今回は、CCIで執行役員を務める長谷川さんにインタビューしました。
2013年にCCIに入社し、入社直後の出向経験を経て、執行役員までのキャリアから、ディビジョンとしての今後の目標まで、広く深くお伺いしました。
是非、最後までお楽しみください!
▶目次
①ECから広告へ。ダイナミックな環境を求めキャリアチェンジを。
②広告代理店と協業し、”1.5列目”から最善の提案を。
③”組織の潤滑油”としてCCIを成長させていきたい。
ECから広告へ。ダイナミックな環境を求めキャリアチェンジを。
本日はよろしくお願いいたします。まず、始めに自己紹介をお願いします。
CCIの執行役員を担当しております、長谷川と申します。本日はよろしくお願いいたします。
私は2013年に中途でCCIに入社後、グループマネージャーに就任。2023年1月にCCIの執行役員に就任をし、現在に至ります。
CCI入社前はどのようなキャリアを歩まれていたのですか?
1社目は小売企業で、商品販売を主に行っておりました。ネットショッピング領域、つまりeコマースに興味があり入社をしました。
しかし、実際に入社してみると現場の店舗運営を任され、入社前に想像していたキャリアとギャップを感じたんですよね。実際、当時の会社でeコマース領域を担当するのは非常に狭き門であったので「他の会社で自分のやりたいことを実現しよう」と思い、転職を考え始めました。
そして、2社目では大手インターネット企業に入社しました。入社後は、店舗テナント開設に向けた新規営業や既存クライアント様に対する売上拡大支援の一環として、広告営業などを行っていました。
しかし、実際に相手をするのは中小企業や個人事業主の方が多かったため、事業拡大のための大きな提案をしてもなかなか首を縦に振って下さらないんですよね。その点に、自分自身もどかしさを感じ、転職を考えるようになりました。
その後、どのような経緯でCCIに入社されたのでしょうか?
2社目での経験から、もっとダイナミックに事業拡大のサポートができるような事業に携わりたいという思いが強くなっていきました。もともとはEC領域を軸に、仕事や転職を行っていたのですが、広告であればそんな自分の思いが実現できるのではないかと思い、広告業界を中心に転職を考えるようになりました。
その中でも、CCIであれば電通という大企業の力やノウハウを享受しつつ、かつナショナルクライアント様を相手に仕事ができるという点で、非常に魅力を感じ最終的に、入社を決めました。
CCI入社後はどのような事業に携わっていらっしゃったのでしょうか?
現在は営業側の役員を務めているのですが、CCI入社直後はメディア担当へと配属となり、大手SNSツール企業の担当をしていました。2013年当時、同社は非常に伸びてる時期であったためCCIとして「グロース支援ができるんじゃないか」と感じていました。そのため、入社初月ではあったのですが、同社への出向をCCIに提案し約2年出向をすることにしました。
その後、同社がCCIの取引先として長くなっていき、次第にチームマネージャーも担当するようになったことで事業自体上手く機能するようになったため、一旦離れ、他の媒体社の担当として働くようになりました。そこから、チームを束ねつつグループ全体の管理を行う、いわゆる管理職側の仕事にシフトしてきている状況です。
現在はメディア側での経験を評価していただき、「営業側でも活躍して欲しい」ということで、部長として営業職に携わるようになり、広告代理店向けのビジネス経験を経て、執行役員を務めております。
広告代理店と協業し、”1.5列目”から最善の提案を。
次に、改めて現在長谷川さんが所属されている”セールス&パートナーシップス・ディビジョン”では何をされているのでしょうか?
約150人が参画している部門になってはいるのですが、営業と一口に言っても広告主に直接営業活動をするのではなく、広告代理店と協業し、広告主のマーケティング支援を行うのが基本的な流れになっています。というのも、1.5列目からの支援がCCIのもともとの強みというのが背景にあります。
加えてCCIとしては、クライアント様と直接折衝することも増えてきいますし、目指しているのですが、個人的には自分は1.5列目のビジネスが自分の管轄の中でも特に注力したい部分ではあります。 具体的なところで言うと、現在では電通のグループ会社や某大手広告企業様と協業し、1クライアント様のご支援をしている最中ですね。
組織体制としてはどのような構成になっているのでしょうか?
