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UXデザイナーになって1年。スウェーデン出身のメンバーに業務内容を聞きました

サービスやプロダクトの設計に戦略フェーズから関わり、より良いユーザー体験を追求するUXデザイナー(以下、UXD)。担当する案件や役割によって仕事内容はさまざまです。フォーデジットのUXDは日々どんな仕事をしているのか?

今回インタビューしたのは、業界・職種未経験でUXDになったアリさん。現在の仕事について話を聞きました。

Abed Mohamed Ali(アベド モハメド アリ)
スウェーデン出身。介護や自動車製品の仕事を経て、日本で働くことを決意。専門学校でIT情報処理を学び、2023年4月、フォーデジットに新卒として入社。デベロッパーとして入社するも、3ヶ月間の研修を経て、UXDにジョブチェンジ。


──デベロッパーからUXDにジョブチェンジした経緯を教えてください。

もともとデベロッパーとして新卒入社しました。入社後の研修では3ヶ月間UXDの執行役員と常に一緒に行動させてもらい、会社の全体像や執行役員の仕事の仕方を学びます。この研修を通してUXDとして人とより関わりを持って仕事がしたいという気持ちが強くなり、ジョブチェンジさせてもらいました。

──業界・職種未経験とのことで、現在はどんな業務を行っていますか?

UXDになって1年。最初のゴールはプロジェクトの全体像を掴み自分がリードできるようになっていくこと。ですが、経験やスキルのベースラインがまだまだ足りない状況です。そのベース作りのために、さまざまなプロジェクトに参加し、メンバーの手助けになるような作業を上長から指示や自ら発見してサポートできることを広げていっています。

例えばユーザーリサーチ。調査ツールを使って、一般の方を対象に生活実態や課題の定量調査とユーザーの興味関心・感性・嗜好性を定量的に調査します。私は調査項目の画面の作成と、その回答結果の分析がしやすいように情報整理をしたりします。これらの作業は、上長と一緒に取り組んでいます。まだ経験が少ない分、視野が狭かったり理解が追い付かないこともありますが、アウトプットを作る上でユーザーを知ることは重要なプロセスだと思っています。

プロトタイプをつくるための画面設計では、プロトタイプの繋ぎや不足している画面を、上長と認識を合わせながら作成したり、ユーザーテストなどではインタビュアーが集中してインタビューできるように事前の準備などをサポートすることもあります。

他にも、ワークショップの参加や、クライアントから問い合わせや疑問点があったらメンバーと確認するなど、クライアントとのコミュニケーションの間に入ることも少しだけ増えている気がします。ユーザーやクライアント、デザイナーやデベロッパーなど、さまざまな方々の意見を直接聞けるのはすごくやりがいがあって楽しいです。

プロジェクトの核となる力にはまだ及びませんが、できることがあればなんでもやっています。

──仕事をする上で大変なことはありますか?

言葉の壁に苦労しています。日本語学校に通っていたので日常会話での問題はほとんどありませんが、ミーティングなどで日本語が理解できなくて周りの方にフォローしてもらうこともあります。

ただ、逆に英語が得意なので、プロジェクトの中で英語が必要な場合は声がかかることもあります。

私は普段Webサイトを見るときに英語ページがあれば、英語版のWebサイトを見ているのですが、日本の企業が公式に配信しているWebサイトで英語が間違っていたり、文法がおかしかったりすることがあるんです。日本語でもそうですが、自然な表現になっていれば本来伝えたいことが伝わりやすくなります。ですがそうでないと意味が変わったり分かりにくくなることも。なので私の英語が人のため、プロジェクトのために役に立つのであれば、今後英語でもサポートできたら嬉しいです。

チャレンジできる環境。だけどスピード・クオリティも求められる

──フォーデジットにはさまざまなことにチャレンジできる環境があると思いますが、今チャレンジしていることは何ですか?

画面設計にフォーカスして取り組ませてもらっています。今の私はサービスデザインへの理解が足りていません。ユーザーやクライアントが求めるものや、社内デザイナーやデベロッパーが欲しい情報などへの理解もまだまだです。何かを説明する際に十分に事前準備をしたつもりでも、実際は足りていないことも。何のためにこの機能が必要なのか、多方面の方々を考慮した上で画面設計をすることで、プロジェクト全体感の把握につなげていきたいです。

──チャレンジできる反面、スピードやクオリティも求められると思います。

そうなんです。自分ではクオリティを担保できないので、今はすぐに上長に確認してもらうようにしていますが、自分で調べれば分かることでも確認してしまったり、確認するタイミングもズレるためメンバー負担を増やしてしまうことも多々あります。なので早く理解を深めて、的確なタイミングで確認すべき内容を素早く確認できるようになりたいと思っています。

──入社して1年半。フォーデジットで働いてみて、どうですか?

もともと「人との繋がり」「人の生活を楽にする」というのを軸に日本で就職活動をしていました。フォーデジットはその考えとすごく一致していて、興味を持ちました。「ここで働けないならスウェーデンに帰る!」と思っていたんです(笑)。

実際にフォーデジットに入っても、ギャップはなかったです。ゴールに向かって地道にコツコツやって、それをアウトプットに繋げていくような会社。ただ、かなりスピード感があるので、毎日必死についていっています。

──会社やチームの雰囲気について教えていただけますか?

周りのメンバーを大事にしているとすごく感じます。業務が立て込んでしまった時も気にかけてくれたり、一緒に対応してくれたり。プロジェクトメンバー以外でも合間を縫ってヘルプに入ってくれるのは、自然に支え合っていると感じます。クライアントからも「みんな仕事を楽しんでやっているよね」「こんな雰囲気で働きたい」と言っていただくこともあります。

あと、各国の文化を尊重しているとも思います。先ほど言語の話をしましたが、フォーデジットは各国の文化や一人一人の個性、強みを尊重し、フォローしてくれたりチャレンジさせてくれる環境はすごくありがたいです。

──最後に。今後の目標やビジョンはありますか?

周りの人のモチベーションを上げれるような人になりたいです。外国籍、未経験の私が成長した姿を見て、周りの人に「アリができるなら自分もできるかも。」と活力を与えられる人になりたい。そのためにまず今は、ユーザーやクライアントなど多方面への理解を深めることで、いろんなプロジェクトで必要とされ、貢献していけるように頑張ります。

──ありがとうございました。

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