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【卒業生紹介Vol.2:前編】コインチェックのインターンシップを経験し、現在は経営の道へ進んだ元メンバーの思い

皆さんこんにちは!!
コインチェック株式会社、人事部今井です!

今回のインタビューは尾形さん、甚田さん、大塚での対談にてお送りします!
尾形さんのご紹介!
https://www.wantedly.com/users/996857
次回より登場される甚田さんのご紹介!
https://www.wantedly.com/users/16333

前編・中編・後編の全3編でお送りする第一弾は、2015年から約1年、コインチェックでインターンとしてジョインしていた尾形さんです!!
入社のきっかけや当時担当していたこと、卒業後今の事業を始めるまでをインタビューしました!!

コインチェックにジョインしたきっかけ

大塚:当時まだメンバーも少なくて俺も移行期の段階だったから、コインチェックにフルコミットでジョインしていたのは和田くらいだったよね。
そんな中、インターンの募集を出した時に来てくれたのが尾形くん。早稲田の学生だったね。

尾形:そうですね。就活は割と早めに終わっていたのでその間何かしたいなと思っていて。
そんな時にたまたまビットコインのことを知る機会があり「なんだこれは。怪しいぞ」という印象だったんです(笑)
でもビジネスとしてうまくいっても失敗しても、どちらに転んでも面白そうだなと思って、インターンについて話を聞きに行こうと思ったのがコインチェックですね。
面接はもともと調整済みだった日程を無視した大塚さんから「今から会える?」の連絡がきて、僕はダイビング帰りの機材を担いで行きました。

大塚:そうそう。ダイビングの機材抱えてエクセルシオールで話して、そのままオフィスに連れて行って「じゃあやろう」だったね(笑)
最初にオフィスに行った印象はどうだった??

尾形:和田さんがまだ学生(当時はまだ大学に籍を置いていた)だったので、先輩がいるなという印象でした。

当時のコインチェックでは

大塚:当時は俺もフルコミットではなかったから、和田が開発サイドで、甚田くんがそのサポート含めて細かい技術サイド側の業務を担当していて、後は俺と尾形くんしかいないみたいな状況だったね。さらにその中で尾形くんの仕事はエンジニア以外のやつ全部やるみたいなくくりだったよね(笑)

尾形:そうでしたね。凄く印象的なのは入社して初日か二日目の事だったと思うんですけど。
ペイメントをやろう、形はできたからどこに導入しようかという話があって、オフィス周りの会社にチラシを作って僕が飛び込みで突撃してビットコイン決済をお店に導入してもらおう!という事を始めたんですよね。
結構色んなところから怒られて、飲食店とか「仕込み中の忙しい時間に何怪しいの持ってきてんだよ」みたいな感じでチラシも受け取ってもらえなかったですね。
最初からそんなイメージはしていたけれど、丸1日飛び込みをやってみてチラシは無理だな、という気づきを得た初日でしたね(笑)

大塚:そんな事もあったね。今そのノリでやる人いないな(笑)
俺も和田も手一杯だったから、人は欲しいけれどきてもらっても指示を出す、ではなゼロだからとりあえず自分で考えてやってもらうしかなかったんだよ。
当時ペイメントを推進してくれていた人がいて色々紹介してくれたりしていたのも全部担当してもらったね。

尾形:もう1つ担当したのはドネーションですね。
ビットコインと寄付は相性がいいんじゃないか、という話があって。
これもペイメントの時と同じ感じですけど、国内のNPO/NGOを200社くらいリストアップして、電話・メールを送っていくという。
20社くらいから反応があって、そこから実際に採用してくれたのは10社くらいでしたね。

大塚:そうだよね。尾形くん、ドネーションのゼロから立ち上げたイメージが強くて。
最後の仕事としてやりきろう!という印象が強かったんだよね。

尾形:それはあったかもしれませんね。全部卒業前に終えて、リリースして。
確か最後にワールドビジネスサテライトにも出たんですよね。

大塚:出た出た!最後そこで帰結したんだよね。そうだった。
今振り返ると会社としてのルールもほぼない状態で、誰かが教えてくれる環境でもなく、自走するしかない中で学んだことで今に活かせていることはあるのかな。

尾形:自走という言葉が出ましたけど、自走力はその1年で相当つきました。
また、良い意味でも悪い意味でも大きな裁量権があったので、何もないところから自分なりに解釈して進めていくことを良い機会ととらえて行動するという事も学べました。
コインチェックを卒業して、ローランドベルガーへ入社した後も自走力やそういう考え方は活きていました。
入社後すぐに色々任されてかなり早いスピードで昇進できたのもインターンとしてそういうことをやっていた事も大きいと思いました。

Somewhereで事業を始めるまで

尾形:ローランドベルガーに入社して、消費財と製造業のビジネスデューデリジェンスをメインに担当していました。
やることがすごく多いので、それこそ自分で考える能力が求められ、コインチェックでの経験は役立ちましたし、その能力が更に高まりましたね。

大塚:そういうところは基本的に院卒採用だよね。

尾形:仰るとおりで、僕の同期は8人いたんですけど僕が一番年下でした。

大塚:その中でも遜色なく対応できるというか、昇進が早い方だったのはどういうところが評価されたんだろう。

尾形:一番最初に入ったプロジェクトの上司とチームがすごく優秀かつ相性があったのが大きいです。1年間コインチェックでインターンとして色々な経験をした事もあったので大学を卒業したばかりにしては面白みがあったんでしょうね。
大企業の戦略コンサルティングをやりたい!という意欲が高い同期の中では、ベンチャーマインドも高かった僕は少し異質だったかもしれないですね(笑)
ベンチャーから思考を変えて、大きい企業も見てみたいと思っていたので。

大塚:大企業の新規事業計画の進め方とベンチャー企業の進め方はアプローチの仕方が全然違うもんね。
とはいえ、ゴールの設定がきちんとしていればどちらでも事業として成り立っていくからね。
それで入社してから3年くらいで今の事業を始めたんだっけ。その切り替えのきっかけは何があったんだろう。

尾形:そうですね。会社で3年働いてみて、良い意味でも自分がこの会社であと何年働いてたらこうなる、来年は恐らくこういう状態になってるなというのが予測できるようになっていて。
早い段階でそうなってしまうのは物足りないなと感じたのが1つ。
もう1つは幸運なことに会社で評価してもらえていたので、いつでも戻れるという状況を作れた事でした。
同期よりも2年先に入って今このポジションにいるのであれば、2年ぐらい別のことしても良いんじゃないかという気持ちになったんです。
今のうちに色々チャレンジしておいたほうが何かあった時に戻ることもできるので、逆にい続けるほうがリスクだなと感じてしまって。
そんな時にたまたま気の知れた、働き方も知っているような人が起業して何か始めたと聞いたので、じゃあやるか!という感じで今の会社へ行きました。


色々なお話をありがとうございます!!

次回は今の事業についてや、今の尾形さんから見た現在のコインチェックに思うことなどを伺って行きたいと思います!

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