1番現場で頑張ってくれているメンバーは、例えば、A社(広告代理店)担当、 B社(広告代理店)担当のように、代理店に紐づく担当チームに基本的に所属していています。メディアプランナーとして、各クライアント様に対する提案活動におけるメディアプランニングを実行していくことが主な業務です。
その上には現場メンバーを束ねる部長や局長がいます。同ポジションでは、広告会社様とのビジネスディールの条件交渉やプロダクト戦略を行っています。しかし、実際は現場に入ることもありますし、交渉もすることはあるので、「交渉するということ」の営業プレイヤーの担当が近いかなと思います。そのため、部長や局長の役割は各広告代理店との間の調整を行う「キーマン」だと思っていますね。
セールス&パートナーシップス・ディビジョンで掲げているミッション、役割についてお聞かせできますか?
基本全社方針に則ってはいるのですが、大きく分けると3つあります。
1つ目は、CCIで「to the Front」を掲げていることからも、最前線で活躍できる人材の育成に注力しているので、取引先と関係の中でも前に立ちリードすることは常にメンバーに対して意識付けしています。
2つ目が、1.5列目業務を担う部門でありながらも、全社でフロント業務が必要な時には活躍できる人材がいる状態を作り出すことです。1.5列目からの支援という型にはまるのではなく、CCIの事業成長のために柔軟に対応し、貢献していく人材を創出していきたいと考えています。
3つ目は、電通グループ外からの収益を集める部門として、さらにCCIの成長に貢献することです。CCIのセールス&パートナーシップス・ディビジョンは電通グループ中で、唯一電通グループ外の広告会社から収益を上げていくことをミッションとしている部門なんですよね。そのため、この部門ならではの特徴を生かしつつ、全社に対する「貢献」をこだわり持って追求していきたいと思っています。
”組織の潤滑油”としてCCIを成長させていきたい。
CCIで活躍されるメンバーにはどういった方が多いでしょうか?
やはり、真面目な方が多い印象ですね。
その他にも、メンバーを俯瞰して見ると沢山のステークホルダーがいる中で、うまく立ち回りできたり、 相手の伝えたいことを素早く察知し理解できる方は活躍しやすい傾向にあると感じています。プラスで、声が大きい方も活躍していると思います。声が大きいというのは、ボリュームの話ではなく「こういうことをやりたいです」であったり「こういう風に成長していきたい」という心の内から溢れる強い意志の声ですが、自分の思いを明確に言葉にして伝えることができる方は成長が速い印象ですね。
とは言いつつも、基本的には与えられた環境で120%やりきれる方だと、CCIであれば間違いなく成長できると思います。
次に、セールス&パートナーシップス・ディビジョンとしての、今後のビジョン、目指していきたいディビジョンの在り方を教えていただけますか?
セールス&パートナーシップス・ディビジョンに関して言うと、2023年の上期でポテンシャル採用と言われる、異業種からの転職者の受け入れに挑戦してきました。というのも、ここまでお話した1.5列目の仕事は、異業種から広告業界へのファーストステップとしては比較的、参入しやすいポジションだと思っています。しかし、実際営業としてのポテンシャルとデジタルマーケティングの知識がある方は必ずしもイコールではないんですよね。もちろん、両方が揃うのが理想だとは思うのですが。ただ、その一方でデジタルマーケティングの知識はないけれども、営業としての立ち回りや、課題解決力やロジカルシンキングを持っている方は、 この部署でデジタルマーケティングの知識をつけることで、フロント人材として物凄く成長が見込めるんですよね。そういう意味でも、フロント人材を創出していくために、今後も育成の部分には一層注力して行っていくべきだと考えております。
次に長谷川さん個人の目標をお伺いできますか?
やはり全社として「to the Front」を合言葉に、クライアント様のデジタルマーケティング活動をCCIが価値提供することでサポートして、市場拡大をしていくことが大前提としてあります。その中で、個人的なミッションは、今後活躍できる人材を育て、営業機会を増やし、クライアント様の課題解決に貢献しつつ、取引先を増やし、会社としてのキャッシュポイントを増やしていくことなのかなと感じています。ー
最後に長谷川さんが感じていらっしゃるCCIの魅力についてお伺いできますか?
CCIでは、複数の広告会社様とのビジネスの中で、メディア担当で言うと複数の媒体とのお仕事ができるので、 色々な広告会社様の進め方や提案方法、ノウハウみたいなことを広く学ぶことができます。また、その他にもネット専業の担当から、総合代理店の担当へとチェンジすることで、CCIという1つの会社の中で、色々なビジネスの進め方や考え方を学ぶことができます。そのため、この点は本当にCCIならではの非常に大きな魅力だと思います。
本当に想像以上に様々な会社のパートナー様や取引先との幹部の方と普通に話したり、やり取りすることもあります。そのため、コネクションの価値とは言いませんが、広告業界やインターネット業界のキャリアスコープは非常に大きく広がるんじゃないかなと思いますね。
本日はありがとうございました!
こちらこそありがとうございました!