Betsでショート動画チームの責任者を務める本田。立命館大学を卒業後、新卒でGA technologiesに入社しWebエンジニアとしてSaaS開発に携わった後、フリーランスとして独立を果たしました。しかし、独立して事業を行う中で自らの課題を痛感し、再び組織でスキルを磨くべく、2024年にBetsにジョイン。異色の経歴からBetsへ入社した本田は、日々どのような挑戦をし、成果を積み上げているのか――詳しく聞きました。
フリーランスで痛感した限界。再挑戦の場としてBetsを選んだ理由とは
──前職までのキャリアについて教えてください。
大学卒業後、新卒で株式会社GA technologies(以下、GA)に入社しました。入社直後からグループ会社であるイタンジ株式会社に出向し、不動産賃貸領域のSaaS開発を担当していました。その後半年ほどでフリーランスへ転向し、Webサイト制作やSNSマーケティングを中心に受託業務を行っていました。
しかし、フリーランスとして活動する中で、自分の未熟さを痛感する場面が増えていきました。ひとりでビジネスを進めるには、本業以外にも案件獲得におけるアポ取りから商談、クロージングまでの営業の一連の流れを全て自分で担う必要があります。
当時、SNSやビジネスアプリを活用して営業活動を行っていましたが、クライアントを増やす具体的なビジョンが見えず、次第に不安を感じるようになっていたんです。その結果、営業スキルを含めた総合的なビジネス戦闘力を鍛えたいと思い、改めて会社組織に所属することを決意しました。
──多くの選択肢がある中でBetsを選ばれたのですか?
特に自分で「モノを売る力」に課題を感じていたため、職種は営業かマーケティングのどちらかを検討していました。中でもデータを分析しながら検証改善を繰り返すマーケティング職は、元エンジニアとしてのスキルや思考が活かせるのではないかと考え、最終的にマーケティング職に絞って企業を探しました。
そのうえで、Betsを選んだ理由は大きく2つあります。1つ目は、少数精鋭の組織であること。1社目のGAは約1,500名の従業員が在籍する上場企業で、規模の大きな案件に携われるチャンスがありました。また、分業制が進んでいるため、限られた業務範囲のスキルを高めることはできましたが、役割の枠を超えて事業そのものを牽引できる立場になるためには時間がかかりそうでした。Betsのような少数精鋭の組織であれば、事業成長のためなら何でも任せてもらえ、早期に広い責任と裁量を持てると考えました。
2つ目は、経営陣から直接フィードバックが得られる環境があること。特に、リクルートというトップカンパニーで豊富な実績がある代表の竪山と役員の田口の元で働けることに大きな価値を感じました。スピード感のある成長と、盤石なキャリア形成を実現したいと考え、Betsへの入社を決めました。
フルコミットし続けた先に見えた景色
──入社から約2年。これまでに担当してきた仕事内容について教えてください。
1年目は、クリエイティブ制作、主に動画制作をメインで担当していました。案件ごとのコンセプト企画から、要件に合ったモデルのアサイン・動画撮影・動画編集・広告配信/運用までを一貫して担当。“プレイヤーとしての成果の最大化”を追求した1年でした。
2年目に入ってからは、そこにチームのマネジメントの要素が加わりました。自らの動画制作に加え、メンバーが制作した動画のフィードバックや、それぞれの予算配分など。どの動画をどの媒体で、どのくらいの予算で配信するかを設計する上流部分まで担当しています。
また、媒体ごとのアルゴリズムやターゲット層の特徴を確認しながら、「なぜこの動画が刺さったのか」の分析を徹底して行っています。この2年間でヒットする広告の緻密なロジックを言語化し、一定の再現性を持って成果を出せるようになりました。
──経営陣からも信頼が厚い本田さん。入社からこれまで、どのような働き方をしてきたのでしょうか。
Betsへ入社後は、自己成長と成果創出のために、起きている時間の大半を仕事に費やしています。休日も生活リズムは崩れすぎないようにしていて、遊びや運動したりもしますが、それ以外のプライベートの時間を使ってインプットしたり、興味のあるテーマで検証をしたりと、自分なりに学びや挑戦の時間にあてています。
「なんでそんなに頑張れるの?」とよく聞かれるのですが、根底にあるのは、「自分の成長に対するワクワク感」と、「なるべく体力があるうちにたくさんの経験を積みたい」という思いです。今は純粋に自分の成長を楽しめているので、この楽しさが続く若いうちに経験値を積み上げておき、30代以降、さらに面白い仕事に携わって行きたいと考えています。
──そんなにも自らの成長を楽しめる理由はどこにあるのですか?
