ファンダムインフラ『FAM』を展開し、急成長を続けている株式会社Nagisa。その屋台骨であるバックエンドチームを牽引するのは、社歴12年を超えるリーダーの及川さんと、入社1年半で頭角を現した武本さん。
今回は、お2人に、これまでの歩みとNagisaで開発する面白さをたっぷりと語っていただきました。
12年続いた漫画事業のクローズ、そして『FAM』への合流
──まずは及川さん、Nagisaとの出会いから教えてください。
及川:私がNagisaと出会ったのは、15年くらい前のことです。当時は別の会社に在籍していたのですが、仕事を通じてご縁をいただきました。
その後も何度かお声がけいただいていて、自分の中でタイミングが重なったところで、入社を決めました。
── 及川さんは、FAMの前は「漫画事業」に長く携わっていたんですよね。
及川: 入社してからは漫画事業にメインで関わり、立ち上げからクローズまで、気づけば丸12年ほど携わっていました。
最初はiOSアプリを作るところからのスタートだったのですが、もともとフロントエンドからバックエンド、インフラまで一通り経験させてもらっていたこともあり、徐々に担当の幅を広げていきました。
バックエンドやインフラの内製化なども、その中で取り組んだことのひとつです。
── 当時から、バックエンドはGoをメインに開発をしてますよね。
及川:そうですね。たしか10年以上前、漫画事業に関わっていたときに、もともとPHPで書かれていたものをGoにリプレースしたのが始まりでした。
当時はGoがまだ普及し始めたばかりの頃で、有名なスタートアップが採用し始めているのを見て、新しい技術スタックへの興味もあり、「これからはGoだな」と直感的に感じたんです。
あとづけにはなりますが、注目されている言語を使うことで採用面でも幅を広げられるんじゃないか、というメリットも意識していました。
── 長年携わった事業がクローズし、『FAM』へ合流することになった時は、どんな心境でしたか?
及川: 正直なところ、不安とワクワクが半々でした。
なんせ12年くらい同じ事業に関わっていたので、新しい環境に飛び込むこと自体が久しぶりだったんですよね。しかも『FAM』はすでに初期バージョンがリリースされている状態だったので、キャッチアップはなかなか大変でした。
これまで触れたことのないドメイン領域もあり、ドメイン知識を理解していくのにはけっこう苦労しましたね。
── 大きな事業の切り替わりは、エンジニアが離れてしまうタイミングでもあると思います。その中でNagisaに留まり続けた理由はどこにあるのでしょうか。
及川: 理由は大きく2つあります。
1つは、純粋に働きやすさですね。長く働いているなかでそれなりに信頼してもらえていて、裁量をもって仕事を進められる環境がありました。「自由に働ける」というと少し語弊があるかもしれませんが、それくらい自分にとって心地よい環境だと感じています。
もう1つは、10年以上かけて築いてきた信頼関係です。他の会社で新しいチャレンジをするという選択肢もあったとは思いますが、それよりも今の環境の中で組織を大きくしていくことのほうに魅力を感じました。
事業や開発にもっと携われる環境を求めて
── 武本さんがNagisaへの入社を決めた理由は何だったのでしょうか?
武本:以前、開発に十分にコミットできない時期がありました。実務の機会はあったものの、もっと高い頻度で手を動かして経験を積みたいという気持ちがずっとあったんです。その経験から「しっかり開発サイクルが回る場所で、事業のスピードを肌で感じながら働きたい」という思いが強くなりました。エンジニアと事業側が近い距離で動けるチームで働きたいという気持ちもあって。あとは技術的に気になっていたGoを使える環境を探していたというのもあります。その二つの軸でNagisaを選びました。
地道なCS対応を経て新規プロダクト開発の主担当へ
── 武本さんは入社して1年半、どのような変化がありましたか?
武本:まず、開発言語については、入社前はPHPを使っていて、Goは独学で触ったことがある程度でした。Nagisaに入ってからGoを本格的に書き始めました。
業務については、最初はとにかく信頼を得るために何でもやりました。特にCS対応にはかなり入りましたね。バグではないけれどユーザーが困っていることや、仕様の確認、DBの調査など。
── ネガティブな仕事に思われがちなCS対応、どのようにモチベーションにしていたのですか?
