こんにちは!Micoworks広報チームの吉崎です。
いきなりですが、こんなことでお悩みの企業さんは多いのではないでしょうか?
「事業拡大のために採用を強化したい。でも採用コストにかける資金がない......。」
成長フェーズのベンチャーあるあるですが、弊社も同様の課題で頭を抱えていました。
弊社Micoworksは創業3年目のベンチャー企業。
事業拡大への投資を行うと、同時に採用も強化する必要があります。
そこで目をつけたのがWantedlyの活用。
2019年10月下旬から本格運用を開始しました。
(それまでにもWantedlyアカウントは持っており、募集記事も数本出していましたが
運用とまではいかない状態でした。)
そして2020年5月現在、以下の成果が出ています。
・月間100件応募突破
・直近6ヶ月で10名採用
・1名あたりの採用単価を97%カット
実際に運用してみて、Wantedly採用に力を入れることは
コストパフォーマンスが非常にいいと感じてます。
「大阪の小さなベンチャーでもここまでの成果が出せるよ!」と声を大にして言いたい!
ということで、今回は半年間にわたるWantedly運用実例レポートをお届けします。
Wantedly本格運用前の採用課題
Wantedlyを本格運用する半年前までは、成功報酬型のエージェント経由が主な採用チャネルでした。
しかし、以下の2点が採用の大きな課題となっていました。
・採用単価が高い(1名あたり約100~120万円)
・採用後の短期離職が多い
そこで採用コストが抑えられるWantedlyに注目し、本格的に運用することを決意。
しかし当初は社内にノウハウもなく資金もない。以下のように、文字通りゼロからのスタートでした。
・会社の知名度ゼロ
創業3年目×大阪×BtoB事業がメインのMicoworks。
求職者に対する知名度はまだまだ無に等しいほど低いです。悲しいかな😭
ちなみに、弊社はLINEを活用した採用管理システム"HR PRIME"をはじめ
SaaS事業を中心に展開している会社です!
"HR PRIME"は業界最安値で提供してますので、
採用活動にLINEを導入したい企業様はぜひご検討を!
そうでない企業様もこれを機にお見知りおきください(笑)
・Wantedlyオプション・広告費ゼロ
予算の関係からWantedlyオプションや広告費は一切ゼロ。
運用代行や記事外注もなしで完全内製での運用が条件でした。
お金にモノを言わせた力技は一切使えません。
・採用・マーケティング専門知識ゼロ
Wantedly運用は、私たち広報チームの2名が担当することに。
当初は採用もマーケティングも専門外の状態だったので、
ゼロから手探りで方法を試していくしかありません。
また、広報の他業務との兼ね合いもあり、
限られた時間で効果を最大化を図る必要性もありました。
(実際、Wantedlyにかけた時間は週3時間程度です。)
半年間のWantedly採用で得られた成果
そんな経緯で始めたWantedly。
根気強く運用を続けたところ、以下のような成果を生み出すことができました!
・月間応募数30件→100件を突破(最高106件)
・会社ランキング最高24位
・直近6ヶ月でWantedly経由採用数10名
▼会社ランキング最高順位
▼直近半年間のWantedlyエントリー数推移(2019/11/13~2020/5/13)
採用で一番のネックであった採用単価の削減ですが、
エージェント経由採用での約100万円/人に比べて
Wantedly経由採用では3万円/人にまで抑えることができました!
(ついでにエントリー単価は約562円です。)
半年間で10名採用に至っているので、
計算すると年間あたり約2000万円の採用コスト削減になります。(すごい!)
また、社員の定着率についてWantedly経由の応募者は
自社のカルチャーにフィットしている方が多いと感じています。
ちなみに運用開始から半年経った現在、
Wantedly経由で採用した社員の離職率はゼロです!
たった3つだけ!Wantedly運用で意識したこと
半年間のWantedly運用での成果をお伝えしましたが、
成果を出すために行なったのは本当に必要最低限のことだけです。
ある程度運用が乗ってきて以降は「あれもこれも」ではなく
「必要な要素に絞って継続して行う」を意識してきました。
次に、私たちがWantedly運用で意識してきた3つのことをお伝えします。
・週に一本以上、必ず募集記事を公開
募集記事を書いて公開すると、WantedlyTOPページの「新着」タブに記事が表示されます。
TOPページの募集記事は自然とPVが集まり、会社ランキングが上がり、記事の表示順も上がっていくというスパイラルが生まれます。
(ただし1記事だけひょいと単発で出してもそれほど順位は上がりません。
複数の募集記事を継続的に公開することで効果が期待できます。)
確実にPV数とエントリー数を増やすため、まずは記事数を充実させることを目標とし
「週に1本以上、募集記事公開」を最低限やってきました。
・求人ポジションにつき異なる訴求を3パターン用意
週に一本公開のノルマに対して、求人ポジション数はある程度限られています。
そのため、弊社では採用強化中のポジションについて、
異なるタイトル・写真をつけて3記事ほど同時に公開しています。
全く同じポジションであっても、訴求によってエントリー率が大きく異なってきます。
記事単位でエントリー率を測定しながら、成果の低い募集記事は月一でリライトしています。
・社員にSNS拡散をお願いする
募集記事のPV数の伸びに最も効くのが、SNSでの拡散です。
弊社では社員全員にWantedlyアカウントを登録してもらい、
記事が公開された瞬間にSlackで報告して全社に拡散協力を呼びかけています。
(公開後3時間以内のシェアが効果的です!)
ただし、毎週行なっているとどうしてもダレてくるので
「全社総会の時間を5分確保して、全員でSNSシェアの時間を設ける」
「募集ポジションの部署メンバーに対面で拡散協力のお願いをする」
などの工夫を取り入れていました。
その他運用する中で得られた記事作成のコツなどは多々ありますが、
最も大事なのはやっぱり「継続」することだと考えています。
限られた時間で最大限の成果を出すために、
最低限やることを決めてそこだけは継続していくことを徹底しました。
まとめ
半年かけてようやく成果が見えはじめましたが、
運用当初から何も特別なことは一切しておらず地味な試行錯誤しかしてきませんでした。
逆にいうと、どんな企業でも上記の成果を出せる再現性は非常に高いと考えています。
「知名度の低いベンチャー企業で予算ゼロでもこれだけの成果が出る!」という身近な一事例として見ていただけると嬉しいです。
そしてMicoworks株式会社では、中途・新卒ともに引き続き採用実施中!
新規事業の成長フェーズにつき、同じ目標に向かって走る新しい仲間が必要です。
現在、特に大募集中のポジションの詳細をぜひご覧ください!
▼コンサルタント
https://www.wantedly.com/projects/432726