こんにちは!SideKicks株式会社の小山です。
今回は、弊社が将来のシニアリーダー・マネージャー育成のために行ったシニアリーダー育成研修についてご紹介をさせていただきます!
ベンチャー企業の研修制度、教育制度ってどうなっているの?という方はぜひご覧ください!
■シニアリーダー育成研修とは?
シニアリーダー育成研修とはメンター、リーダーを対象にシニアリーダーになるために必要なスタンスやスキルセットを学ぶ研修です。
SideKicksは現在、事業、組織共に急成長を遂げており、2026年4月には新卒社員約15名受け入れ予定です。こうした組織の急拡大に合わせて、シニアリーダー、マネージャーといったマネジメントレイヤーの創出が急務となっており、このポストを担っていく人材を育成していきたいと考えています。
今後100人、100億の企業を作る上でシニアリーダーには経営層の考えや方向性を正しくメンバーへと伝えていく重要な役割のため、認識統一を行いました。
■目的
①会社の歴史と学びを共有し、組織づくりの原点を再認識する
創業から現在までに起きた事例を振り返り、「なぜベクトルを合わせることが必要か」を全員が理解する。
②シニアリーダーに求めるスタンスを理解する
経営層の「ベクトルを伝道する役割」であることを理解し、評論家的な立場ではなく「組織の一員として組織ミッションを確実に実行する」姿勢を全員が身につける。
「バリュー」と「行動規範」に沿ったケーススタディを通じて、現場で起きうる問題への対処法を理解しマネジメントの再現性を高める。
■内容
①会社の歴史、組織変遷振り返り
②ケーススタディ
③行動規範再策定、浸透ワーク
④会議体改善ワーク
①会社の歴史、組織変遷振り返り
まずはじめに、これまでの会社の歴史を様々な事例を基に振り返りを行いました。創業から組織を拡大するまでに起きた事例や組織変遷の中から、採用に対しての考え方や会社のMVVの重要性など、これまでメンバーも深く知らなかった背景から認識することが出来ました。
②ケーススタディ
次にケーススタディを通しての学習を行いました。シニアリーダーとして、自分自身が陥りやすいミスに対してどう対処すべきか、メンバーのミスに対してどんなアプローチをすべきかのケーススタディを行いました。
弊社のValueである、Speed、Business Athlete、OneTeamの各項目に紐づいており、ケーススタディを通じて、上司として取るべきスタンスや具体的な方針など、各人に依存せず、会社としての共通認識や共通言語化をすることが出来ました。
③行動規範再策定、浸透ワーク
次に行動規範浸透に向けてのワークを行いました。2026年に入社をする新卒1期生に対して、ビジネスパーソンとして高い基準で教えられる、今後拡大していく組織において、より強い組織にしていくために、基本となる行動規範についての浸透ワークショップを行いました。
今後組織を拡大していく上で重要な事項は何か、浸透させるための施策や取り組みとして何をすべきか議論しました。また、議論で決定した内容は3ヵ月プロジェクトとして現在も実行しています。
④会議体改善ワーク
最後に会議体改善のワークショップを行いました。事業、組織が急拡大する中でMTG数も増えており、特にマネージャーレイヤーになると半日以上MTGに費やす日も発生しているため、会議体の改善が事業に大きなインパクトを与えると考え、ワークショップに取り組みました。
必要な会議、参加者、事前準備などこれまで整理出来ていなかった内容も多く、実施後からMTGの効率化が進み、現在もプロジェクトとして改善が進む実りのある時間になりました。
■まとめ
今回メンター、リーダーを対象にシニアリーダー育成研修を行うことで、これまで知らなかった会社の歴史や経営層が事業、組織運営に対してどういった考えのもと実行しているのかを知ることが出来る良い時間になりました。
また今回の研修ではリーダーレイヤーがビジネスパーソンとして一段高い視座で仕事に取り組んでいこうという気持ちが見えたり、会社理解を深めることで一体感を感じました。経営幹部陣との会社への気持ちの差も少しは埋められたのではないかなと思っています。
まだまだこれからのスタートアップベンチャー企業ですが、人数が増えて会社らしくなった一方、まだまだ組織化としての課題への挑戦は続きます。私自身も人事として課題に対してプラスで返せるよう努力し、会社のメンバーが気持ちよく働き成長できる会社作りを心がけていきたいと思います。