みなさんは、先週末は何をされていたでしょうか?
日本人の休日といえばおおよそ、「ウエイト」・「一人のみ」・「一人銭湯」・「筋トレ」
といったところでしょうか。
僕も休日はだいたい上記のように過ごすのですが、
先月はなんと、はるばる徳島までいってきました。
青春を探しに。
【チャットモンチーの偉大さ】
先月末、7月22日は、日本のガールズロックバンドの巨匠、チャットモンチーの最後の活動でした。
チャットモンチーといえば、言わずと知れた日本のガールズバンドのパイオニア。
徳島で結成され、2005年のメジャーデビューから2年4ヶ月、
当時の最短記録で武道館でのマンワンライブを成功させた、2人組のガールズバンドです。
当時はガールズバンド自体が今ほどメジャーではなかった時代。その前に武道館でライブを行ったガールズバンドは、1996年のPRINCESS PRINCESSが最後でした。
つまり、21世紀のガールズバンドはチャットモンチーが作ったのですね。
【チャットモンチーが最後に選んだ舞台とは】
そんなチャットモンチーが活動を「完結」させる場として選んだのは地元徳島。
それもワンマンライブではなく、大学時代から振興のあるバンド、事務所の先輩など、
関係性の深いバンドが総勢11組が出演するフェス形式でした。
ライブの最後にみんなで阿波踊りをするというのも、チャットモンチーらしいですよね。
【チャットモンチーを受け継いだのは】
今回のフェスは、 14年間歌い続けたチャットモンチー最後のライブ。
通常ならば、本当に悲しいライブになると思うのですが、そうではなかったんですね。
その理由は、トップバッターとして出演していたhump buckというガールズバンドでした。
元々チャットモンチーのコピーバンドとして結成されたhump buck。
彼女たちもまた、チャットモンチーに憧れ、チャットモンチーとともに青春を過ごし、
そうやって大きくなっていったバンドなんですね。
実際のライブでは、ボーカルの林ちゃんが号泣しながら、こう叫んでいました。
❝チャットモンチーは私たちの青春だった❝
❝今度は私たちが誰かの青春になる❝
彼女らが涙を流し、声を震わせながら、それでもまっすぐ会場中に響き渡っていた歌声に、
希望を持った人は多いのでは無いのでしょうか。
林ちゃんはライブ後、こんな言葉を残しています。
❝ずっと信じて来たふたりが、あたしたちの音楽を「信じる」って言ってくれた。❝
❝永遠なんてどこにも無かった。だからこそ美しい。❝
❝心の底から大好きです。青春をありがとう、チャットモンチー!❝
【最後に】
チャットモンチーへの愛が溢れすぎて、危うくこのままブログを終えるところでした笑
非常に思い出深いライブで終わりましたが、全てのアーティストを見て、
「やっぱり何かを全力でやってる人ってかっこいい!」
と心のそこから思いました。
自分がそういう人になり、周りにそういった人々が溢れれば、
悔いのない人生になるのではないかと。
そのために、明日からまた愚直に頑張らねばと思った、
そんな休日でした。