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12億の資金調達を成功させた、財務経理マネージャーが目指す「これからの財務・経理チーム」とは?


こんにちは!アペルザのコミュニティマネージャーをしています、松本(社内での呼び名は「まつも」)です。

※アペルザがはじめまして!な方へ。

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アペルザのチームを紹介する記事シリーズ。今日は経理チームを紹介します。

2019年5月にアペルザに入社した、財務経理マネージャーの太田さんに話を聞いてきました!

まつも:太田さん、今日はよろしくお願いします!まずは太田さんのこれまでの経歴を教えて下さい。

こちらこそ、よろしくお願いします!
私は上場企業のIR業務を皮切りに、インターネット/IT業界のスタートアップ企業複数社でコーポレート部門を担当してきました。具体的な領域を挙げると、コーポレート部門の立ち上げや、上場準備、予実管理等の管理会計、KPI分析などが中心です。

ーーいつもニコニコ笑顔が素敵な太田さん。さっそく質問をぶつけてみました。

事業の拡大に貢献できる財務経理チームでありたい

まつも:太田さんは2019年5月に入社されましたが、そのときはアペルザが資金調達をしている最中だったと思います。率・直・に、入社当時の印象はいかがでしたか?

  ▼参考:アペルザは総額約12億円の資金調達(創業3年で累計23億円超)を発表しました
  https://www.aperza.com/corp/20190731

率直に、ですね?(確認する太田さん)私が入社したときは、サービスの方向性や課金方法から社内での業務フロー、管理ツールなど、あらゆる箇所にこれまでの試行錯誤の爪痕が残っていて想像以上にカオスな状況でした(笑)
ただ、立ち上げ期のスタートアップはたくさんの試行錯誤をするものです。自分自身もいくつかの会社の経験がありましたし、覚悟を決めてきたので驚きはなかったですね。常により良いものを求め、様々な試みをして今の状態になっているのだとすぐに納得し業務に入りました。
資金調達を完了した今は残っていたカオスを整理し、仕組み化を推進しているところです。


まつも:入社後すぐに調達関連の業務を猛スピードで進めているのを、同じチームの席から拝見しておりました……大変おつかれさまでした!では、これからの課題は「業務の整備と仕組み化」、ですか?

そうですね。これから事業のアクセルを踏んでいこうという時に、経理を含む社内業務が回らずボトルネックになることは避けなければいけません。
今取り組んでいるのは、月次決算の早期化です。ただただ効率化して早く、という方向性ではなく、事業の状況を把握するためにはどういう切り口で決算数値を分解する必要があるのか、そのためにはどこからデータを持ってきてどのように会計ソフトに入力をするのか、などを考えながら業務の設計を行い、さらにそれをシステム化することで効率化を図っています。


まつも:なるほど!経理をどんどん効率化させているのですね!

ただし、月次決算の早期化(=効率化)は「事業に貢献する財務経理」という大きな目標の一部に過ぎません。
事業を拡大させるためには素早い意思決定とその結果検証を高速で行うことが必要ですが、そのためには今の事業の状況が見通せるデータ(数字)が、正確かつ迅速に提供されることが大前提となります。
決算早期化はアペルザの成長のための必須条件ですね。
経理=決算を締めるのが仕事、と考える方も多いかと思いますが、最近は優秀な会計ソフトを導入すれば、経理の知識がなくてもある程度決算ができてしまいます。AIやロボットによる自動化も加速する中、単に仕訳伝票を入力して決算を締めるだけの仕事は価値を失っていきます。
経営と2人3脚で並走する意識を持って、事業の成長や、反対にリスクをいち早く察知し提言できることこそ、これからの経理に求められていくと考えています。


資金調達を終えて、これからの経理チームの課題

まつも:一般的に経理やバックオフィスには「攻め」より「守り」のイメージがありますが、アペルザの経理チームは新しい手法の導入や目標の設定もアグレッシブな印象があります。あと、メンバーが営業を経験していて、やたら営業さんの業務内容に詳しかったり……

もう一人の経理メンバーの高木さんのことですね。(笑)どの部署もそうだと思いますが、自分たちで完結する業務のほうが少ないので、他部署のメンバーとの関係も風通しの良いものでありたいと思っています。
もちろん経理は守りの重要ポジションではありますが、会社自体がどんどん変わっているので、良い意味で変化することに躊躇はないですよね。


まつも:ちょっと話題を変えて、将来上場も見据えていますが、どういうことに取り組んでいくかも教えてもらえますか?

先ほどお話ししたように今集中しているのは事業拡大のための経理体制の構築ですが、上場ということを考えると内部統制などはまだまだこれからですね。上場後は外部の投資家が当社の発表した決算数値を投資判断の材料とするわけですから、スピードはもちろんですが、その数値の正確性、妥当性が強く求められます。そのために社内の業務フローがどうあるべきか、どこで誰のチェックが入るべきか、などを作り上げていく必要があります。
業務の再設計の中でそのあたりも意識していますがまだまだ手を入れなければいけない部分はたくさんあります。

未来の仲間に求めるものは、知識ではなく柔軟性や積極性

まつも:最後にもう一つ教えてください。いま、経理チームは採用も実施していますよね。アペルザの財務経理をどんなチームにしていきたいですか?

先程も話しましたが、安定的に見える財務・経理の仕事も今大きな過渡期にあると考えています。AIやロボットによる業務自動化が急速に広がる中、どのように価値を生み出していくか。
まずは財務経理の存在意義を「決算を締めること」から「事業に貢献すること」へと転換すること、そしてそのために業務のシステム化、標準化を通して必要な情報を必要なタイミングで得られるように仕組みを構築することが求められています。
以上のことをパワフルに進めていくためにも、経理のチーム自体も人数を増やして強くてしなやかなチームにしていきたいと思っています。
「しなやか」という表現を具体的にすると、自分たちの仕事を自分たちで変えながら進化していくチームですね。「簿記」「会計」の知識をもって与えられた業務をこなすだけではなく、「業務全体を俯瞰するスキル」や、システム化を推進するための「ITスキル」なども駆使していくイメージを持っています。
チームのメンバーはまさに今募集中ですが、経験や知識はそこまで重視していません。
これまでのやり方にとらわれず柔軟に発想できる力、自分で考えて自分で動ける力を持っているかが重要だと思います。

そういった仲間たちと協力しながら、会社の情報が一番集まる財務経理チームだからこそできる事業貢献を追求していきたいですね。

ーー最後はチームのメンバーと。

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