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こんにちは。高野です。
“やりたいこと”だけで働けたら、きっと楽しい。 でも、“やりたいこと”ばかりじゃ、現実は回らない。
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
私自身もこれまで何度も、「やりたいこと」「やれること」「やるべきこと」の3つのバランスに悩んできました。 今も、日々この3つの“やる”に向き合い続けています。
今回は、そんな“働く”にまつわる本音を、少しだけお話しさせてください。
第1章:「やりたいこと」だけじゃ、現実は動かない
学生のころ、「やりたいことを仕事にしよう」ってよく言われました。 でも、社会に出てみると、やりたいこと“だけ”では仕事は続けられないな…と感じたのを覚えています。
新卒で入った会社で、いろいろ経験を積ませてもらいましたが、「これが本当にやりたかったことか?」と聞かれたら、うーん……と迷ってしまう感じでした。
でも、そのなかで少しずつ、自分が“やれること”や“誰かに求められていること”に気づいていきました。 がむしゃらに働く中で、見えてきたこともたくさんあったと思います。
第2章:「やれること」が、自分の可能性を広げてくれる
その後、2社のIT企業でいろんな開発やチームづくりに関わる中で、“やれること”はどんどん増えていきました。
でも、ふと「やりたいことって、なんだったっけ?」と迷子になる瞬間もありました。 “やれること”が広がるほどに選択肢も増えるけど、それと同時に自分の気持ちが見えなくなることもあるんですよね。
そんなときに、少し立ち止まって考えてみたら、“やれること”の中に、ちゃんと“やりたいこと”があったりすることに気づきました。 当時は地味だと思っていた役割が、今思えば自分らしくいられるポジションだったなぁと感じています。
第3章:「やるべきこと」が、心をすり減らすこともある
aciassを立ち上げたときに最初に感じたのが、“やるべきこと”の多さでした。
法人化、税務、請求、契約。 「こんなに“やりたくないけどやらなきゃいけないこと”があるのか…」と、正直びっくりしました。
すべてを自分で完璧にこなそうとすると、だんだん心がすり減っていきます。 だからこそ、信頼できる仲間と一緒に進めることの大切さをあらためて実感しました。
自分の苦手なことは、得意な誰かにお願いする。 誰かの“やれること”を信じて任せてみる。
それだけで、“やるべきこと”の負担が驚くほど軽くなるんですよね。
第4章:3つの“やる”の交差点で働くということ
“やりたい”だけじゃ物足りないし、 “やれる”だけだと、心が追いつかないときもある。 “やるべき”に偏りすぎると、続けるのがしんどくなってしまう。
だからこそ、それぞれの“やる”をちょっとずつ重ねていけるような働き方を目指したいなと思っています。
aciassでは、そんな働き方を大事にしています。
趣味全開なメンバーもいれば、静かに集中して開発している人もいます。 どんなスタイルでも、「やりたい」に素直でいられることが大切だと思っています。
仕事の中に、自分の好きなことや好奇心を持ち込んでいい。 そのほうが、自然と前向きな気持ちが生まれるし、長く続けられるんじゃないかなと思っています。
おわりに:「正しさ」より「納得感」
「やりたいこと」「やれること」「やるべきこと」。 この3つがぴったり重なる瞬間って、実はそんなに多くないかもしれません。
でも、日々の中でその重なりを少しずつ広げていくことはできると思います。
無理に“やりたいことを仕事にしなきゃ”と焦る必要もないし、 “やるべきことから逃げちゃいけない”と、自分を追い詰める必要もありません。
いちばん大事なのは、「自分が納得して、その選択をしているかどうか」。
aciassは、そんなふうに“自分の働き方”を考え続けたい人と一緒に、これからも新しいことに挑戦していけたらと思っています。
どれかひとつでも、「わかるな」と感じる部分があれば、 ぜひ一度、ゆるくお話ししましょう。