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【Interview #08】ここなら家族との時間をもっと大切にできる。元MRが語る、転職ストーリー

約10年に渡り大手のMRとして勤務し、モバイルベンチャーを経て3Sunnyにジョインをした松本さん。働き方に悩みを感じ始めた背景や最も大事にしていること、今の目標についてお話を伺いました。

「家族」の存在が、僕のMR人生を大きく変えた

━━━━━松本さんの今までの経歴をざっくばらんに聞かせてください。

子供の頃から漫画が大好きで、中でも『ブラックジャック』が大好きでよく読んでいました。
その影響か漠然としてですが医療業界に憧れていました。

高校卒業後、大学ではDNAなどの研究を行う学部に進学しました。DNAやタンパク質の勉強を主に行っており、その中に薬についての授業もあり非常に興味深かったのを覚えています。

その授業を受けてから薬に興味を持ち始めたのですが、研究者には向いていないなと思いまして(笑)。

就活を始めたときにMRという職種があるのを知り、MR一本で就職活動を行い、卒業後はMRとして働くことになりました。

MRになってからは本当に大変でした。

入社後すぐに研修合宿があり、何ヶ月も缶詰め状態で勉強やロープレの練習などを行ってました。

ただ同期も多く楽しかったです。配属後は上司や先輩にも恵まれて、社会人としても成長できたと感じています。

また担当している中に優しい先生も多く、関係性ができると色々と趣味の話やプライベードの話をしたり(もちろん薬の話もしますが)と、大変な中、充実した日々を送っていました。

━━━━━MR時代で一番大変だったエピソードはありますか?

数字に追われて常に大変でしたね(笑)。

その中でも特に大変だったのは、私が担当している中で一番重要な医師を怒らせてしまったときです。

あまり関係性もない中で無理な依頼をしてしまい、一切話すことができなくなりました。

なんとか許してもらえないかと、夏冬関係なく外で出待ちをしてお辞儀だけをするという時期がありました。

寒い中、いつ出てくるかわからない先生を待ち続けるのは辛かったですが、1年ほど続けた結果、先生から許してもらうことができました。

そのときは泣くほど嬉しかったのを鮮明に覚えています。

大変だった一方で、先生から「〇〇(薬の名前)のおかげで、患者さんの状態がよくなったよ」と言われると、とても嬉しかったです。

間接的ではあるものの、患者さんの役に立っているという実感が湧き、やりがいにつながっていました。

━━━━━転職をしようと思ったきっかけはなんですか?

約10年ほどMRを続けていたのですが、「このままMRという職種しか知らず仕事を続けるのか?」という思いが湧いてきました。

今後何十年と働くならMRに固執せず、色々な経験を積んで自分の可能性の幅を広げたい、という気持ちが強くなり転職を考えるようになりました。
また家族の存在も大きかったです。

転勤の多いMRだと、いつか単身赴任になる可能性があり、それだけは回避したい、子供と離れて暮らすのは嫌だ、という気持ちもありました。

━━━━━転職活動ではどのような仕事を探していたのですか?

MR時代に、色々な病院職員の方と面談するのですが、どの方も本当に忙しそうで・・・ITで少しでも手助けできないか、という気持ちから、医療系のIT企業を探しました。

さらにどうせ転職するなら全く別の職種を経験してみたい!という気持ちからプログラマー職で転職活動していました。

その結果、病院用のスマホを開発するベンチャーに採用していただけることになり、プログラマーとして働き始めました。

入社後は実際にコードを書いて開発したり、利用してくれている病院に訪問して使い勝手を聞いたりしていました。自分がヒアリングした要望を自分の手で作るのは非常に楽しかったです。

ただ段々と利用病院が多くなると、開発以外の業務をすることが多くなり、なかなかコードを書いたりすることができなくなってしまいました。

事業自体は面白かったのですが、今やっている業務を続けても自分自身の成長に繋がらないのでは、と思い転職を考えるようになりました。

表面上じゃない。家族思いのカルチャーが根付いている3Sunny

━━━━━3Sunnyに惹かれた理由は何ですか?

