Airitech (エアリテック)社員にスポットライトを当てることで、Airitech の社風を明らかにしていくインタビューシリーズ。
今回は、DXサービス推進2のメンバーであるカイザー(Khine Zar)さんに、これまでの経歴やAiritechに入社してどんなことに取り組んでいるのか、インタビューしてみました。
カイザーさん、本日はよろしくお願いします。
ワークフロー自動化のサポートが楽しい
今、Airitechでどのようなお仕事に取り組んでいらっしゃいますか
お客様のワークフローを自動化するプロジェクトのサポートをしています。
具体的には、セキュリティログを分析して、アラートを送るシステムの開発、バックエンドのAPIの開発もしています。
また、Airitechの社内で、2021年2月からビッグデータとAIラボの勉強会を始めました。
今のお仕事のやりがいは何ですか
お客様のワークフローを自動化するプロジェクトのサポートにやりがいを感じています。
私たちのチームは、お客様の手動タスクを減らすことをミッションにしています。お客様のタスクを自動化したり、自動化されたフローがきちんと行われているかどうかを監視しています。
お客様のタスクのほとんどが自動化されていて、セキュリティの状態も自動分析されるので、たいていのタスクはスムーズに完了します。
また、問題が発生したときには、新しいアプローチも提案しています。
以前はどのようなお仕事をされていましたか
Airitechで働く前は、ミャンマーの日系企業のエンジニアリングマネージャーをしていました。
具体的には、Eコマースサイトの開発、サーバーのセットアップ、Webサイトの本番開発へのリリースなどを行っていました。また、スタッフの管理業務も行っていました。
入社の決め手は「エンジニアの成長を継続的にサポートする環境」
Airitechに入社して3年目ですが、入社を決めたのはどういった理由からですか
Airitechを選んだ理由は、従業員へのサポートが手厚く、エンジニアの継続的な学習サポートを行っているからです。
私は、日本の長岡技術科学大学に留学していたのですが、Airitechで働いている友人の一人が、卒業後にAiritechで働かないかと勧めてくれました。
このとき、私はプライベートな理由でミャンマーに帰国しなければなりませんでした。
1年後、AiritechのWeb開発コンサルグループのリーダーである中川さんがミャンマーを訪れ、Airitechで働いているミャンマー人の友人の結婚式に出席したときに、中川さんと再会しました。
中川さんは、Airitechがどのような業務を行っているのか、Airitechの使命、自社開発製品について、詳しく説明してくれました。
中川さんの話を聞いて、いろいろ共感するところがあったので、日本に戻ってAiritechで働くことにしました。
Airitechに入ってよかったと思うことはどういうところですか
ビッグデータ・AI活用支援グループのリーダーである川上さん(インタビュー記事もご覧ください)が、いろいろサポートしてくれるところです。
初めての海外勤務だったので、とても緊張していましたが、川上さんがとても協力的で、プレッシャーをかけずに、仕事を教えてくれました。
それが、私が働きやすいと感じている理由です。
Airitechに入って身についたスキルは何ですか
Airitechに入社して半年で、さまざまなイベントに参加したり、主催したりすることができました。
普段、私はイベントに参加したり、人前で講演したりするのは苦手な方なのですが、Airitechに入社してからは、在日ミャンマー人のエンジニアと交流して意見交換をする「TMME (TECH Meetup For MM Engineers In JP)」を定期的に開催したり、社長の山﨑さんのサポートのおかげで、Elasticの開催するイベント「Elastic ONTour」などに参加することができました。
また、私はAIを通じて女性のリーダーや経営者を増やしたり、社会問題を解決することを目的にする世界的な組織「Women in AI(WAI)」のミャンマー大使を務めています。
WAIの活動は、主に週末や平日の夜にしていますが、女性の地位向上のために、日々メンバーといろいろなプロジェクトやイベントを参画しています。また、アジア太平洋6カ国のWAIの大使たちで作るグループ「WAIAPAC」のコアメンバーでもあります。
日本もミャンマーもDXを重視
日本はIT先進国で、ミャンマーは発展途上国です。
日本は、政府機能をはじめ、ほとんどのタスク、作業、製品、手順がDX(デジタルトランスフォーメーション)に移行しています。
また、データ駆動型開発、ビッグデータにも取り組んでおり、新しい技術でインフラ開発を行っています。
ミャンマーは発展途上国なので、DXも行っていますが、メインは海外からのアウトソーシング開発です。
しかし最近では、新しい技術の開発も盛んにおこなわれるようになりました。
最後の質問になるのですが、カイザーさん自身が抱いている今後の目標はありますか
将来は、ML/AI研究者になって、友達と一緒にスタートアップ企業を作りたいと思っています。
また、貧しくて学校に行けないミャンマーの子供たちに、寄付者を募り、子供たちが学校に行けるようにする「ティンガハ寄付開発プロジェクト」をトライアル運用しています。このプロジェクトを始めてから4年になります。
このプロジェクトは、学校に行けないミャンマーの子供たちに寄付をして、その子供が今、どこの学校の何年生に在籍しているのか、といった情報をWebシステムとモバイルアプリで一元管理するものです。
ゆくゆくは、このプロジェクトを世界中に拡大し、世界中から寄付を募る組織にしていきたいと思います。
まとめ
本日はお忙しいところ、インタビューをありがとうございました。これからも、夢に向かって頑張ってください。
Airitechでは、新しいことにチャレンジしたい、新しい技術を習得したい仲間を募集しています。また、アジアにおける人工知能(AI)エンジニアの育成にも力を入れています。
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