成長=面白い、と捉えられるようになったのは、大学時代のプログラミングがきっかけでした。未知の領域に取り組む中で、「難しいことに立ち向かい、それをクリアしていく」ことの楽しさに気づき、のめり込んでいったのを今でも覚えています。
Betsに入社し、マーケティングに携わるようになってからは、その楽しさが日増しに大きくなっていく感覚があります。というのも、Betsでは自分の学びや試行錯誤の量がそのまま数値に反映され、会社の成長をも左右するから。日々の自らの成長が手に取るようにわかり会社へ与えるインパクトも大きいので、心から楽しめています。
成長を楽しめるもう一つの理由は、経営陣直下で日々多数のフィードバックをもらえる環境にあるからです。一つひとつのアクションについて経営陣に直接フィードバックをもらい、愚直に行動し、改善する。ふと振り返ると、数か月前には到底出せなかったであろう成果が一人で出せるようになっていることもあり、そんなときに大きな喜びを感じます。
また、Betsでの日々を通して自分自身のマインドが良い方向に変わっている実感もあり、それも頑張れる理由になっている気がします。
──具体的には、どのようなマインドですか?
一つが、「できる方法を考える」。
もう一つが、「何事も自責で捉える」という考え方です。
以前、経営陣から「月に100本の動画を作る」という目標を課されました。当時の制作本数は月に30本程度で、単純に考えるとアウトプット量は3倍です。正直最初は「無理だよ」と思ったのですが、経営陣はできない理由ではなく、「どうすればできるか」を一緒になって徹底的に考えてくれました。
すると、自分の「思考の癖」から解放され、思わぬ選択肢まで洗い出せて、実際に制作本数の増加にも成功。それ以来、「できる方法を考える」というスタンスが身についてきています。
また、「自責で捉える」だと、たとえば数か月前、TikTokのアルゴリズムのアップデートにより数字が大きく下がってしまったとき。従来の自分であれば「媒体側のアップデートだから仕方ない」と諦めてしまっていたと思うのですが、「アップデートを事前に検知する方法はなかったのか」「即座に回復するには今から自分に何ができるか」というマインドを自然と持てるようになっていました。これは、常に仕事のアンテナを張り、自分が動画チームの責任を背負っていると思えているからこそ、生まれた変化だと思います。
もちろん自分ではどうにもできない変数もありますが、影響を及ぼす可能性が1mmでもあるならまずは挑戦してみる。何事も、自分の成長につながる経験に変えられるよう努力するマインドが自然と身についた気がします。
圧倒的な力を持つ経営陣の背中を追って。マーケターとして抜群に成長できるBetsの環境
──未経験からのマーケターへの挑戦をする中で、大変だったことはありますか?
特に大変だったのは、「正解のないもの」に対して、いかに成功の確率を高めていくかを考え抜く過程です。これまでの仕事でも完全な正解があるわけではなかったのですが、間違っていたとしてもそれが短期的に明らかになることは少なく、時間が経ってから「あれはベストなアプローチではなかったのかもしれない」と考える程度でした。
一方でマーケターの仕事は、数値として結果がすぐに返ってくるので、全てのアクションの正解・不正解が明らかです。早ければ翌日には数値が出るため、毎日「間違っているよ」と現実を突きつけられる感覚があります。ですがその分、最速で試行錯誤を繰り返すことができ、自分の成長も日々実感できています。
──Betsで最速の試行錯誤を繰り返す中で、どのようなスキルが身につきましたか?
