じています。雇用を創出するには事業の安定化が必須なので、そのためにも、日々歯を食いしばって頑張っているところです。

もう一つがResearchDX(研究DX)で目指す、研究データへのアクセス方法を容易にすることや、解析の効率化を行うことです。

本事業の大きな目標はより新たな研究知見をより高速に出せるようにすることにあるのですが、個人的な裏テーマとして「研究に携わる人を身体、空間、時間の制約から解放する」という目標があります。

例えば、データを整理してオンラインでアクセスしやすく、記録も残しやすくするようなシステムの構築だったり、長時間張り付く必要がある解析をたった数クリックでできる「ARAYA Pipeline」などは、ご家族の事情で大学に長時間いられない方や、転居が必要な方でも研究を再開したり、継続しやすくするために役立つのではと感じています。

Research DXをとおして研究環境を整えることで面白い研究が増えると良いなと感じています。きちんと利益を生み出せたり、ファンド獲得ができたら、奨学金や研究費なども作ってみたいですね。


座右の銘は?

「熱願冷諦(ねつがんれいてい)」という言葉です。過去に新規事業に携わっている時に見つけた言葉です。

事業を行うにあたり、熱量は非常に重要ですが、市場の状況には逆らえません。「手法が悪いよね」ということもあります。そんな時は市場が変わるまで別の仕込みをしたり、今の方法を一旦捨てて、別のアプローチをやってみる。そのような姿勢が大切だなと思い、座右の銘になっています。


お仕事からは離れますが、趣味を教えてください!

ハイキングとRPG系のゲームと読書です。自分のペースで自然や物語の中に没入できる体験がリフレッシュにもぴったりです。

最近のハイキングでは、低登山だし人里に近いから大丈夫だろうと気を抜いて登っていたらうっかり母猪に威嚇され命の危険も感じました。どんな山でも気を抜いてはいけないことを実感できるのも、山の面白さですね。


一緒に働きたいと思う人はどんな人ですか?

とりあえずやってみて、走りながらより良い方向に改善しようというマインドを持っている方と一緒に働きたいです。0→1のフェーズのカオスな状況や試行錯誤が好きな方、今がぴったりのフェーズだと思います。ぜひ一緒に働きましょう!


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