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GOメンバーのリモートワークにおける工夫

GO株式会社では、ハイブリッド型の働き方を取り入れています。オフィス出社、リモートワークを自由に選択でき、ライフスタイルに合わせた働き方をすることが可能です。(所属部署により出社日を設けているケースなどあり)
また、エンジニアやデザイナーなどの開発系職種対象で「オフィスフリー制度」を導入しており、地方に在住しながら働くこともできます。そのような背景から、多くのメンバーがリモートワークをしています。

今回の記事では、GOのメンバーがリモートワークをする上で大事にしていることやリモートワークについて感じることについて、「オフィスフリー制度」を活用して働いているメンバーの声をもとにご紹介していきます。

目次

  1. リモートワークでも円滑なやり取りを実現するための工夫
  2. リモートワークには自己管理が必要不可欠
  3. バーチャルオフィスツールの活用で、離れていても声をかけやすい環境づくりを

リモートワークでも円滑なやり取りを実現するための工夫

まず、「フルリモートだから不安」という不安はあまり感じなかった方が多いようです。これまでの職場でもリモートワークで働いていたという方が多いことも関係しているかもしれません。一方、これまでの職場で出社中心の働き方だった方は、リモートでのコミュニケーションや馴染めるかという点で不安を感じていたようです。

■フルリモートで働くにあたって、不安だったことはありますか? ・ありませんでした。フルリモート・出社関係なく業務の流れなど、新しい職場に対しての不安があったくらいです(大阪在住、エンジニアGM、Kさん) ・特にありませんでした(岡山在住、IoT本部エンジニア、Sさん) ・前の職場では出社していたため、リモートでのコミュニケーションやメンバーに馴染めるかなどの不安はありました(京都在住、エンジニア、Mさん)

コミュニケーションにおいて不安を感じた方はどのように対処していったのでしょうか?
業務以外のプライベートな部分も共有していくことでお互いの人柄を知っていったり、小さなことでも質問をするようにするなど、情報共有を密に行っていくことがポイントのようです。

■その不安に対してどう解消 or 対処しましたか? ・首都圏在住の方でも関わる方のほとんどがリモートワークだったからか、リモートと出社メンバーの偏りによる問題はありませんでした。 私が在籍するグループでは、毎週行っている進捗報告ミーティングでプライベートの出来事も共有する場が作られていて、リモートでもお互いの人柄を理解し合って親しみを感じることができました。業務の推進にも良い影響があると思います。(京都在住、エンジニア、Mさん) ・最初のうちに小さい質問をするようにしていました。いわゆる「かくれんぼう(確認・連絡・報告)」を実践していました。(大阪在住、エンジニアGM、Kさん)

実際、首都圏在住者であってもリモートワークしている方が多いため、「地方在住だから」という理由で起こる問題はなかったようです。
居住地に関わらず、自分の業務で関わるメンバーがリモートワーク中心であるのか、出社比率が高いのかによって、コミュニケーションの取り方が変わってくるように思います。

   ある会議の一コマ。オフィスで参加するメンバーもいれば、家から参加しているメンバーも。

職種別にみると、エンジニアメンバーはリモートワークが多い傾向にあります。ビジネス職やコーポレート系職種のメンバーは週1~2回程度オフィスに出社するなど、業務内容や部署によって傾向・出社頻度が異なっています。

リモートワークには自己管理が必要不可欠

リモートワークだと、どうしてもテキストベースのコミュニケーションが多くなります。そのため、言葉遣いに気を付けたりSlackスタンプを積極的に活用するなどして、意図せず冷たい印象を与えてしまうリスクをできるだけ減らす努力をしているようです。
また、オンラインミーティングの際に “声の表情” に気を付けているという意見もありました。対面コミュニケーションがとれない分、些細なことであっても遠慮せずにSlackなどで関わることを心掛けているという声も。
お互いの認識を合わせたり、誤解を生まないようにするため、遠慮せずにコミュニケーションを取っていくという前提を持っておくことはお互いにとって大事ですね。

■リモートで働く上で大事にしていることは何ですか? <コミュニケーション面> ・対面のコミュニケーションができない分、ちょっとしたことでも必要以上に遠慮せずチャットするよう心がけています。(京都在住、エンジニア、Mさん) ・声の表情です。開発上のやりとりはテキストコミュニケーションの文面が固くなることが多く、冷たく受け取られてしまうこともあるので、声色に表情がつけることを意識しています。(大阪在住、エンジニアGM、Kさん) ・初対面がSlackになることが多いので、言葉遣いに気をつけたり、スタンプを用いて誤解が生まれないように努めています。(岡山在住、IoT本部エンジニア、Sさん) <セルフマネジメント面> ・仕事の切り上げタイミングがわからなくなりがちなので、残業を常態化させないように、今日はここまでやるというのを決めるようにしています。(京都在住、エンジニア、Mさん) ・GOのValueを意識するようにしています。一部は自己解釈に変換してたりするのですが、Valueを意識して、案件や課題に向き合うようにしています。自身のモチベーション維持も出来ますし、一緒に働くメンバーへ自身の判断やアクションの意図が説明しやすくなっているように思います。(大阪在住、エンジニアGM、Kさん)※GOのValueを紹介している記事はこちら! ・通勤がなくなり外に出なくなるため、休日は外に出て体を動かすようにしています。(岡山在住、IoT本部エンジニア、Sさん)

また、セルフマネジメント面では、時間管理、体調管理を意識的に行っているという意見がありました。通勤という分かりやすい区切り目がない分、いくらでも(いつまでも)働けてしまうというのは、各個人で気を付けていくべきポイントですね。

バーチャルオフィスツールの活用で、離れていても声をかけやすい環境づくりを

一部の部門では、『ovice』というバーチャルオフィスツールを活用して、オンライン環境でも気軽に声かけできるようにしています。

             開発系のとあるチームで利用しているoviceの画面

業務開始と同時にログインして、気軽に話せる状況を確保することで、業務上に何か気になることがあった際にメンバー間で話しかけやすくなっています。
また、チーム内の朝会やミーティングなどはoviceで行うようにしている部署もあるようです。

なかでも「肩ポン機能」はovice上で気軽に話かけることができるので便利だそう。利用者がGoogleカレンダーと連携していれば、ミーティング中か否かも分かるため、「肩ポン」してサクッと話してしまうか、Slackで連絡するかをすぐに判断でき手軽に話かけることができます。

リモートワークをする上で、各々が工夫を凝らしてコミュニケーションをとっていました。
また、GOではリモートワークによって減少してしまう対面コミュニケーションの機会を、複数のコミュニケーション施策を用意することで補えるようにしています。その一つが日帰りワーケーションです。日帰りワーケーションについて紹介している記事をあわせて載せさせていただきますね。

これからも働く場所に捉われずに一人一人が知恵を出して工夫していくことで、生産性の高い組織をつくっていきたいと思います。


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