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~続編~当社AIプロダクト「aiba」がフリーマガジン「馬旅2024年春号」に紹介されました。

当社AIプロダクト「aiba」がフリーマガジン「馬旅2024年春号」に紹介されました。
今回は、「誕生秘話~バージョンの完成とこれからの展望」の続編になります。

~馬事業界初のAIエッジカメラによる厩舎管理へ~

AIでの異状検知という技術面はクリアできる目処が立ち、具体的なプロダクトをどうするかの段階へ進みます。
異状を検知したらユーザーへ何をどう届けるのかが最後の開発ステップでした。

AIが異状を検知するとアラートを発信して伯舎モニターやスマホ、スマートウォッチでもわかるようにしました。
リアルタイムで誰が対応可能かをチャット形式で相談できるようにシステムを設計、対応した結果をボタンや自由テキストで共有できます。ドライブレコーダーのように異状を検知した前後の動画を見ることも可能です。
利用に大掛かりな設備は必要ありません。一般的な厩舎のサイズ感で馬とぶつかる心配のない高さなら電源さえあればAIエッジカメラは設置可能です。
お申し込みから設置までは約2カ月。私たちはただ売りたいだけではありません。事前に現地へ伺い、きちんと効果を出せるのか、安全に設置できるかなど確認をしてから設置へ進めます。
カメラが壊れた場合は追加料金なしで交換の対応が可能です。

~バージョンの完成とこれからの展望~

2023年11月にバージョン1がリリースされ、2024年夏までにはカメラレンズを増やして取得できる情報を増やしたバージョン2のリリースを目指しています。
その先のバージョン3では異状検知だけでなく馬のトータルコーディネートを目指しています。餌の量、運動量、伯舎内での行動などから馬の健康管理を行いたいという考えです。
私たちはただ利益を追求するのではなく、システムの設置後も伯舎へ訪問して様子を伺うような継続的な関係を築きたいと考えています。

馬の異状行動が実際にAIで検知できた時の感動は忘れられません。

開発のきっかけは馬のお世話で大変な子どもの助けになりたいということだったのが、本当にいいものをつくりたいというエンジニア魂に火がつきプロジェクトチームが発足、たくさんの方々からニーズを伺って将来的にはアニマルウェルフェアへも繋がるプロダクトを産んだのです。
AIは医師ではないので診断することはできません。しかし、異状検知から疝痛を早期発見して治療することができれば、今まで助けられなかった命を助けられる可能性があります。今後はさらに精度の高いサービスにより馬事業界の発展に貢献していきたいです。


「aiba」開発メンバーの皆さん


■ aiba公式ホームページこちら → https://aiba.solution.apprhythm.ai/



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