MR時代からずっと課題に感じていた「病院、介護施設などの連絡手段をもっとスムーズしたい」というのを転職活動の軸とし、仕事探しをしていました。

病院間や介護施設の連絡は基本電話行っており、少しでもここを変えられると医療従事者の負担は減るのでは、と漠然と考えていました。

色々と企業を調べていく中で3Sunnyを見つけ、プロダクトについてもう少し知りたいという思いでCTOである矢澤さんとカジュアル面談をしました。

矢澤さんから入退院支援クラウド『CAREBOOK』の話を聞いたときは、率直に「すごい!」と思いました。

病院間、介護施設の連絡手段が増えれば業務負担も軽減でき、「もっと医療従事者の方々に貢献できるのでは!」と考え、すぐに入社を決意しました。

━━━━━松本さんの今の仕事内容を教えてください。

3Sunnyのセールスには、急性期病院に導入支援を行うフィールドセールス(以下、FS)と慢性期病院に導入支援を行うカスタマーサクセス(以下、CS)の2職種があります。

僕が入社したときは今のような職種の棲み分けがなく、急性期病院も慢性期病院も導入支援を行っていましたね。メンバーが増える中で徐々に職種が明確になり、現在はFSとして働いています。

今までの企業にはない3Sunnyの面白さは、やはり経営陣と距離が近く、スピード感があることだと思います。Slackで相談すれば早ければその日に承認を得ることもでき、入社当時は本当にびっくりしましたね。

MRはできる範囲が決められていますし、何かを企画する場合承認を得るのが大変でした。それが、3Sunnyでは「とりあえずやってみよう」と言ってくれるので、病院に対して色々な提案をすることができます。

また病院から「こういうことを一緒にやらない?」という相談をしてくれることも多く、医療従事者の方々に貢献できているのを実感しています。

━━━━━3Sunnyに入社して、よかったことは?

「何よりも家族が第一」というカルチャーが根付いているところだと思います。

家族がいる方が多いのですが、皆さん本当に家族が大切なんだな、というのを感じることができます。

例えば、子供が熱を出したときに、急に仕事を抜けたり休むことに対して「それって普通のことだよね」というカルチャーが浸透しているって、本当にすごいことだと思います。

(時代錯誤的な言い方ですが)私含め男性社員も家族第一に考えており、子供の熱などで仕事を抜けたりしています。

そして、そういう時にすぐさま周りがフォローしあう環境は、なかなかないのでは、と思っています。

もちろん、誰かが家族対応でやむなく抜けてしまったときは、私も全力でサポートする立場に回ります。

”CAREBOOK世代”という言葉を、もっと医療介護業界のスタンダードに

━━━━━3Sunnyの雰囲気を教えてください。

さまざまな意見も受け入れつつ、ちゃんと話し合いができる雰囲気があります。否定から始まる方は一人もおらず、フラットに話し合えるところがいいですね。

みんな前職の領域・職種はバラバラなのですが、前職の考え方ややり方に固執せず、皆で自由に意見交換できる点がベンチャーらしいですし、会社の成長フェーズによっては今すぐできないこともありますが、色んなアイデアを出せるので自由な雰囲気も感じています。

私自身はMR出身ですが、他にも色々な経歴の方がいるので、ぜひ他の社員のインタビュー記事も呼んでほしいです。

3Sunnyでは医療業界やSaaSの経験がない方もたくさん入社されていますし、医療介護従事者の方々の手助けをしたいと感じている方であればぴったりなのではと思います。

━━━━━松本さんの今の目標や仕事のこだわりを教えてください。

『CAREBOOK』をよく使ってくれている病院から、「きっと、これからの転院調整にCAREBOOKは欠かせないものになっていく。今の若い子たちは、”CAREBOOK世代”と呼ばれるようになるんじゃないかな。」と言ってくれています。

それだけ業務に『CAREBOOK』が浸透し、転院調整のスタンダードになっているんだなと感じます。

これからはもっと医療介護業界全体で、”CAREBOOK世代”を増やして、「CAREBOOKを使って相談すること」を当たり前にしていきたいです。

個人的には、どんなにこのサービスが広がろうとも、一つ一つの病院、施設の対応を丁寧にしていきたいという思いがあります。

『CAREBOOK』で困ったことや聞きたいことがあれば、とりあえず松本に連絡してみよう、という病院を増やしていきたいですし、逆に私から病院に相談することも多いので、お互いに相談しあえる関係性を築いていきたいと考えています。

これからもこのサービスを広げていくことと、家族との時間を大切にすることの両軸を大事して仕事を続けていこうと思っています。
(終)

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