ゲーム制作の現場では、エンジニアだけでなくプランナーやデザイナー、またマーケターなど複数職種のスタッフがチームとなり、ゲームを作り上げていきます。「チーム力」を活かして働ける環境がエイチーム最大の強みと語るのは、11年前に韓国から来日したS.Lさん。今回は、S.Lさんにエイチームの魅力を教えてもらいました。
S.Lさん
韓国出身。韓国の大学で経営情報システム(MIS)を専攻し、エンジニアの道へ。2008年に来日し、SIerや地理情報システム企業での勤務を経て、2012年にエイチームへ入社。入社6年目の現在は、新規タイトルの開発などに携わる。
韓国から日本へ。来日のキッカケは何ですか?
日本へ来て、今年で11年目になります。私の妻は日本人なのですが、大学時代にカナダへ短期留学をした時に出会いました。大学卒業後に就職し、それぞれの道を歩んでいましたが、結婚が決まり、妻の故郷である日本へ行くことになりました。日本での生活に不安は…正直ありましたが、エンジニアとしてのスキルがあれば、世界中どこでも働ける!と思い、決断しました(笑)
来日した当時は日本語があまり話せず、苦労したことをとてもよく覚えています。エンジニアとしてのスキルを磨いてきた自負はありましたので、プログラミング実務における心配はありませんでした。ですが、言語の壁がとても高く、語学力には不安がありました。1年間日本語を猛勉強し、努力の甲斐あって、エンジニアとして就職することができました。その後は、エンジニアとしてのスキルと、語学力を高めながらキャリアを磨いてきました。
エイチームへ入社した理由を教えてください
日本で働き始めた当初から、いつかは日本のゲーム会社で働きたいという強い想いがありました。日本のモバイルゲーム市場はレベルが高く、世界的に見てもハイクオリティーです。ただ、私が来日した頃は、グローバル人材の登用が今ほど活発ではなく、ゲーム開発の仕事に携わる機会に恵まれませんでした。ゲーム業界で働きたいという気持ちが日に日に高まる中、エイチームが新規タイトルの立ち上げのため、新たな人材を探していることを知りました。
エイチームへの入社が決まった時は、念願のゲーム開発に携われること、新たな挑戦であること、新規ゲームだからこそ失敗できないプレッシャーなど、不安と期待で胸を膨らませていました。
具体的にどんなお仕事をされているんですか?
入社当時は、新規タイトルのネイティブサイドの担当でしたが、途中から、サーバサイドの担当になりました。ですが、エンジニア人生においてサーバサイドの経験が少なく、日々勉強しながら開発を進めていました。その後、新規タイトルのプロジェクトがスタートし、その開発に携わることに。新規タイトルの開発では、プロジェクトメンバー全員が初めて直面する事案も多く、また技術的にも課題がたくさんありました。そのため、チームみんなで何度もミーティングを重ねながら、改善を進めました。また開発初期は少人数体制だったため、開発を進めるのが本当に大変でした。
現在は、サーバサイド開発から離れ、クライアントサイドの開発を担当しています。当時を振り返り、新規タイトル開発のプレッシャーと戦いながらも、チームのみんなで協力しあいながら進められたことは本当に良い経験だったと思います。
ゲーム開発の一番の醍醐味と言えば、ユーザー様の反応がダイレクトに返ってくること。楽しいゲームであれば楽しくプレイしていただけますし、長くファンでいてくれます。ゲーム制作の場面で、良い仲間に恵まれ、楽しく開発ができ、そしてユーザー様に愛されるゲームを作ることができる。本当に良い環境で仕事ができていると実感します。
転職して気づいた「エイチームのすごいところ」は?
前職もエンジニアでしたので、仕事内容そのものは、ある程度イメージはできていました。エイチームに入って私が最も驚いたのは「人の良さ」です。
人々を楽しませる娯楽である「ゲーム」をサービスとして提供しているからでしょうか、遊び心をもった社員が多いという印象でした。仕事の話をしている時も、笑顔が絶えない。ユーザー様に楽しんでもらいたいという想いがあって、みんなで楽しみながらも真剣に仕事と向き合っている印象でした。
また、一緒に働く一人ひとりが、プロフェッショナル意識が高いところ。新しい挑戦をする場面では、課題だらけです。ですが、その時のチームみんなの思いは、「不安」ではなく「期待」。高い専門性を持った心強い仲間がたくさんいて、今まで経験したことのない新たな挑戦にも、チーム力で挑んでいく。このように、エイチームは個々のプロフェッショナルで形成された集団でありながらも、強いチーム力を発揮しているのが強みなんだと思います。本当に、魅力的な社員がとても多いと感じています。
仕事をする上で意識していることは?
2つあります。情報共有と楽しく仕事をできる環境をつくること。
エイチームは情報共有をとても大切にしています。会社の経営や事業の状況などを毎週月曜日に全社員が参加する「全社ミーティング」で社員全員に共有しています。会社から社員への情報共有はそれだけではありません。名古屋本社の社員食堂の設置や、社員の家族を支援する「ファミリーサポート制度」などは、社員の声を集めて生まれたものです。みんなの課題や思いを集めて、共有し合い、施策として実現させていく。情報共有の在り方に共感していますし、私自身が仕事を進めていく上ではその考え方をとても大切にしています。
2つ目は、楽しく仕事ができる環境を作ること。楽しく仕事をすれば、一緒に働く仲間も楽しい。逆に、不機嫌な様子で仕事をすると一緒に働く仲間まで楽しくない。ポジティブやネガティブな感情は、顔や態度に表れます。そして、人に伝わります。いつも笑顔でいることは難しい時もあるかもしれません。だからこそ、忙しく大変な時も、笑顔を意識して仕事をすることはとても大切だと思います。私たちは「チーム」で働いているんですから。そうすると、2倍も3倍も楽しい気持ちになって、お互いに良い仕事ができると思うんです。
今後の目標は?
「みんなに安心感を与えることができるエンジニア」になることです。技術的な点で言えば、シニアエンジニアとして高度な技術を身につけること。そうすることで、一緒に働く仲間も安心して働けると思うんです。ゲーム業界未経験で入社し、苦労した私だからこそ思えることかも知れません。
また、チームとしては、よりユーザー様に愛されるゲーム制作ができる環境をつくること。高い技術力があれば、課題解決力が高くなります。課題解決力が高くなると、視野も広くなり、新しい挑戦ができます。結果、ユーザー様が求めるゲーム制作ができ、最終的には収益につながります。そうすれば、私たちはまた新たなタイトルの制作にチャレンジすることができる。このように良い循環をつくっていきたいと考えています。
ゲーム制作は、一人だけではできません。お互い信頼し合える仲間がチームとなって挑むことによって、多くのユーザー様に愛されるゲームが生まれます。ぜひ、私たちと一緒に働きませんか?みなさまの挑戦を、お待ちしております。
エイチーム、新しい仲間を募集しています。
ゲーム開発エンジニアは全国(東京・大阪・名古屋・福岡)で大募集中。