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「代理店なんて沢山あるんだから、受け身の営業は絶対選ばれなくなるよ。」”お客様と伴走する”ことを意識するきっかけとなった言葉を紹介します。

みなさまこんにちは。

早いもので9月15日で入社丸7年を迎えようとしています、あやんさです。

入社当初は何も塗らずともピチピチでパンパンに張っていたお肌も、

今では「あたしの顔こんなに化粧水吸ってたっけ?」と思うほど砂漠化しています。

塗って寝るだけで10年肌が若返る美容液やクリーム、あればいいのにな…。

と、個人的なボヤきはさておき、2週目の今回は、

心に残ったお客様からの一言についてお話しますね。

あれは入社して半年経った頃でしょうか。

主に派遣会社さんを先輩から引継ぎ、担当していた私ですが、

人材業界に初めて足を踏み入れた私にとって、

派遣会社さんを担当することは結構しんどいことでした。

どのお客様と採用の話をするにも、知識や情報量は必要ですが、

派遣会社さんは特に各エリアの特性や人の動き、競合他社の動向や募集条件など

それはそれは細かい情報を欲しがるお客様が多いからです。

そのため、入社半年で知識も会話スキルもなく笑顔しか取り柄のない私は、

毎度打ち合わせの時、にこにこしながらも大量の汗をかきつつ、

自分が知りえた情報をお客様にお話しするものの、

お客様から教えていただくことの方が多い日々を過ごしていました。

そんな中、とある派遣会社の、当時責任者をしていた方と出会った私は、

打ち合わせの時に求人出稿のこと以外にもプライベートな話をしたりと、

非常に可愛がっていただいていたのですが、

毎週のように打ち合わせを行う中で、突然こんなことを言われました。

「「「 もっと提案営業してよ 」」」

…提案営業?

ぽかんとする私にその担当者様は続けてこのようなことを言いました。

「求人出稿して、その後どうでしたか?応募きましたか?って確認するのは大事だけど、

この案件で人が簡単に集まらないことは僕だってわかってる。現に苦戦してるし。

だから掲載終わるころの確認じゃなくて、掲載途中で、継続掲載に向けた見積もりと

掲載内容についての提案をちゃんと自分から持ってきてよ。

掲載後の様子を聞くだけじゃなくて、営業ならもっと前のめりになって提案してこないと

絶対数字伸びないから。営業なら数字は自分で取りに行かないとだめでしょ。

あなたが提案した内容で求人掲載して応募0でも僕怒んないから。

応募ないならその次出稿するときにまた変えてけばいいじゃん。一緒に考えようよ。

正直、代理店なんて腐るほどあるんだから、受け身の営業は絶対選ばれなくなるよ。

僕はあなたとやってきたいから、だから難しいと思うけど頑張って提案して!」

このお言葉は当時の私にとってあまりにも衝撃的だったので、絶対忘れまいとメモに残していて、

毎年買い替える手帳に、未だにこの言葉を書いたメモは引き継いで貼り付けています。

派遣会社さんは案件を沢山お持ちなので求人出稿費もそれなりにかけているお客様が多く、

故にそれを狙っていろんな代理店・広告会社が毎日のようにアプローチをします。

このお客様のいらした企業も大手なので沢山の営業マンからのアプローチがあったはず。

にもかかわらず、入社半年で知識もロクになく、提案力もない、ましてや社外の人間に、

こんな言葉をかけていただき、一緒に頑張ろうと、厳しくも温かくもフォローしてくださいました。

あの当時は「こんなことを言われちゃった!ひー!!もっと頑張らねば!!」と言葉のまま捉えていた私。

今思い返すと、提案力にご満足頂けず、何も言わずに去っていくお客様もいる中、

当時の私を見捨てず、自分の後輩のような感覚で可愛がってくれたお客様に感謝の気持ちでいっぱいです。

(夜中に泣きながら提案内容考えて、応募・採用に繋がった時は打ち合わせ中に泣いたことも。笑)

私はもうすぐ入社して丸7年、うち4年間は営業として様々なお客様と対峙してきましたが、

この出来事をきっかけに「お客様と一緒にゴールを目指して伴走する」ということを意識するようになりました。

営業から内勤営業になった今も、その気持ちを大切にお客様と向き合うよう努めています。

社会人になると、きっと今以上にいろんな年代・役職の方と出会う場が増えるはず。

これを読んでくれているあなたにも、素敵なお客様・先輩とのご縁がありますように…♡

お次はぞのちゃんです!

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