LINE/サイバーエージェントグループを経てSideKicksへ。大手企業からベンチャー企業へ入社を決めた理由。 | 社員インタビュー
こんにちは!SideKicks株式会社の森田です。今回は、中途で入社した編集チームの安増さんにインタビューを実施しました!福岡→沖縄→東京と様々な土地で働いてきた彼女にSideKicksへの入社...
https://www.wantedly.com/companies/SideKicks/post_articles/918372
こんにちは!SideKicks株式会社人事労務担当の吉澤です。
最近、社内で浸透しつつあるリファラル採用!
今回は、弊社で実際にあったリファラルストーリーを紹介しながら、女性クリエイティブディレクターの活躍の様子をお届けいたします。
紹介者(写真左)
安増さやか
2023年11月入社。カレー屋巡りが趣味。好きな言葉「minimal」
被紹介者(写真右)
與那覇菜生
2025年1月入社。沖縄出身。
好きな言葉「Do what you want to do and be who you want to be. by Emma Watson」
安増:
最初の出会いは、前職です。同じ会社で広告・WEB業界のデザイナー職に従事していました。直接一緒に仕事をする機会は多くなかったものの、業務に向き合う姿勢や、細やかな気配りや気遣いをしているのをよく見かけていました。
「案件の割り振りが多少雑でも、自分から『これやります』って手を挙げてくれる。細やかな気配りもできて、第一印象からとても信頼できる人だと感じました。」
ある飲み会でたまたま隣に座った時も、さりげない気遣いが印象的でした。そこから徐々に案件を通じてコミュニケーションを取るようになり、関係性が深まっていきました。私は2023年SideKicksに入社したので、そこからコミュニケーションを取る機会も減っていたのですが、社内のリファラル採用の広報があり、「與那覇さんともう一度、一緒に働きたい」と思い、声を掛けました。振り返ってみると、與那覇さんが生み出すクリエイティブに強く惹かれ、表現者としての感性や発想に魅了されていたなと思います。
▼安増さんの過去の記事はこちら
與那覇:
SideKicksに転職を決める少し前の期間は、デザイナーとしてスキルを磨きながらも、次のステップを模索していました。そんな中で、たまたま行われたチーム飲みで安増さんと再会しSideKicksへジョインしないかと声を掛けていただきました。
「クリエイティブチームの立ち上げ段階で、私みたいな存在が必要だと直接言ってもらえてすごくうれしかったし、高いマーケティング力が強みであるSKは自分の成長できる環境だと感じました」
SideKicksへお誘いいただいた時、前職ではチーフ昇格の打診があり、キャリアの岐路に立っていました。チームを率いる立場に進むか、それともプレイヤーとしてもう一段階スキルを高めるか、とても迷いました。当時、自分が中核メンバーになっていて、後輩を育てる立場にもなっていたので、チーフへの昇格は自然な流れではありましたが、自分はまだプレイヤーとして表現していきたいという強い想いがありました。
デザインの基本は、前職で多くの先輩から教わりながら、自分の中に少しずつ落とし込んでいきました。そうして、次第に「自分の表現したいものを、形にできる」ようになっていった実感があります。
それまでは商業用の綺麗目なデザインの広告を構成も決まった状態で作ることが多かったのですが、その後、UGC(一般ユーザーの投稿コンテンツ)風の広告制作に関わることになり、構成や設計も自分で考えなければならない状況になりました。もちろん、それまでの業務でも構成には携わっていたのですが、UGC風はジャンルが異なり、求められる視点も変わってきます。
試行錯誤しながらその領域にも慣れてきた頃、「売れる広告とは何か」をより深く理解する必要性を感じました。ブランディングの領域に進む前に、まずはマーケティングの基礎を学ぶことが、自分にとって確かな価値になると確信したんです。
求めていたのはプレイヤーとしてさらに腕を磨ける環境で、タイミングと想いがぴったり重なり、新たな一歩を踏み出すことを決意しました。
與那覇:
入社してからはクリエイティブディレクターとして構成案の作成を中心に行いました。
研修を終えて実践に入ったものの、自信が持てず、入社2か月目の売上は思うように伸びませんでした。先輩からもらうフィードバックの意図も読み解けず、「自分は今、何が分かっていないのか」すら分からない状態で、業務もうまく進行できず、苦しい毎日が続きました。
それでも、諦めずに自分のやり方を探し続けることで道が開けたと思っています。フォロー体制は整っていたので、ロジックや情報の整合性を見抜く山田さん、言葉の温度感や届け方を丁寧に指導してくれる親身な先輩方のフィードバックを受けながら必死に模索していました。
▼山田さんの記事はこちら
「どうすれば自分の強みを活かせるか。ディレクターとは違うデザイナーならではの構成案を意識するようにしました。」
自分が出した構成の意図が、きちんと映像として表現されるよう、1カットごとに「何を・なぜ見せたいのか」を細かく指示し、素材の整理や編集方針まで徹底的にこだわるスタイルに変えたことがターニングポイントとなり、制作でのつまりが一気に減って、チームでのやり取りもスムーズになりました。
そこから3カ月目には売上が一気に1000万円を突破!
構成と編集の意図を完全に一致させることで、パフォーマンスが明確に変わっていきました。4カ月目以降は「編集者に任せず、自分で作る」スタイルを徹底していましたね。構成から分析、編集、納品・修正まですべてを一貫して担うことで、制作物の転用性やスピードも向上していきました。急な依頼にも、柔軟かつ確実に応えられる体制を自ら構築できたことは現在の業務においても非常にプラスに働いています。
私にとって「編集」は、ただの作業ではなく、デザイナーとしての価値を示すための核となる領域です。構成案の意図を自分の手で最後まで届ける。そこにこだわることで、他の誰でもない自分にしかできないアウトプットができると信じています。
現在は、蓄積した制作データをもとに成果も安定し、PMやチームとの連携も加速。編集リソースに左右されず、PMやメンバーからの依頼事も増えてきました。
数字面でも、入社から一貫して成長を実感できています。まだまだ試行錯誤の毎日ですが、「自ら手を動かし、改善し続けるスタイル」で、チームに価値を還元できる存在でありたいと考えています。
SideKicksでは、紹介してくれた方への感謝と、社員のつなぐ力を大切にするために、リファラル紹介者へ特別な制度を設けています。
弊社では、與那覇さんをはじめいくつもの良いご縁が生まれています。
リファラル採用の魅力は、会社のカルチャーを知った社員から紹介してもらうことで「同じ方向性を向いた」仲間を迎え入れられることです。スキルや経歴だけでは判断しきれない、SideKicksのカルチャーや仕事スタイルにフィットするかどうかが事前に把握しやすいため、結果的に入社後の活躍やチームへの貢献度が高い傾向にあります。
SideKicksでは、今後もこのリファラル制度を活用し、信頼でつながる優秀な人材の獲得を強化していきます。重視しているのは「この人と働いたらきっと面白いことができる」「一緒に挑戦したい」「チームがもっと強くなる」といった社員1人1人のリアルな想いです。
この記事を読んで少しでも興味を持っていただけた方がいれば、ご応募お待ちしております!