岡嶋大樹(Okajima Daiki)/代表取締役
1987年12月生まれ関西出身。2013年に株式会社セプテーニに新卒入社
丸4年営業職を努め、その後業務委託をしつつ会社経営を学び
2018年4月にSidekicks株式会社を創業。3年目にして売り上げ18億を達成。
岡嶋さんのこれまでのご経験について教えてください。
学生時代、当初は理系専攻だったのですが、何かを生み出す天才ではないと早々に悟り、出来た物を広める側になりたいと思っておりました。
そういった思いから、MOT(MBA派生の学問)に興味を持ち、文理に該当する経営学の専攻に切り替え勉学に励んでおりました。
大学院生時代は新規事業ビジネスコンテストに出たりもするなど精力的に活動していた方だと思っております。
当時ITリテラシーがとても低く周りがスマホを持っている
状況下でもガラケーを使用しておりました。(笑)
時代を大きく変えて行っているインターネットに触れようと思い、
市場が伸びているWeb広告の大手に就職しようと決め、
WEB広告代理店セプテーニに新卒入社しました。
周りがスマホしか持っていない中でガラケーってやばいですね。。。(笑)
そうなんです(笑)
セプテーニに入社してからはずっと新規営業に注力しており、
4年ほど広告営業パーソンとして働いておりました!
3年目で営業職のギネスやアワードを多数頂き、
今でも感謝の気持ちしかありません。人生における仕事観はここで培いました。
セプテーニ退職後、複数のベンチャー企業で1-2年ほどお世話になり、
会社経営の【リアル】をこれでもかと学ばせて頂いたのち
2018年4月にSidekicks株式会社を創業しました。
以前本田さんのインタビュー時、入社から2年目まで泥水を啜るような厳しい時期が続いていたと聞いておりますが信じらないです(笑)
入社時はもっとも良い評価で入り、
代表スピーチなどもしたのですが、1年経った時の会社からの評価が新卒最低点だったんです。。。
これまでずっと指示する立場で成果を上げて居たのですが、自分が物事を動かす側になり学ぶことも多く自分の中で1番「なんでこんなに出来ないのだろう」と悩んだ時期でもありました。
この時期を得て思考する習慣習慣がつき、粘り強くどうしたら結果が出るのか【ロジカルシンキング】を1番気にしていましたね。
受け漏れなく、複数の選択肢を考えた上で何をすれば1番高い点数が出るのか考えて動く
この時の考え方を培ったおかげで選択の幅がとても広がりました。
セプテーニ社にてかなり成果を出されていたと思いますが、
キャリアチェンジするキッカケや起業するキッカケどのような事だったのでしょうか。
実は、最初「社長」を自分がやる必要はないと思っていました。
自分でやりたいと思うことを予算をもらった上で
大きな仕事として新規事業がやれれば良い。という考えでした。
大手企業だと手を挙げてもなかなかチャンスが回ってこないと感じておりました。
ベンチャー企業でNo2のようなポジションでの挑戦をしていた過去もありますが
代表との意見の食い違いで悩んだこともあります。
自分が代表の会社じゃないとやりたいことも
上手くやれないと感じ経営者になることを選びました。
岡嶋さんにとってSideKicksはどのような会社ですか?
社員は和気藹々としていると思います。
良くも悪くも人柄の良い人が集まっているので
上手く回り始めると良い結果を生む環境下にはあると思います。
まだまだ経験が少ないメンバーが多いこともあり、意見が建設的でなく、
未熟な部分もあるので、全員で成長して行けるような組織になれれば良いな。と思います。
そのようなメンバーと一緒に今後どんな将来ビジョンをお持ちですか?
Re:Create「ITを駆使してちょっといい世界を実現する」をミッションとして掲げています。
まだまだIT導入ができていない事業領域やWeb起点ビジネスでより良いサービス提供ができる可能性を自社サービスとして提供したいと強く考えております。
そのビジョンに共感してくれた仲間共に
良いサービスを提供し続ける会社を創っていきたいです。
自分自身働く上で大切にしていることとして、
選択肢を出した上で最善かつスピード感を持って対応していく、
「意思決定のスピードと質」を大切にしています。
どの場面でも必要な対応になっていくと思うので
この考え方がメンバーに浸透し、変化を楽しめる会社にしていきたいと思っています。
入社時に感じたことを今でも信念として貫いているんですね!
今後入社される方に挑戦して欲しいことなどありますか?
ベンチャー企業でまだまだ人的リソースも限られている中で
高い目標に向かってみんなで逆心している会社になると思います。
是非自分の仕事自分の仕事じゃないと線引きせず、
思いっきり働くことを経験してみてください!!
自身の思考性の癖を知った上で、本質的に何がしたいかを発見されてください。
岡嶋さん、インタビューありがとうございました。
どん底から這い上がり、
その時の気持ちや信念を曲げずに会社の成長に貢献していく様が見えました。