今の相澤があるのは中学生時代の不便?な環境がすべてと言っても過言ではない!
System Integrator(通称:SI)として入社して10年の節目を迎えた主務の相澤。
今までとこれからの10年をリアルに語る。
プロローグ
相澤利哉 30歳 主務・System Integrator (以下、SI)札幌市出身。
高校卒業後、大原簿記専門学校ITビジネス科に進み、モスバーガーでのアルバイトと勉強漬けの2年間を過ごし、基本情報技術者資格・MОSなどを取得。
専門学校では情報系に特化していたため、就職先企業も限定的になってしまうので、就職活動期は幅広く手当たり次第にエントリーシートを送る。
そんな中、合同企業説明会で初めて北都システムの名を知ることに。
「札幌に独立系のシステム開発の会社があるなんて・・・」調べてみると
医療・自動車・公共系・アプリ開発に加え、自社ブランドプロダクトのリリースなど、独立系の会社であることとプロダクトの創造性に魅力を感じ、すぐにエントリーシートを送る。
その後、何度かの面接を経て当時の大庭浩司社長(現会長)との最終面接の場では、医療システムの話を少し・・・面接の大半を大庭社長が大好きなモスバーガーで使用する野菜の鮮度と生産者履歴、独自の商品開発について大いに盛り上がり、採用を勝ち取る。
2013年に北都システムに入社し、検体検査部門システムのSIとして社会人生活をスタートさせた。
パソコン・IT等に興味を持ち始めた時期と、これを仕事にしようと決めたきっかけを聞かせてください。
中学時代に同級生が携帯電話を持ち始めてメールで連絡を取り合っていた時期に、私は自宅のパソコンで送受信していました(笑)。
というのも、私は4人兄弟の一番下で、上の3人が中学時代には携帯電話を持たせないという家庭のルールがあったのと、経済的な理由もあり、ひたすら自宅のパソコンのキーボードを叩いて友達と連絡を取り合っていました。
しかし、このことが幸いしてブラインドタッチのタイピングが上達し、パソコンにより興味を抱くようになり、将来的にはIT関連の仕事に就きたいと思うようになりました。
「将来はITが社会・生活の中心になる」という、親のアドバイスと後押しもあり専門学校に進みました。
就活を経て北都システムに入社を決めた理由を聞かせてください。
事業領域に医療システムソリューションがあり、入社したら取り組んでみたいと思ったからです。
現在は他社が製品化していますが、当時は腕時計に収まるサイズで脈拍や血圧などを計測が可能なパーソナルヘルスケア製品を開発したいと考えていました。
その話を当時の大庭社長にしたところ、会話も盛り上がり「よし!この会社に入社しよう!」と心に決めました。
実際に働いてみていかがですか?
入社後、検体検査部門システムのSIとしてスタートしました。
自分はSIの主な役割は仕様調整と考えていましたが、同じSIの上司がプログラムも行っており、自分もプログラム知識を深めた記憶はあります。振り返ると、当時の自分は甘かったと思います。
私の場合は日によってはネクタイを締め、お客様との打合わせや、システム開発担当、プログラミング担当と3刀流です。
医療・ヘルスケア分野における北都システムの強みを聞かせてください。
2001年に医療システムソリューションがスタートし、既に20年超のノウハウ・データの蓄積と信頼があります。検体検査のほか電子カルテ・オーダリングシステム・産科向電子カルテ・分娩監視システム・生体情報集中モニタリングシステム・CT/MRIなどの高度診療機器の画像処理などのシステムを超上流工程から品質管理までの全領域をカバーしています。
また私のように、システム開発と医療現場での運用を知るSIがいることで、ドクターの要求がストレートに伝わるのも強みですね。目にする機会は少ないかもしれませんが、大学病院はじめ多くの医療機関をサポートしています。
入社してからの忘れられないエピソードを教えてください。
入社前の話ですが、最終面接で合格をいただき油断したのか、入社に至るまでの数か月間で体重が10キロも増えてしまったことです。そしてその10キロは入社しても落ちることなく、現在も残ったままです・・・2015年には結婚し更に増える要素が・・・どうしたらいいかわかりません。
あと仕事上についてはノーコメントでお願いします(笑)。
入社してから10年、そして今後の10年、会社・プライベートで実現させたいことはありますか?
結婚し3人の子宝にも恵まれ、マイホームも購入しました。仕事ではメンバーの作業管理や新人研修のトレーナーなどの役割も増えました。
父親として、主務として重い責任を負った10年間でしたが、一番重いのは体重です(笑)。
今後の10年は3人の子供の成長を楽しみつつ、住宅ローンの繰り上げ返済を目指します!仕事の面では自社のノウハウと技術を活かし、AIをベースにコロナウイルスのように未知のウイルス等の分析・解析に迅速に対応できる自社サービスを開発してみたいです。
こんな人と仕事がしたい・社風や社員同士のコミュニケーションについて聞かせてください。
上司・同僚・先輩後輩関係なく、役職ではなく「さん」付けで呼びますので、良い意味で緊張感なくフレンドリーに接することができる社風です。またコロナ禍で中止していたイベントも再開し、少しずつコミュニケーションの機会も復活しています。2022年9月には北海道IT推進協会が主催するソフトボール大会があり参加しました。
大会前には参加する社員も自主練に励み、試合に臨みましたが大敗・・・3回目の出場ですが未だに1勝もできていません。だからと言う訳ではありませんが、活気のある人、負けず嫌いな人、そして欲を言えば球技が好きな人と仕事がしてみたいです。
休日は何をして過ごしていますか?
子どもが6歳の長男を筆頭に4歳・2歳とまだまだ手がかかりますので、休日は家族サービスです。
会社の福利厚生がとても充実しており、妻への感謝をこめて家族全員で洞爺湖や北湯沢などの温泉に行きます。あと中学・高校と野球をやっていたので、上司が所属する草野球チームでプレーしています。
野球少年時代の相澤さん
最後にこのサイトを見た人にメッセージをお願いします。
気軽に声をかけてください!仕事の話、プライベートの話、会社や私個人に興味を持ってくれたらうれしいです!よろしくお願いいたします。
エピローグ
中学時代に携帯電話を持つことができなかったことが、必然的にパソコンに触れる時間を増やし、将来の仕事のきっかけになったり、モスバーガーでアルバイトをしていた経験が最終面接での社長との盛り上がりに繋がったり・・・まるで小説の伏線を回収するような展開で入社し10年目を迎えた。
最初の面接で本社に来た時に自社ビルを仰ぎ見て「この会社は儲かっているな~」と思い、社長との面接を終えたときは「この会社なら俺の人生は安泰だ~」と感じた思いは20代で結婚し3人の子宝に恵まれたこと、マイホームを購入したことに現れている。
尊敬する人物は?との問いに、「妻」と即答。子育て・家事・仕事と多忙なパートナーをサポートする姿が目に浮かぶ。仕事も充実し家庭も円満なら、例の10キロは「幸せの証」という解釈でもいいと思うのだが・・・