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【社長インタビュー #2】「すげぇ!面白い!」の感動が僕をITの世界に向かわせた

代表取締役 小島淳

倉庫バイトで初めて触れた効率化の武器

高校から続けてきたバンド活動を解散した後、僕は倉庫でアルバイトを始めていました。不景気で社員がどんどん切られていき、代わりに入ってくる未経験アルバイトたちの教育に忙殺されるようになります。そこで初めてパソコンを使って棚卸し作業を効率化できないか考えました。ちょうどWindows95が出始めた時です。まだエクセルはなく、LOTUSというアプリケーションを使っていました。業務が一気に効率化され楽になっていく過程が、もうめちゃくちゃ面白くて。これがきっかけでプログラミングに興味を持つようになりました。バンド活動でもパソコンで作曲したり、HPを作ったりしていたので、もしかして自分はIT業界に合うかもと、薄っすら感じて。本格的なキャリアイメージを描けたわけではありませんが、まあやってみようの気持ちでIT業界に飛び込んだのです。

ただ、不景気であることに変わりはなく、就職先を選べる状況でもなかったです。2、3社回ったところで運良く東京の会社に拾って頂きました。お金はどうでもいいから、とにかく入社して早く仕事がしたかったですね。

クラウドで味わった衝撃の原体験

これもIT業界あるあるですが、入社後いきなり製造系の会社に飛ばされ常駐させられます。主な仕事は大型汎用機のオペレーション改善。決して楽な仕事ではなかったのですが、おかげでプログラミングをガッツリ勉強できました。言語としてCOBOL、C 、アッセンブリと一通り触りましたね。5年ほど働いて、少し飽きてきたところもあったので、出向先の会社に誘われる形で転職しました。2社目ではプロジェクトマネージャーとして金融機関のシステムのインテグレーションやLinux移行などに携わりました。

どの業界にも天才はいるもので、自分よりも数段凄い技術者たちを見てきて、なんとなく自分にはプログラマー適性がないように思えました。でもインフラ系の仕事に惹かれていたので、もう一度転職することにしました。転職先は上場を目指す創業5年目のベンチャーでした。メインの事業はホスティングと言われるサーバーレンタルです。

ホスティングの仕事で衝撃を受けたサービスがAmazonのAWSでした。本屋なのに、インターネットを通じてクラウドサーバーを提供する仕組みを持っている会社だと聞いた時はショックでしたね。今までのホスティングって、お客様が注文してからサーバーが手元に届くのに早くて2週間、そこから構築するのに更に2週間、前後合わせて1ヶ月という長い期間が必要でした。僕らもオペレーションの簡略化など、色々試してみたものの焼け石に水、ニーズの発見から対応までのタイムラグを圧倒的に縮めることは難しいという結論でした。でもAWSだとものの数分でサーバーが立ち上がる。「これすげぇな!」と。クラウドのポテンシャルに初めて触れた瞬間でした。(#3へつづく)

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