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自分の手で事業を創る機会をーMember's reports :飲食事業担当オルゲイト有紀


現在、ゲストハウスのTen to Ten 08 Sapporo Station1階にあります
cafe Spice Local -Ten to Ten-を任されています。

ー産休明けのリブランディングー

入社して2年後に子供が生まれ産休で1年間のお休みの間にコロナがスタート。
Ten to Ten 08 Sapporo Stationの建物はコロナが始まる1ヶ月前に完成。ドミトリーと呼ばれるお部屋のみでの構成のためコロナとの相性は最悪で、宿泊者の軒並みのキャンセルに施設を閉めざるおえない状況へ。宿泊者のご利用が多かった1階のカフェバースペースにもおのずと客足は減っていきました。そんなコロナ禍の打開策として、ゲストハウスの1階にあるカフェバーではなく、まずは札幌の一飲食店としての確立を目指し社内でリブランディングの計画がスタート。産休明け前に、「スパイスカレーは作りますか?」「はい、少しやりますよ」「じゃあやれますね!」そんな一言二言でジョインが決定。


「世界のスパイス料理&チーズケーキ」のお店作りへ

産休明けからフルスロットルの日々でした。
プロのデザインチームと幾度となく味のテストをし意見を取り入れ、また試作。
スパイスの参考書を隙間時間でインプットしていき
玉ねぎの切り方、炒め方、スパイスの配合、火入れのタイミングなどなど知れば知るほど
宇宙を彷徨っているかのような感覚でした。正解がわからずもがいた日々。
今のメニューが産まれるまでに大変時間がかかったことはお察しください。
そんなこんなでオープンから今日まで、ありがたいことに沢山のお客様がご来店下さり
昔では想像もつかないほど、宿泊者様だけではない地元のお客様のご来店をいただいております。当初掲げていた、一飲食店としての確立はクリアできたのかなと思います。

まとめ

私たちが本来目指しているのは、ただの飲食店ではありません。
地元の人と、宿泊者が繋がれるコミュニティーがうまれる場づくりをずっと模索してきました。以前までは場づくりを提供したかったが宿泊者しかいないお店でした。
現在は、地元の人が「美味しい」と通ってくれるお店に。
そしてこれからの未来、コロナが落ち着き宿泊者が戻ってきた時には、
ずっと思い描いていた地元の人も、宿泊者も集うお店になれるんじゃないかと。
そこから生まれるコミュニティー、点と点が繋がって広がっていく様を見れるんじゃないかとワクワクしています。

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