広告代理店での経験を活かし、新しい挑戦を求めて入社
――まず、自己紹介を兼ねて、これまでのキャリアを教えてください。
現在、リテールマーケティング部に所属しています。前職では5年ほど広告代理店に勤めており、BtoBからBtoCまで様々な企業のマーケティング支援を行っていました。特にBtoCの案件が多く、Web広告や展示会、イベントなどの企画・運営を担当していました。ONE COMPATHは2社目で、Web広告を中心に企業のマーケティングに携わってきています。
――ONE COMPATHに入社したきっかけや理由を聞かせてください。
前職では様々な企業のマーケティング支援をしていましたが、もっと新しいことに挑戦してみたいという思いが強くなったんです。
ONE COMPATHの「小売企業のマーケティングをWebを通してサポートする」という考えは、今まで聞いたことがない新しい分野でした。自分のこれまでの経験を活かしながら、新しいことにチャレンジできるのではないかと思い、入社を決めました。入社時はまだリテールマーケティングに関するWebページもなく、面接を担当してくれた現在の上司である木原さんからの説明とWantedlyの情報くらいしかありませんでしたが、木原さんの熱意ある説明に魅力を感じました。
木原さんのインタビューはこちら:https://www.wantedly.com/companies/ONECOMPATH_1/post_articles/538708
Shufoo!データを活用した独自のマーケティング支援
――当社の「リテールマーケティング」という仕事について、具体的に教えてください。
簡単に言うと、小売企業の売上・集客改善のための施策を行っています。具体的には、Shufoo!(シュフー)で収集したデータを元に、最適な広告配信設計を行い、Web広告を配信しています。
Shufoo!のデータには、ユーザーの年齢や居住地、来店頻度などの情報が含まれており、これらを分析して、店舗ごとの最適な配信設計やクリエイティブに関する提案を行っています。現在は、スーパーマーケット、ホームセンター、アパレルや衣料品店、生協、家電量販店、百貨店など、幅広い業態の企業を担当しています。
――担当する企業によって業務は違いますか?チームで動くこともあるのでしょうか?
現在チームは10人で、基本的には業界別に担当を分けています。1企業に対して2~3名のチームワーク制にしており、私はスーパーマーケット、ホームセンターをメインに担当しています。
また、業務としては全体のうち、配信設計が3割、運用が2割、そして残りの5割がレポート作成です。毎月クライアントとの定例会があり、店舗ごとの来店数データを分析して、次の施策を提案しています。
チームワークも重視しており、週1回のチーム会で情報交換をし、困った時はSlackで相談し合っています。担当する業界もそうですが、広告業界はアップデートが激しいので、事例や最新情報の共有も積極的に行っています。
他社にはない店舗別分析が強み
――これまでの業務で、印象的なエピソードはありますか?
毎月のレポートで店舗別の来店数分析を行っているのですが、同じ企業でも店舗によって全く結果が違うことに驚かされます。例えば、4月に価格訴求の広告を出すと親世代の来店が増える店舗がある一方で、5月にバーベキュー関連の広告を出すと若年層の来店が増える店舗もあります。このように、同じ企業でも訴求内容や店舗周辺の環境によって最適な戦略が全く異なることを実感しています。
――現在、リテールマーケティング部門が抱えている課題があれば教えてください。
小売企業特有の課題として、タイトスケジュールでの運用が挙げられます。チラシやテレビCMの制作がギリギリになることが多く、それに合わせてWeb広告も急遽変更が必要になることがあります。商品入れ替えや配信期間の変更にも柔軟に対応する必要がありますが、少数精鋭のチームでは限界があります。
現在、特に業務工数が多いレポート作成を他部署と連携して効率化することで、提案や改善業務に集中できる体制を構築しています。
全社連携で小売企業のマーケティングを総合支援
――今後の展望として、どんな仕事をしていきたいですか?
今後はShufoo!の営業部門や他部署との連携を深めて、小売企業のマーケティングを全般的にサポートしたいと考えています。例えばShufoo!を見ていない新規ユーザーにはWeb広告で企業の認知と来店を促進しつつ、Shufoo!ユーザーにはWebチラシを通して来店を誘導するといったように、弊社のサービスによる相乗効果で大きな成果が期待できます。
クライアントの多くは「来店数を上げたい」「売上を改善したい」という共通の悩みを抱えています。物価高や人口減少の影響で、他店との差別化がますます重要になる中、ONE COMPATH全体でクライアントの課題解決に貢献していきたいです。
新しいことを楽しめる、協調性の高い仲間を求む
――最後に、どんな仲間と一緒に働きたいか教えてください。
現在のチームメンバーは協調性が高く、他部署からも「仲が良いチーム」と言われています。広告業界は常に新しい情報やアップデートが出てくるので、自分から進んで情報収集ができる人、好奇心が強く新しいことを楽しめる人が向いていると思います。
リテールマーケティング部はまだ新しく、マニュアルも完全には整っていません。みんなで「こうしてみよう」「ああしてみよう」と試行錯誤しながら、新しいものを作り上げていく過程を楽しめる人と一緒に働きたいですね。決まったことを淡々とやることもありますが、自分たちで考えて挑戦することに面白さを感じられる人であれば、きっとこの仕事を楽しんでもらえると思います。
クライアントから「任せて良かった」と言っていただけることが何よりも嬉しく、数字で明確に効果が見える仕事にやりがいを感じています。一緒に新しいマーケティングの形を作っていきませんか?