学生の頃よりバンド活動をしていました。大学卒業時にみんなと同じように就職活動をしていましたが、全力で音楽活動をしたいと思い、内定を頂いた会社にお断りを入れて音楽の道1本で進んでいこうと決めました、と話してくれた境 慧。
バンドマンから一転してデザイナーを志した経緯、IoT体験型宿泊施設のブランドデザイナーとして大切にしていることや今後のビジョンなどを語ってもらいました。
境慧プロフィール
大学卒業後、内定を辞退して音楽の道へ。
28歳で音楽活動を辞め、デザイナーに転身。
30歳社会人デビュー。2017年よりand factoryのブランドデザイナーとして活躍。
プロを目指して活動していたバンドマン時代
大学を卒業してからは、アルバイトをしながらバンドマンとして活動していました。楽曲制作をしたり、他のバンドとは違うというところを位置づけるためにも、ホームページ、フライヤー、そしてCDジャケットなどのアートワークは全て自分たちで制作もしていました。Webもデザインの制作も全くの初心者ではありましたが、オリジナルを追求するためにも徐々にやりながら学んでいきました。
28歳、デザイナーへ転身
夢を叶えるべくして活動していたバンドが28歳の時に解散となりました。そんな時、バンド活動の一環としてアートワークを手がけていたので、磨いたらデザイナーになれるのではと思い、デザインの勉強を本格的に始めました。人と協力し、発想をし、手を動かし、検証、そして完成させるというプロセスは、デザイナーと曲作りでとても似ていると思いました。2年間ほどは、知人の紹介で色々なデザイン制作をして、自身のポートフォリオに載せるための実績作りに努めました。その実績を元に遅ばせながら30歳で社会人として働き始めました。
and factoryに入社するまでの経緯
30歳でデザイナーとして働き始めてから、健康食品系の会社→自社メディア会社と経験を積みました。もっといろんなことにチャレンジし成長したいと転職を考えていた際に、Wantedlyでスカウトのメールをもらいました。前職から場所も近かったこともあり、とりあえず遊びに行ってみようという気軽な気持ちで会社訪問をしました。僕のどんな質問に対しても真摯に答えてくれたところに誠実さを感じましたし今後の事業展開について聞いて「おもしろそう!」と直感で感じました。事業部のメンバー同士の仲も良く同じチームとして働きたいなと思いました。後日、会社の懇親会にも呼んでもらった際も、社員同士がとても楽しそうにしているところを見て雰囲気が良いなと好印象を持ちました。
ブランドデザイナーとして心がけていること
今は主に『&AND HOSTEL』のブランドデザイナーを担当してます。&AND HOSTEL(アンドホステル)は、近未来のIoT空間が楽しめる体験型ホステルで、現在は全国に5店舗を構えています。
ブランドデザイナーとして、作業ごとの分業ではなくWEB制作やパンフレット、店舗のロゴや館内のサインなど、ホステルに関わる全てのデザインに携わっています。大変だと思うこともありますが、自分のリミットを決められずに働けることはとても楽しいと感じています。
目的、どのような人に届けたいのか、デザインの方向性についてチームでディスカッションし、目指すイメージを擦り合わせて作業を進めています。僕自身は決められたことだけをするというよりは、全体を把握しながら方向性を決めるにあたってもどんどん意見を出していきたいというタイプなので、いまの働き方はとてもやりがいがあると感じています。自分の手がけたものが出来上がった時はやはりとても嬉しいです!
&AND HOSTELを一流のブランドにしたい!
人々の生活を変えるようなサービスを手がけたいという思いを持っています。&AND HOSTELという場所を通して、世界中の人が出会い、笑顔になり、新たな世界に触れる体験ができる場所にしたいです。一流のブランドにしたいです。「一流」の定義は難しいですが、単にラグジュアリーということではなく、細部にこだわってデザインをやりぬくことで、僕たちが考える世界観や思想が楽しんでもらえるということかなと思っています。宿泊施設に求めることや快適性って人によって違うと思いますし、多様化していると思います。&AND HOSTELで過ごしていただく方々の体験自体もデザインできるのが理想ですね。
自分にしかできないことや、今できる最上限のクオリティを発揮することで、仕事として成果を納めるということを大切に仕事をしています。and factoryのコアバリューの1つである QUALITY(妥協しない)を常に意識しています。
▼▼境が手がけた「&AND HOSTEL」のホームページ▼▼
https://andhostel.jp/akihabara/
https://andhostel.jp/kanda/
『協力・競争・気合い』
まずはしっかりと自分を持って仕事に取り組み、こだわりをもって品質が高いものを作ろう、ということを心がけています。
僕自身 『協力・競争・気合い』という考えを常に持っています。困った時は協力し合い、周りに刺激を受け与えながら成長し、しっかりと最後までやりきる気合いという意味です。その上で、伝えたいメッセージをデザインとして最適な形にし、ユーザーに届けたいと思っています。
and factoryにこれから入ってくる方へのメッセージ
それぞれの分野のプロが集まり、猛スピードで事業を推し進める力強さを持っている会社だと思います。各ジャンルの優れたデザイナーやエンジニアから刺激をもらえたり、人間味溢れる社員がとても魅力だと感じます。一緒にクールなプロダクトを作りましょう!
and factory株式会社では一緒に働いてくれる仲間を募集しています!
and factory株式会社's job postings