2016年にAZdepにグラフィックデザイナーとして入社し、現在は紙媒体からWeb、映像と多岐にわたるクリエイティブ分野で活躍する山野さん。社内では「AZdepのおもちゃ箱担当」として、両手いっぱいの想像力でクライアントの思いを形にする彼女に、キャリアパスや仕事のやりがい、AZdepという会社の魅力や共に働きたいデザイナー像について聞きました!
Interviewee profile
山野幸子 │ 2016年9月入社。デザイナー・イラストレーター。
子育てしながらフリーランス→正社員に!
―AZdepに入社された経緯を教えてください
入社前は、フリーランスとして活動していました。当時、子どもたちが赤ちゃん期を抜け、ちょうど少しずつ仕事を増やしたいと考え始めたタイミングで、運良くAZdepの求人広告を見つけました。
面接では、正社員という雇用形態はこだわっておらず、アルバイトや業務委託でもいいと率直にお話しましたが、採用担当者からの返事は「ぜひ正社員で!」でした。どうしようか迷いましたが、正社員として会社に属することでキャリアアップのチャンスが広がると思い入社を決意。オフィスが自宅から近いことも、その決断の後押しになりました。
―入社された直後の会社の印象は?
とてもアットホームな職場だと思いました。過去の勤務経験から、制作会社は当然ピリピリしているものだと思っていましたが、まったくそんなことはなくて驚きました。
他社の面接で「プライベートの時間はないと思って」と言われたこともあったので、AZdepの穏やかなムードにはホッとしましたし、ここでなら成長できそうだと感じました。
現在は、デザイナー兼イラストレーター。紙からWeb、映像へとフィールドも拡大!
―現在の仕事内容を教えてください
入社当時は、先輩デザイナーのアシスタント業務が主でしたが、徐々にクライアントとのやり取りも任されるようになり、現在は、デザインの実作業に付随するスケジュール管理や納品管理といった業務も含め幅広く担当しています。
デザイン対象は、たとえば製品カタログや会社案内、広報ツールなど紙媒体や、Webや動画のビジュアルなど多岐にわたります。イラストレーターとしてイラストの仕事を任されることもあります。
―デザイナー兼イラストレーターへと仕事の幅を広げるようになったきっかけは?
実は、学生時代はイラストレーターになるのが夢だったんです。その夢を叶えたいと美大に進学しましたが、イラストレーターとして生計を立てていく厳しさを知り、デザイナーの道へと進みました。
そんな中、初めてAZdepでイラストのスキルを認めてもらえたのが、自社の年賀状制作でした。毎年、年賀状作りは私が担当しており、ある年、社員一人ひとりをイラストにしたデザインを考えたんです。これがきっかけで、「山野さん、イラストも描けるね!」ということになり、以降はデザインの一部としてイラストを描くことが増えました。現在では、イラスト単体の仕事を手掛けることもあります。
―自社の制作物も山野さんがデザインを……!?
はい。年賀状をはじめ自社の会社案内やノベルティーグッズなどの制作も任せてもらっています。
会社の顔となる制作物をデザインするわけですからプレッシャーもありますし、代表の奥野のリクエストに応えるのも大変ですが(笑)、どんな仕事よりも自由度が高いので、作っていて楽しいですね。
「これでもか!」と思い切り遊び心を詰め込んでいるので、やりがいも大きいです。
―ほかには、どんな時に仕事のやりがいを感じますか?
クライアントが思い描くイメージをきちんと形にできた時、その成果物に対してクライアントが喜んでくれた時は、とてもやりがいを感じますね。
―これまでで印象に残っている仕事は?
当社の大手クライアントである東洋電機さまのWebサイトの仕事です。メインのビジュアルを担当させていただけることになり、一筆書きのようなイラストを軸にしたデザインを考案しました。しかもそのイラストを、一筆書きでリアルに描かれていくようなドローイングアニメーションにしたんです。自分が生み出したイラストに命が吹き込まれ、生き生きと動くさまを見た時には、感動のあまり思わず涙が出そうでした。
職場の雰囲気が好き。クライアントとも上司とも距離が近いのが◎
―山野さんが思うAZdepの良さは?
最初にお話しましたが、職場の雰囲気がいいことですね。社員がみんな穏やかで優しいんですよ。代表の奥野との距離も近く、意見を言いやすく提案もしやすいので、主体的に仕事ができます。
また、間に代理店などの中間企業をとおさず、クライアントと直接お取引している仕事がほとんどであることもAZdepの良さだと思います。デザインに何を求めているのか、デザインでどのような課題解決ができるか、クライアントの生の声を聞きながら仕事を進めていくことができます。
ときには、営業担当やディレクター経由で仕事を依頼されるのではなく、デザイナーである私自身が直接クライアントとやり取りできることもあり、日々の原動力になっていると感じます。
―AZdepで成長するために必要なことは?
良さとの裏返しになりますが、自由度の高さは魅力である一方で、クリエイターとしてのスキルのブラッシュアップには、主体的な取り組みが欠かせないと感じています。
デザインには正解がありません。成果物を仕上げるまでのプロセスにどれだけ力を注ぐかは、デザイナー一人ひとりに委ねられています。クライアントからOKをもらえればいいというスタンスでいると、なかなか成長することができません。
AZdepのようにクライアントと直接やり取りしている場合は、第三者からのチェックが入らないこともあり、自分に甘えが生じないよう、常に気を抜かず仕事に向き合うよう心掛けています。
―残業は多いですか? リモート出社はアリですか?
複数の案件を並行して進めることが多いので、それぞれの案件の繁忙期が重なると、やはり残業は免れません。
ただ、一般的な制作会社に比べれば残業は少ないほうだと思います。普段は定時で退社する日も多いですね。
リモート出社は事情があれば許されていますが、基本的には出社しています。小規模な会社だからこそ、ほかのメンバーがどんな仕事をしているか、オフィスで顔を合わせて共有することが大切だと考えています。
求む!刺激を与えてくれるデザイナー
―どんなグラフィックデザイナーに入社してほしいですか?
自分にはないセンスを持った人、自分とは異なるアプローチができる人がいいですね。決まったメンバーで仕事をしていると、どうしても趣向が偏りがちになるので、フレッシュな発想で新しい風を吹かせてもらいたいです。私自身も刺激を受けながら、一緒にデザインを生み出していきたいです!
デザイン経験はあるに越したことはありませんが、経験が浅い方が入社されても、一人立ちできるところまでしっかりフォローするつもりです。ただし、私自身は“先生タイプ”ではなくて、基本的に放任主義なんです(笑)。ですから、ちゃんと自分の頭で考えられる人に入社していただけるとうれしいですね。
―最後に、募集を検討されている皆さんにメッセージをお願いします!
自分のフィールドを広げたいと思っている人にとって、AZdepは非常に良い環境だと思います! 私はもともと紙媒体中心のデザイナーでしたが、AZdepに入社したおかげで、Web、映像とフィールドを広げることができています。「Webデザインについてもっと学びたい」と手を挙げ、会社のお金でスクールに通わせてもらったこともあるくらいです。
自分次第でどんどん仕事の幅を広げ、やりたいことを見つけられる会社だと思いますので、ぜひ仲間になってください! お待ちしています!