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「地元貢献」ができる場所を求めていた先に、農業との出会いがあった。ーーアグリメディア社員インタビュー

サポート付き貸し農園「シェア畑」や、農業求人サービス「あぐりナビ」など、様々な農業ビジネスを展開するアグリメディアの社員インタビュー 。

今回は、農業求人サービス「あぐりナビ」の営業担当、鈴木大樹さんにお話を伺いしました。 鈴木さんは2020年に一度アグリメディアを退職された後、2022年に同社へ復職されました。

ひとつの出会いが僕と農業を繋いでくれた

ーー現在はどのような業務を担当されていますか?

農業専門求人サイト「あぐりナビ」の営業を担当し、主に農業の生産現場における採用活動をサポートする商材の提供をしています。各クライアントのニーズに合わせて求人広告や人材紹介サービスを提案しています。

ーー農業分野に興味を持ったきっかけを教えてください

農業とは縁もゆかりも無く、業界への興味関心はほとんどありませんでした。

しかし1人の農家さんとの出会いがきっかけで、農業の魅力や将来的な可能性と、僕の地元である北海道に貢献できる業界であると感じ、農業への挑戦を決意しました。

ーーきっかけとなった農家さんとの出会いを伺えますか?

はい。お米を主に作っている農家さんだったのですが、社長さんが登壇されているセミナーに僕が参加したことがきっかけでした。その農家さんは自分たちで加工や販売もしており、無農薬・減農薬など先進的な取り組みもされていました。先ほども言った通り農業界にほとんど興味がなかったのですが「こんなに面白い業界なんだ!」と興味を持つきっかけになりました。

ーーどのような経緯でアグリメディアに入社することになったのでしょうか?

農業への挑戦を決意し、新卒入社した会社を退職し農業法人へ転職しました。実際の生産現場で働いた結果、様々な課題があることを実感しました。僕が働いていた農業法人では「6次産業化」の流れで生産の他、加工や販売も自社で行っていました。従業員5名程度の規模で自分も含めほとんどが異業界から転職してきた人材でしたが、それぞれの業界で経験してきたことを活かして、会社の成長に貢献していました。

他の業界では特別な能力、スキルではなくても農業界においては、貴重な人材となることを身をもって感じ、農業を成長産業にするには他業界、他職種の人材流入が重要と感じ、農業専門で人材サービスを展開していたアグリ・コミュニティ(現・アグリメディア HR事業本部)に入社することになりました。

ーー鈴木さんは新卒で販売職を経験されていましたが、具体的にどんな経験が農業界で活かされていましたか?

そうですね。農業法人でも商談や販売会に僕が参加していたので、前職の経験を活かせていたなと感じます。僕としては当たり前だと思ってたことが、強みとして発揮でき評価していただけることが印象的だったことを覚えています。

「地域の課題は、地域で解決したい!」地元へUターン

ーー北海道に移住を決めた経緯を教えてください

2020年8月にアグリメディアを退職し、2022年5月に復職しました。

地方には農業に限らず様々な課題が山積している一方で、可能性も秘めています。そこに着目して、様々な分野において事業参入するスタートアップ起業は多いですが、ほとんどが東京に集中していることに疑問を持っていました。

僕には「地域の課題は、地域で解決したい!」という想いがあり、地元に戻って地元に貢献できる仕事をしたいという考えが根幹にありました。農業は北海道と切っても切れない密接な関係性なので、北海道の農業界を盛り上げることができれば、北海道に貢献できるのではないかと考えていました。

2020年退職当時はアグリメディアにはそのような制度がなく「地元北海道へUターン」するという軸を優先し、結果退職させていただくことになりました。しかし約2年で会社の成長に伴い柔軟な働き方ができるようになったと伺い、今年アグリメディアに復職し地元北海道へUターンすることになりました。

※現在アグリメディアでは申請制で遠方居住地からのフルリモートでの勤務も許可されています

社員同士の距離が近いからこそ、仕事の相談もしやすい環境

ーーやりがいを感じる瞬間を教えてください

農家様は専任の採用担当者がいることは稀なので、大抵は代表や奥様が担当されているんですね。そうすると採用への専門知識が多くはないので、困った時にご相談いただくのが一番嬉しいなと思いますね。

例えば過去に求人を掲載していただいた方は「今度新卒を募集したいと思っていて、どんな募集の仕方が良いでしょうか?」とご相談いただくこともあります。先方からご相談いただけるとやりがいを感じますね。

ーー社内の雰囲気はいかがですか?

世代の近い人が多かったり、とても風通しがいい会社ですね。プライベートで仲良くしてる人もかなり多いんじゃないですかね。有志ではありますがコロナ前は、年に1,2回キャンプに行ったりしていて、普段から社員同士のコミュニケーションは活発な方だと思います。だからこそ、役職関係なく仕事の相談もしやすかったりメリットが大きいですよね。

ーーリモート勤務になっても、そのポジティブな側面は変わりませんか?

変わらないですね。HR事業部はバーチャルオフィスツールを導入していて、すぐに上長や他の先輩方に話しかけやすい環境を作っていただいているので、仕事のしやすさはもちろん営業の成果にも繋がっていると思います。

ーー最後にメッセージをお願いします!

農業というなくてはならない業界で、農家様のご支援ができるのはとてもやりがいがありますし、農業界自体も可能性のある業界です。はじめは農業に興味がなくても、社会貢献をしたいとか、僕みたいに地域貢献したいとか、そんなところから興味を持ってもらえたら嬉しいです。

ーーありがとうございました!

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