一点目は、仮説思考力です。広告は配信して終わりではなく、なぜ成果が出たのか、なぜ伸び悩んだのかを常に考える必要があります。数字を見て「このターゲットが反応しているのはこういう理由ではないか」と仮説を立て、実際に検証して次の施策につなげていく。このサイクルを回すことで、論理的に仮説を組み立てる力が自然と身につきました。
二点目は、ユーザーへ憑依する力です。広告の成果はインサイトを打ち抜けるかで大きく変わります。先ほどお話した「1ヶ月で動画を100本作る」というプロジェクトでは、量を目標にして手を動かしたからこそ、「この表現ではユーザーを動かせないのでは」「この色や見せ方に変えたら改善できるのでは」とユーザー視点で改善ができるようになったと感じています。
三点目は、キャッチアップ力です。広告の仕組みやアルゴリズムは日々アップデートされるので、最新情報を追い、即座に適応することが求められます。最初はついていくのに必死でしたが、毎日トライアンドエラーすることで、変化を楽しみながら自分の知識やスキルを広げられています。
──Betsに入って本田さんに起きた定性的な変化についても教えてください。
Betsに入って働き方や考え方が根本から変わり、今では「Betsをもっと大きくしたい」と心の底から思うようになりました。
正直、入社当初はあまり深く考えておらず、「自分の経験値を増やしたい」程度の気持ちでした。ですが、入社して半年ほど経営陣の二人の近くで働く中で、圧倒的な思考力と行動力を目の当たりにし、「自分もこうなりたい」と明確に思う回数が増えてきました。
二人から直接フィードバックをもらい、愚直に行動し続けると、目に見えて成果が出る。入社後1年ぐらいで月5,000万円の売上を自分で作れたとき、「この環境を選んだことは間違いではなかった」と確信しました。
さらに、自分のレベルが上がるほど、経営陣の優秀さをより鮮明に感じるようになり、「ここにいれば、自分もいずれこうなれる。もっと大きなことができるに違いない」と胸が高鳴ります。挑戦するたびに成長を肌で感じられ、次はどんな成果が出せるかを考えるだけでワクワクする──そんな環境に身を置けていることを、本当にありがたく思っています。
──どのような点に経営陣のレベルの高さを感じますか?
経営陣は、常に走りながらさらに速いスピードで成長している印象があります。ひとつの課題に向き合う思考量や行動量は桁外れで、質の高さも圧倒的です。例えば、ある課題に対して私が3~4案の施策を出すとき、彼らからは即座に10~20もの打ち手が出てくる。正規の積み上げる方法だけでなく、高い目標を達成するためのハックのような発想も含め、幅広く考え、その上で決めたことは必ず実行しています。クライアント様の案件であれ、社内のことであれ、妥協せずに物事を動かし切る姿勢には毎回驚かされます。
──ハードに働いて成果を出している本田さんですが、原動力になっているものを教えてください。
「ここで絶対に成果を出したい」という強い信念です。私は新卒入社半年で会社員を辞めて独立し、フリーランスも1年で撤退を決意しました。その時々は新たなステップに進むための前向きな決断だと思っていましたが、どこかに、逃げてきた感覚もあって。
だから、Betsに入って優秀な経営陣に囲まれ「自分はなにもできない」「このままではだめだ」と健全な危機感を抱けたことは、自分にとって本当に良かったんです。この危機感があるからこそ、全力でいまに向き合えていると思います。
トップレベルの環境で、自分がどこまで成長できるか試したい人と共に。Betsが求める本気の仲間
──Betsで活躍できる人はどんな人ですか?
大きく分けると、2パターンあると思っています。ひとつは成長意欲が強い方、もうひとつは好奇心が強い方です。
ここまでお話してきた通り、リクルートで経験を積んだ経営陣、手を挙げれば任せてくれるカルチャー、少数精鋭な組織など、Betsには圧倒的に成長できる環境が揃っています。本人に成長意欲さえあれば、ここでの経験は必ず大きな力になります。
また、マーケティングの仕事は変数が非常に多く、答えのない問いに向き合い続けなければなりません。市場も施策や仕組みも日々アップデートされる。その中で「どうしてこんな変化が起きたんだろう?」と、好奇心を持って考え続けられる人には最適な環境なのではないでしょうか。
──最後に、Betsに興味を持ってくれている方にメッセージをお願いいたします。
今の職場やキャリアについて少しでも悩んでる方は一度お話させてください。ビジネスマンの成長角度は、どれだけ挑戦の機会に立てるかと、誰からフィードバックをもらえるかで決まります。“本気になれる場所”を探してる方、ぜひ一緒に働きませんか?