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株式会社ABEJAに入る前
早稲田大学を2010年に卒業後、新卒で日本ロレアル株式会社に入りました。大学時代にずっとフリーペーパー制作やイベント運営を行なっていたので、コミュニケーションの仕事がしたくて、マーケティング職として自社製品の伝える仕事ができるロレアルに入りました。
ロレアルパリというブランドで、主にヘアケア・ヘアカラーのプロダクトマネージャーに従事していました。市場や消費者調査を基に新製品開発を手掛けたり、フランス本社や中国工場との議論を重ねながらプロジェクトを進めたり、新製品発売のプロモーションプランを考えたりと、新卒ながら責任のある仕事を任せていただけました。 その後、大型の新製品発売を担当させていただいたのを区切りとして、ソーダストリーム株式会社に転職しました。こちらは炭酸水メーカーを手掛けるイスラエル企業で、ちょうど日本支社が立ち上がった直後に入社しました。組織がしっかりした前職とは異なり、ソーダストリームの日本オフィスはスタートアップに近しい環境だったので、何事も自分で行なう必要があります。WebマーケティングやECといった全く新しい業務も携わることが出来、同じ外資系メーカーと言えど全く異なった環境でした。
前職でECやWebマーケティングを担当したことをきっかけに、デジタルマーケティングに興味を持つようになりました。自分でもいろいろ調べていたのですが、一番大きな転機は大学時代からお世話になっていた恩師にキャリア相談に行ったときに「これからは人工知能が来る!」と教えていただいたことです。恥ずかしながらその当時はAIやディープラーニングというものがどれだけ世界中で話題になっているか知らなかったんです。人工知能を使ったビジネス事例などを紹介していただき、感銘を受けたと共にワクワクしました。昔インターネットが大きく社会を変えたように、人工知能も社会のあり方を変えるだろうと。 こういった人工知能やディープラーニングをビジネスに活用しているスタートアップが日本にもないかなと思って見つけたのが、ABEJAでした。
面談を実施して、代表の岡田やCOOの外木と話す機会が何度かありました。世界を変えたい、人工知能を駆使して産業革命5.0を起こしたい、と照れもなく真剣に話す姿を見て、感動してしまって。人工知能がこれから大きな社会のうねりを創り出すのは間違いがない、その波に彼らと一緒に乗ったらどんなに楽しいだろう…と感じたのが入社を決意した理由でした。
現在
カスタマーサクセスを担当しています。人工知能と機械学習を活用した店頭解析データは、来店者の人数・動き・年齢性別といった属性をリアルタイムに把握することが出来ます。非常に画期的なデータですが、これまで世の中になかったデータなので、どのように活用すべきかという知識がありません。こういったデータをどう活用すればリアルの世界で役立つのか追求し、顧客に成功体験を持っていただくのが私の仕事です。
顧客のサポートだけでなくサクセスまでコミットする”カスタマーサクセス”という概念は、まだ広く普及していません。ABEJAの店頭解析データもカスタマーサクセスという担当業務も世の中で目新しいので、トライアンドエラーを繰り返しながら、どうやったら顧客に貢献できるか手探りで進めていく感じです。何もないところから、自分で考え動くのが好きな方にとっては、素晴らしい環境だと思います。
人工知能が話題になっていることもあり、ありがたいことに様々なジャンルのクライアント様から多数のお問い合わせをいただいています。デパートやドラッグストア、エンターテイメント業やアパレル、広告業まで本当に広いです。各業界の話を伺いながら、ABEJAのテクノロジーとどうやってコラボできるかを考えるのは好奇心を強く刺激されますし、純粋にワクワクします!
株式会社ABEJAについて
メンバーがとても若いです!入社当時、開発陣で22、3歳といった非常に若いメンバーでも主力として働いていることに大変驚きました。人工知能という領域は誰しもが経験がないエリアなので、トライアンドエラーを高速に繰り返せるスピード感のある若手メンバーが中心となって活躍しています。メンバーも限られるなか本当に多数のお話をいただいているので、若手でも責任のあるポジションを任されるのが魅力です。テックベンチャーなので女性が少ないかと思ったのですが、ビジネスサイドを中心に結構多いんですよ。 外国人メンバーが多いことも特徴ですね。30人弱なのに7か国ものメンバーがいるんです。日進月歩するテクノロジーの世界では、海外から情報を得たり、日本以外でのビジネス展開をいち早く行うことが重要です。日々の業務のなかで、そういったインターナショナルな環境に身を置けるというのは、自然と視座が高まって有り難いです。
今後どういうことをしていきたいか
まずはAbeja Dashboardという店舗解析サービスを120%活用して、顧客の皆さまに成功体験を持っていただくことに全力を尽くしたいです! ABEJAの技術により、もっと多くのデータが順次解析可能になっていきます。例えば外国人比率を画像解析したり、視線を解析したり。こういったデータを単なるデータで終わらせず、リアルな場で活用させていきたいです。
ABEJAは大学の研究機関と連携を結び、最先端テクノロジーをビジネスプロデュースすることをミッションとして掲げているため、新規ビジネスの可能性に満ちています。新規事業開発を持ちかけていただくことも多いですし、社内でも「こういう事業もできそうだよね!」といった話は毎日のように出てきます。日本発の素晴らしい技術をビジネスプロデュースし、事業に育て上げていきたいですね。
人工知能のテクノロジーにより、世の中がダイナミックに変化していきます。その大きなうねりをABEJAの皆と一緒に創り上げていきたいです。ABEJAのミッションである”テクノロジーで世界を変える”、このメンバーなら実現可能な夢だと私は信じています。