こんにちは!株式会社ネットフロンティア 採用担当です。
コロナウィルスの流行により、当社ではリモートワークの導入とともに、4月14日に「給与全額保証」を決定しました。これは、在宅保育の影響で規定の勤務時間に達しない場合でも、給与を全額保証するものです。今回はWEB座談会として、働くママ3人に「給与全額保証」の内容や、在宅勤務と子育てを両立するうえでの工夫などをオンラインで聞きました。
●座談会メンバー
A :クリエイティブ部 クリエイティブグループ所属
主にチャットボット広告「Penglue(ペングル)」のシナリオやバナーなどの制作を担当。
3歳男の子のママ。
B:ストラテジックプランニング部所属
案件の入稿、各種レポートの作成を担当。
1歳の男の子のママ。
C:コンサルティング所属
数字の取りまとめや会議資料の作成、コンサルティング部の業務フローの改善に取り組む。
2歳の女の子のママ。
子どもの生活習慣を維持しながら、業務時間を確保。チームメンバーによるフォロー体制がうれしい。
——緊急事態宣言の発令により、通常とは大きく異なる生活や働き方を余儀なくされる毎日が続いています。皆さんも保育園の休園や登園の自粛要請などで、在宅保育と業務を両立する大変な状況にあるかと思いますが、日々どのようなスケジュールで動いているのでしょうか。
A:私は就業時間である9時半から業務を開始するようにしています。うちは子どもが3歳の男の子なので、もう元気が良すぎて(笑)。皆さんどうしているんだろう……という感じです。ちなみに今はお昼寝をしているのでちょっと大人しいのですが、不測の事態が起きることもあり、さらに「お腹空いた!」も1日に5回くらい言われるので、仕事に集中するのはなかなか難しいですね。夫も一部在宅勤務となっているので、公園に連れて行ってもらったりして、その時間に集中して仕事しています。幸いなことに部署のメンバーがすごく気を遣ってくれて、仕事を分担してくれているのが非常に助かっています。
B:私は毎日6時に起きて子どもと朝食を取ったあと、その日1日分の食事を作っておくようにしています。同じく在宅勤務中の夫と協力しながら交互に面倒を見て、17時頃に仕事を終えてから子どもと散歩に出かけるのが日課です。17時以降に作業が発生するときは同じチームのメンバーがフォローしてくれる体制になっているので、とても助かっています。
C:メリハリをつけるために、毎日同じ時間に始業・就業するようにしています。三食やおやつの時間に子どもと向き合い、合間に家事も片付け、時に子どもに邪魔されたりしつつ(笑)、業務に励んでいます。MTGなどに参加しながら、チャットで上長や同僚とコミュニケーションを取っています。勤務時間は、合間に子どもの世話などで中抜けする可能性があるので、余力を持って長めに設定しています。
——在宅勤務と育児を両立するうえで、工夫している点はありますか。
B:1日をスムーズに過ごすために、子どもに保育園と同じ生活習慣を維持させるようにしています。そのリズムがしっかりしていると、私の仕事も順調に行くからです。また、仕事で何かあった際には、Slackでメンバーや上長にすぐ連絡するようにしています。チームメンバーはみんなレスポンスが早く、ストレスや作業詰まりがないのが助かります。
A:Bさんと同じですが、まず子どもにうまく対応することが大切なので、公園で運動させたり、玩具を買ったりして工夫しています。業務に関しては、集中して座っていられる時間が短くなってしまう現実があるので、合間でSlackを逐次確認しながら、自分宛以外の連絡もチェックして、隙間時間で全体の状況を把握するよう努めています。
C:冒頭にお話したように開始や終了時間を不規則にせず、設定した勤務時間を有効に使うように心がけています。子どもが起きてくるまでの時間が一番集中できるので、優先順位の高い業務はその時間に行うなどの工夫をしています。
「育児をしながらの在宅勤務は難しい」と、しっかり理解してくれたことへの信頼感。社員を大切にする会社だと改めて感じた。
——4月14日、当社では「給与全額保証」の対応をすることを発表しました。これは、在宅保育の影響で勤務時間が規定に達しないメンバーにも、給与が全額保証されるというもの。有休の取得や振替勤務は基本的に不要です。この会社の対応について、率直な感想を教えてください。また、発表される前後で心理的負担は変わりましたか。
C:コロナウィルス流行の影響で、私の子どもが通っている保育園も登園自粛となっています。他のママたちの話を聞いても非常に困っている人が多いなかで、このような対応をしてくれたことに本当に感謝しています。社員を大切にする会社だと改めて感じました。
B:本当に助かっています。発表前には夫と「どちらが休業しようか……」と話し合ったりもしていました。どんな方法を取ったとしても周囲のメンバーに迷惑をかけてしまう……と悩んでいたのですが、この対応の発表で気持ちがすごく楽になりました。周りのメンバーがこちらの都合に合わせてくれるのもありがたいです。
A:そうですね。また現実的にこうした制度が実施できるのは、しっかりとした経営母体があるからこそ、というのも今回痛感しました。いわゆる“その日暮らし”では、決してできない決断だと思うんですよね。勤務時間が減った分、深夜や早朝にカバーしなくてはと思っていたのですが、その必要がない旨についても発表があったことで、心理的負担が大きく減りました。
——在宅勤務と育児を両立するうえで、これ以外の面で助かっていると感じる点や、今後に向けた改善の要望はありますか。
A:これは経営陣にも小さな子どもがいることが大きいと思うのですが、今回の内容はもちろん、現状への理解や共感がありがたいですね。この対応の実施にあたり、経営陣から「育児をしながらの在宅勤務は非常に難しい」と背景についてのしっかりした説明がありました。他のメンバーが不公平感を抱かないようにすると同時に、これらが適用されるメンバーがプレッシャーを受けないようにとの配慮を感じました。
C:子どもに邪魔されてしまい、現実的にいつもより時間がかかったり、目標に対して進捗が遅れたりすることに今でも申し訳なく思っています。でも、それを受け入れてもらえる環境があることが何よりもありがたいですね。今のところ、これ以上会社に求めることは全くなく、充分な対応をしてもらっているなと感じています。
——最後に、ネットフロンティアの魅力はどんなところだと思いますか。
C:当社の良いところは、やはり一社員の声が経営陣にしっかりと届く点だと思います。大きな会社だと、なかなかひとり一人の声が届くのは難しいものですが、当社はそういったところに強みがあると感じます。
A:そうですね。私は、お互いへのフォローが自然にできる当社の雰囲気が好きです。今回の状況も含めて、誰かが大変そうだったら「代わりにやるよ!」と気軽に言い合える社風が魅力だと思います。
B:私にとって、当社のメンバーは家族のような存在です。みんな親切ですし、何でもしっかり意見を言い合える関係性が素敵だなと思っています。今のところ、在宅勤務が続きますが、また対面で仕事ができる日まで、育児と両立しながらしっかり業務に打ち込みたいと思います。
ありがとうございました!
株式会社ネットフロンティアでは、今後も個々のメンバーがより良いパフォーマンスを最大限に発揮していけるような環境・制度づくりに励んでいきます。