※このストーリーは代表鈴木のブログで2022年12月22日に公開した記事を転載したものです。
こんにちは、MyRefer(新:TalentX)代表の鈴木です。
本日、株式会社MyReferは2023年2月より「株式会社TalentX」へ社名変更することを発表いたしました。
今回は社名変更の決断に至った背景と未来の挑戦について執筆します。
目次
- 社名変更の決断
- 創業からこれまでの歩み
- 社名変更に至った背景
- ビジョン・パーパスの変革
- 事業ドメインの多角化
- TalentXにかける想い
- ともにHRの歴史を塗り替える仲間を集めています。
(1)社名変更の決断
改めてにはなりますが、株式会社MyReferは2023年2月より株式会社TalentXへ社名変更をいたします。
多くのスタートアップは創業期ではプロダクトが固まっていないため、社名を先に考え、その後プロダクトがある程度スケールしたタイミングでプロダクトの名称に統一する傾向にあります。
一方、今回の社名変更は上記とは逆のパターンです。リファラル採用サービス「MyRefer」を提供している株式会社MyReferがリファラル採用のパイオニアとしてポジションを確立できたなかで、今後我々が目指す世界を実現する上でさらなるチャレンジをするための社名変更だと考えています。
2015年の創業からずっと共にしてきた「MyRefer」という社名には並々ならない愛着があります。
この7年間「MyRefer」と何度言ってきたかと振り返ると、寂しくもあります。しかし、あらゆる選択肢や実現したい未来を考え抜いた結果、2023年2月に社名変更することが最も我々が目指す令和を代表する会社に近づくだろうという決断に至りました。
(2)創業からこれまでの歩み
2015年、採用・転職市場にゲームチェンジを起こす新たなインフラを創れないか?という想いでMyReferを創業しました。
元々、世の中に新たなルールを生み出す起業家になり、この国の社会発展に貢献したいと考えるなかで、新卒にてインテリジェンスに入社し、多くの企業の中途採用を支援させていただきました。
そのなかで、既存の採用・転職サービスでは本質的なマッチング、”雇用の最適配置と流動化”が支援できていないという課題認識を持ち、日本の生産性の入口であるHRを変革することで、この国を強くしたいという使命感を持ちました。
・欠員が発生したら求人広告や紹介会社に依頼し、第三者を通じて自社をアピールし、採用すると莫大なコストがかかる採用業務。
・中身のわからない広告や求人票を見て応募し、履歴書職務経歴書で自分をきらびやかに見せて自分をアピールする転職活動。
こういった転職・採用のこれまでの風習をゲームチェンジしたい。
人と人とのつながりを活かして個人と法人の双方の最適配置を支援するプラットフォームをつくりたい。本質的なマッチングを支援して、個人と法人双方のポテンシャルを解放したい。
これが、MyReferの始まりでした。
そこから仲間を集め、プロダクトを創り、お客様や投資家の皆さまにも協力いただき、色んな方々に助けていただきながら、描いたビジョンを実現していきました。
それから7年。
MyReferは、「つながりで日本のはたらくをアップデートする」を掲げ、人と人とのつながりから採用する「リファラル採用」という日本の採用市場にかつてなかった概念を創出してきました。
これまで当社とつながってくださった多くの皆さまの応援もあり、現在、800社70万名の従業員に利用され、新たな採用の潮流を創るまでに成長することができました。
日本の時価総額(企業価値)ランキング50以上のお客様の、実に1/3以上がMyReferをご利用いただいております。
これも関わってくださったすべての方々のおかげです。ありがとうございます。
(3)社名変更に至った背景
なぜ今回社名変更に至ったのか。
そもそも社名変更については、昨年12月よりビジョン・パーパスの刷新を考えだしたタイミングから固めてきました。
背景となる、ビジョン・パーパスの変革と事業ドメインの多角化についてお話しします。
① ビジョン・パーパスの変革
採用市場に新たなチャネルであるリファラル採用は浸透したものの、多くの日本企業の採用は、未だ本質的には変わっていません。
労働人口の減少や第四次産業革命、ジョブ型雇用へのシフトに伴い、企業と個人のありかたは変化していますが、新卒一括採用が中心で中途は短期的な採用ニーズを充足させる欠員募集にとどまっているのです。
