オルトプラスの働き方、人事制度、社内の様子などをご紹介する人事コラム”働き方プラス”。第一弾はwithコロナのオルトプラスの取り組み、第二弾は、オルトプラスの福利厚生の中でもユニークな制度、社内仮想通貨JOYについてご紹介しました。
第三弾となる今回は、意外と知られていない従業員持株会についてお話します。
従業員持株会とは?
従業員持株会とは従業員持株制度により自社の株式を従業員が取得できる組合のことです。(役員は加入できません)
持株会は従業員の給与から一定の金額を天引きして集めた資金で自社株を共同で購入するものです。従業員は少額の資金で投資ができ、企業によっては拠出額に応じて配当金を得たり、株主優待を受けることができることもあります。(※オルトプラスの従業員持株会は配当金や株主優待はありません)
オルトプラスの従業員持株会はお得?
オルトプラスの従業員持株会は、入社年数に関係なく、1口1,000円 から上限30口30,000円まで加入が可能です。さらに、会社からの奨励金が2割も出るのでお得に購入ができます。
奨励金とは、購入資金である拠出金に会社が20%上乗せ(補助)するものです。ちなみに平均的な他社の奨励金は5〜10%程度なので、オルトプラスの持株会はお得と言えるかもしれません。
従業員持株会は、申し込みのあった翌月の給与から毎月申し込みの口数分を拠出し、購入資金に充当します。給与から天引きされるので貯金が苦手な方にもおすすめです。
例えば10口申し込みをしていた場合、毎月10,000円+奨励金2,000円=12,000円分の株式を購入し続けることになり、1年間に120,000円の投資で、144,400円分の株式を購入できることになります。
従業員持株を購入するメリット&注意点
従業員持株を購入するメリットと注意点をみていきましょう。
メリットとしては、会社からの2割の奨励金が支給されるため、通常に購入するよりリスクが低くお得に購入ができる点です。また、毎月自動で拠出されるため資金形成が楽にできる点もメリットと言えるでしょう。
さらに、株式は通常100株単位での取引に統一されていますが、従業員持株会であれば1株から購入が可能なので最低売買単位を気にしなくて良いのも魅力です。
一方で株式の売買になりますので注意点もあります。
株式は通常安い時に買って、価値が高くなったときに売ります。しかし従業員持株会の場合毎月給与から差し引かれ、株式の購入へと回るため、株価が高いときでも自動的に購入されます。
また、従業員持株会で購入した株式は、必要な際に自由に引き出せるものではありません。自社株式の売買期間のみ事前に申請の上、売却することができます。売却期間が制限されているためすぐ現金化できない上に売却価額もいくらになるかわからないため、注意が必要です。(株はさまざまな要因で株価が上昇したり下落したりする可能性があるため、株価の変動リスクがあります)
また、株式を売却するには100株に達してないと売却ができないため、そちらも注意が必要です。
うまく利用して資産運用に役立てよう
とはいえ、従業員持株会は通常の株式投資よりもリスクが低いため、うまく利用すればよい資産運用になります。(余剰資金で長期の資金の積み立てとして利用するのがおすすめ)
また、自社株を購入することで会社経営・事業が「自分ごと」として捉えられ、働くモチベーションにもつながります。
みなさんも自社の持株会への加入を検討してみてはいかがでしょうか。
ではでは〜