こんにちは!アンドゲートの藤原です!
今日の内容はアンドゲートにとって重要な概念である「メソドロジーファーム」についてです。
この「メソドロジーファーム」について、実は5年前に弊社代表の田村がFASTGROWさんより記事を出しており、当時語られたものは5年経った今でも根幹思想は変わっておらず、むしろこの考えが再燃しているような状況になっています。
ちなみに「メソドロジーファーム」とGoogle検索するとこんな感じに出ます!
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AIにも綺麗にまとめてもらっておりますが、今回はこの場を借りて、改めて田村さんからメソドロジーファームの説明をいただきましたので、書き記したいと思います!
「メソドロジーファーム」とは何なのか?
前提としてはまず「システム"ズ"エンジニアリング」という、ありとあらゆる問題解決を行うための考え方があります。(実は論文も存在し、学術的にも証明されている概念です。)アンドゲートでは、その考え方をベースにして「メソドロジーファーム」活動しています。
「メソドロジー」= 方法論とは、知識ではなく方法の観点から事業を推進していきます。混沌としているものを整理する力だけでなく、凝り固まったものを打ち壊して新たな発想を得たりと様々な場所で利用できます。
例えば、ID基盤開発プロジェクトがあったとしましょう。事業会社から見れば「ID基盤開発」は一度きりのことですが、開発会社からすると何度目かの「ID基盤開発」となります。通常、過去の実績である「知識」を元にプロジェクトが進行していきます。
しかし、プロジェクトとは「独自性」と「有期性」があり(PMBOKより) 全く同じプロジェクトというものは存在せず、過去の「知識」だけでは十分なプロジェクト推進は実現しないという現実があります。
プロジェクト推進に活用できるようにするためには「知識」を「方法」に変換することと、その「方法」を固有のプロジェクトに合わせてテーラリングする力が必要です。ID基盤開発プロジェクトが終わった後は、システムとプロジェクト運営の資産(=知識)が蓄積されます。
その知識を方法へと変換し、その方法を中心にプロジェクト推進することを「方法論」と呼び、具体的な方法論の手法としては、冒頭に述べた「システムズエンジニアリング」が用いられています。
その方法論をビジネスに応用する集団・会社を「メソドロジーファーム」と呼んでいます。
「メソドロジーファーム」に込める代表田村の思い
「メソドロジーファーム」の野望は、この世のすべてのプロジェクトの知識を方法論化し、必要なプロジェクトに再分配することです。正直なところ、世のプロジェクトでは「無駄なことをしすぎている」と感じています。
段取りが整備されていないことで次のステップがわからず、迷いが生じることや作る必要のないものを作る「車輪の再発明」によって人類の時間を浪費していると言えないでしょうか?目の前の仕事で迷いがある場合「今までの人類で誰もやったことがないのか?」と問いかけてみてください。
99%以上の確率で「誰かが解決したことのある課題」ではないでしょうか?
しかし、悪いのは知識を知識のまま扱うことにより、機密性や情報量の観点から流通しにくい社会構造にあります。
近年、日本の生産年齢人口は減少の一途を辿り、人口減少を前提とした企業運営をせざるを得ない状況です。
人の数に頼らない事業を生み出すことにより、人の時間を確保し、より豊かでゆとりのある企業運営を展開することが重要となっています。
今後の経済社会を生き残り、変化を与えていくのは「人と機械の共存(DXの推進)を選択した者」であると強く感じています。
デジタル産業の普及、サービスの多様化、求められる要求はより高度化していくのは言うまでもありません。
知識を方法に変換し、その方法を誰しもが使うことができれば、人は無駄な仕事をする必要がなくなり、もっと違うことに時間を使うことができる。ITプロジェクトを「方法」で「推進」することは、日本(人類)を救うことにつながるのです。
アンドゲートの目指す世界
アンドゲートでは方法論の力をITプロジェクトの推進に応用し、プロジェクトマネジメントの再定義を行うよう根付かせていき、問題解決をする"方法"のシンクタンクとなりたいと考えています。
現状のビジネスシーンを一言で表現すれば、「社会の変化が早くなり、複雑性が急速に高まったことにより、物事を整理しなければいけない必要性が格段と上がった」。私はそう捉えています。
そして、「その整理こそが事業が解くべきイシューの起点となるのに、その整理のスキルを持つ人間が世の中にあまりいない」あるいは「知識だけはあるが具体の方法論に落とし込むことができていない」など、こういった状況こそが、「メソドロジーファーム」の必要性、そして我々アンドゲートのチャンスが急拡大している理由なのだと考えています。
「結果が全て」であるビジネスにおいて、過程を解明し再現する方法論として、メソドロジーファームを アンドゲートの根底の置きつつ、今後さらにこの概念を世に広めていきたいと考えています。
そして今回述べた「メソドロジーファーム」という方法論がまさにこの難解な時代の解決策になります。
「人と機械の共存」を実現し、人々や社会が健全な欲求の階段を駆けあがることができるよう
「個人」→「組織」→「業界」→「日本」→「世界」の順番に「人らしく働く社会」を目指します。
「仕事をなくす仕事で、未来を段取る。」アンドゲートのパーパスであり、未来への約束です。
いかがでしたでしょうか!?
今回は改めて「メソドロジーファームとはなんぞや?」を田村さんから入魂いただきました。また、メソドロジーファームから見えてくる今後のアンドゲートの目指す世界も合わせてお話しいただき、セットで見ると、より合点がいく内容だったかと思います。
今後もアンドゲートの根本思想や、企業の思いと現在地など組織のファクターに迫る内容もこのストーリーにUPしていけたらと思います!
それでは、次回の記事もお楽しみに!!
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