日本の生産性の入口であるHRを変革するためには、リファラル採用のみでなく、採用にマーケティングの考え方を取り入れて中長期で会社を前進させるタレントを獲得する「タレントアクイジション」を当たり前にする必要性を感じています。
リファラル採用という新しい採用手法を生み出した第一フェーズから、採用という概念そのものをタレント獲得へと塗り替える二フェーズへ。
このような構想のもと、当社のパーパスとして「人と組織のポテンシャルを解放する社会の創造」を掲げ、そこに向かう次なるビジョンを「未来のインフラを創出し、HRの歴史を塗り替える」に刷新し、新しい一歩を踏み出しました。
② 事業ドメインの多角化
リファラル採用サービス「MyRefer」も雇用の最適配置を支援するだけではなく、雇用の前段階におけるブランディング支援や、従業員のエンゲージメントを向上させる文化作りの支援へと提供価値が広がってきました。
さらに、2022年2月には、”掛け捨て型”の採用活動を”積立型”の採用活動にシフトする、日本初の採用MAサービス「MyTalent」もリリースしました。
採用マーケティングの知見を活かし、採用戦略全般を変革するコンサルティング事業も本格的に提供開始しています。
今後はこれらのサービスがつながり、中長期の視点で優秀な人材獲得を実現する国内唯一のタレント獲得プラットフォーム「Myシリーズ」として提供していきます。
MyReferは、リファラル採用ツールの会社から、タレントアクイジション全般を支援し、HR市場をゲームチェンジする会社へとさらなる挑戦を続けています。
(4)TalentXにかける想い
新社名は、株式会社TalentX(タレントエックス)です。
「TalentX」は、当社のパーパスである「人と組織のポテンシャルを解放する社会の創造」の実現に向け、タレントの獲得と活躍を通じて、日本の採用に変革(X)を起こす集団としての決意を込めました。
また、ヒトのポテンシャルを左右する「才能(Talent)」と組織のポテンシャルを左右する「才能(Talent)の集合」であるという考えから、タレントを通じて人と組織のポテンシャルを最大化することを目指しています。
当社が実現する変革(X)と価値を提供するヒトと組織の才能(Talent)を掛け合わせた社名とすることで社会に新しい常識を創造します。
(5)ともにHRの歴史を塗り替える仲間を集めています。
今回の社名変更、サービスのアップデートに伴い、私たち自身より大きなチャレンジをしていくことになります。
HR業界のルールを生み出したリクルート社も1960年以来、創業数年間は大学内の求人広告から始まり、2年後、ポジショニングを獲得したタイミングには、その足を止めずに派遣、紹介、以外の領域までより大きな市場に打って出ました。今、私たちはまさにその変革期、第二創業期にあります。
当時の1960年代と比較して今は新サービスの台頭、イノベーションの速度がかつての数百倍になっています。
今後「Myシリーズ」として採用市場に変革をもたらす新規サービスを展開し、未来のインフラ創出に向けて挑戦していきます。
構想は着々と進んでいるものの、更なる変革を起こしていくうえではまだまだ各職種でタレントが必要です。
私たちの世界観に共感いただける方は、ポテンシャルを解放していきたい皆さま、ぜひタレント候補としてご連絡をお待ちしております。
下記、ざっくりMyRefer(新TalentX)が募集している職種を記載します。
・インサイドセールス(BDR)
・エンタープライズ大手向け営業(Talent Acquisition Professional)
・HR総合コンサルタント
・BizDev新規事業開発
・カスタマーサクセス
・PDM
・サーバサイドエンジニア
・フロントエンドエンジニア
・UIUXデザイナー
・24新卒総合職
・コーポレート各職種
・アシスタント各職種
etc....
以上、ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます。
私たちのビジョンに共感し、令和を代表する会社を共に創っていただける方、ご連絡をお待ちしております。
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2022年12月22日
株式会社MyRefer(⇒株式会社TalentX)
鈴木 貴史