武本:一つは、どんな仕事でも引き受けてチームに貢献していけば、いつかやりたい仕事が回ってくるはずだと信じていたこと。もう一つは、DBを隈なく見ることになるので、事業ドメインの理解を深めるいい機会だなと前向きに捉えていたことです。
実際に、今では新規事業の設計からインフラ、基本設計まで、上流工程を任せていただけるようになりました。
面白さと泥臭さのバランス
── 今の開発における苦労ややりがいはどこにありますか?
及川:『FAM』は多くの事務所さんに利用いただいているサービスなので、要望が本当に多岐にわたるんですよね。
「Aさんはこうしたいけど、Bさんは逆がいい」なんてことも珍しくありません。そうした中で、現場のユースケースを深く理解しながら、共通の機能としてどう設計に落とし込むかを考えるのは、難しいけれど面白いところです。
これまでも自社サービスをいくつか作ってきましたが、気を遣うポイントがまた違うなと感じています。
それに加えて、ユーザー数もデータ数も増えてきたことで、数年前にスピード優先で作った部分が「このままだと持たないぞ」という状況も出てきていて、そこにどう向き合うかもやりがいのひとつですね。
武本:新機能を追加しつつ、同時にベースの部分も直していく必要があるので、今はまさに「人手が足りない」というフェーズです。
及川:ただ、これを「しんどい」と捉えるのではなく、負荷対策やスケーラビリティの追求として「面白い」と思えるエンジニアにとっては、かなりやりがいのある環境なんじゃないかなと思います。
開発におけるAI活用
── 最近の開発現場ではAIの活用も欠かせないと思いますが、バックエンドチームではどのように取り入れていますか?
及川: ありがたいことに、会社からAI補助金が出るので、積極的に活用しています。チーム内ではClaudeを使っている人が多い印象ですね。
用途は幅広くて、技術的な調査や設計の壁打ち、コードレビュー、バグフィックスなど、日常の開発のさまざまな場面で取り入れています。
ただ、便利な一方で、AIにも誤認識や誤った出力はあるので、その結果を正しく判断できる基本的な力は必要だなとも感じています。
── 具体的にどんな使い方をしているんですか?
武本: 私の場合は、設計の壁打ちや実装まわりでよく使っています。ただ、出力を鵜呑みにするのではなく、自分で検証するようにしています。その一手間を省くと、後で思わぬ問題につながることもあるので。
及川: AIを使って効率化はするけれど、最後は自分の頭で評価できるかどうか。そのバランスを大事にできるエンジニアと一緒に働きたいですね。
Nagisaが求める「UXファースト」な開発組織
── 最後に、今後どのような人と一緒に働きたいですか?
武本:やる気があって、目的に対して手段をいくつか洗い出し、「こういう理由でこうしたい」と自分の考えを持てる人と一緒に働きたいですね。難しい技術を知っているかどうかよりも、その姿勢のほうがずっと大事だと思っています。
及川:会社のバリューでもある「UXファースト」を大切にできる人。
ユーザーにとって直感的に使える体験を、設計や実装でどう実現するか。その気遣いができるかどうかは大きいですね。
また、今はまさに「個」から「組織」へと移行していくフェーズなので、人が増えても回る仕組みづくりを一緒に楽しめる人が来てくれたら嬉しいです。AIを駆使しつつも、最後は自分の頭で考え、基礎的な力を大事にする。そんな熱いエンジニアをお待ちしています。
代表が常々「まずは信頼を獲得することが大事」と社内に伝えていますが、及川さん、武本さんともに「信頼を積み重ねる」ことで早期から裁量の大きな仕事を任され、成長してきたことを実感するインタビューでした!
株式会社Nagisaでは現在、バックエンドエンジニアを積極採用中です!
少しでも興味を持ってくださった方は、まずはカジュアルにお話ししませんか?
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