こんにちは!
ニーゴ・リユース広島店の岡村です!
今回は前回記事にした「ニーゴ・リユース査定士3名による対談!」の後編になっております。
前回の議題は
- 当社が掲げている満足買取をする上で意識していること
- 実際に満足買取をした体感があった査定
- 当社の営業ならではのやりがいとは
の3つを紹介させて頂きました。
まだ読まれていない方はそちらもご覧ください!
https://www.wantedly.com/companies/25reuse/post_articles/544800
さて、後編では1つの議題をお届けします!
・どのような瞬間に営業が楽しいと感じますか?
商品を通じてお客様に喜んでいただきたい
菅野:私は笑顔で気持ちよく「菅野くんに売ってあげるよ」と言ってもらえる時。これは勿論ありますし、お客様と自分が楽しみながら商談ができると凄く嬉しいです。中には楽しめても成約に繋がらないケースがあるのですが、そんなときの大半はお手放しされる物がご遺品だったりする場合です。商品についてあまり考えたくない方や、形見として全ては手放せない方もいらっしゃいます。
高橋:確かにそうですね。僕もそんな経験があります。
菅野:そのようなご遺品整理の査定の場合に、「これってどうやって使うものか私にはわからなくて、、、。」とおっしゃられる方が多いんです。そんな時はその商品の使い方や、楽しみ方っていうのを教えてあげるんです。そうすると「全然知らなかったけど旦那(妻)はそんな風に楽しんでいたんだね、教えてくれて良かった」と喜んでいただいた時は嬉しいですね。
岡村:菅野さんのズバ抜けた商品知識があればなんでも説明できそうですね。
菅野:本当にそれに尽きるかなと。ご生前の使われ方を共有してお客様が少しでも想いにふけてくれたらいいのかなぁと思いながら喋っている。そういう時が楽しいと感じます。
高橋:菅野さんがきっかけで、その商品を通じて、その人の思い出を蘇らせるということですよね?
菅野:その通りです。言語化上手いですね。(笑)
高橋:でも本当にその通りだなと思いますね。感心しました。
菅野:商品を買うのは別に僕らじゃなくても他業者さんでも買えるのが正直な所です。本質は「選んでもらうキッカケを作ること」だと思うんです。その為にお客様との会話にストーリーを生み出したりと言うのを意識しています。
岡村:それだけしっかりしているとお客様も安心してお手放しができそうですね。
菅野:先ほども言ったように、ご遺品整理だと何かは形見として何かは残しておきたいと言う方が大半なのですが、実際に以前お伺いさせていただいたお客様が「このレンズは大事にしまってあるの」と隅から出してもらったレンズがカールツァイスのマクロプラナーだったんですよ。それを見てやっぱり拘っていたんだなぁと。そこで「これを持ってこれを大事にされている方は相当カメラ好きな方だと思いますよ」とお伝えしたんです。
すると「でもこれだけ残してどうやって使うの?」と相談され、「このボディと一緒に持ってたらしっかりと写真が撮影できますよ」と説明をして、「また使わなくなったらお電話いただければ喜んで来ますよ」とお伝えしたんです。ただ、買取のお仕事なので買い取らせて頂いた場合は今後どのような流れで活用していくかと言う部分は勿論ご案内します。
それでも置いておくことで亡くなった旦那様、奥様を少しでも思い出して近くにいるように感じれるのであればあれば無理に買おうとはせず、置いておいて帰ってくることだってあります。
高橋:そう言ってもらえたらお客様も絶対満足ですよね。
スッキリした気持ちで商品をお手放ししていただく為の提案をする
高橋:僕は色んな人に伝えたいことがあるんです。まずお客様のご自宅にお伺いをさせて頂いて、色々お話を聞いていく中で一定数、そもそも売るか売らないかが決まっていなくて迷っている方っていらっしゃると思うんです。売るか売らないか迷ってる方って、自分の気持ちを言語化できていない人が多いと思うんですよ。
菅野:なるほど、と言いますと?
高橋:そうですね、人間って売ろうか売らないか迷った時に、迷っていると言う感情にバイアスがかかり過ぎると、売らないって言う選択をしてしまうんですよ。それが何故かと言うと、「自分が迷っているのには理由がある。」と思いこんでしまって、取り敢えず売らない、と言う選択をしてしまうんですよね。
岡村:すごい!確かに僕もプライベートで同じような経験があります!
高橋:そうなんです。だからお客様が迷っている理由をこちら側が言語化してあげて、それを伝えて、「お客様が迷っている理由ってそんなに大した事ではないと僕は思います。」とプレゼンをするんです。それが分かってもらえた時は楽しいなと感じますね。
岡村:前回のミニマリストの考えとちょっと通ずる部分がありますね。
菅野:それは僕も感じました。
高橋:そうですね、僕はモノに執着心がないだけに少しドライな考え方なんです。今後の事を考えて今必要ないと感じるものは身の回りに置かないようにして、そういう考え方をお客様にプレゼンすることが多いです。
商談の結果、お手放しをされないという決断をされるお客様も中にはいらっしゃいますが、例えば10点見させていただいた中の1.2点を残されるならお客様にとっても有意義な事かもしれませんが、10点すべてを残しておくとおっしゃられた場合は、その方のご年齢だったり、家族構成を考えて、その方にとっての最適解としてお手放しをされた方がいいと判断した場合は、お客様の今後の為に、お手放しができるように提案をしています。
岡村:高橋さんのプレゼンがバチっとハマった時が営業が楽しいと思える瞬間な訳ですね?
高橋:そうです!こっちはあくまで価値観の押し付けはせずに提案をするんです。友達とかではなく、会社でお伺いをさせて頂いているので。なのでそこは徹底しています。
自分という人間を気に入ってもらった瞬間
岡村:僕は査定でその場の話が盛り上がって、お客様から「今度ご飯行こう」とか「今度遊ぼうよ」とか、「飲みに行こうよ」だったり、建前かもしれないですけど言われることが多いんです。
高橋:本当に!?そんな事言われた事ないです。菅野さんありますか?
菅野:僕も結構言われた経験ありますね。(笑)
高橋:本当ですか、、、。2人とも凄いですね、、、!
岡村: そう言うことを言ってくださる方が、たとえ建前でも、今度ご飯行こうって誘ってくれているっていうのは、多分すごく楽しいと感じてくれている瞬間なんだと思うんです。
菅野高橋:絶対そうだね。
岡村:その楽しいと思っていただけているのが分かった時、僕たちが嬉しいじゃないですか。
それが僕が営業が楽しいなと感じる瞬間ですね。
お仕事でお伺いをさせて頂いているのにそこまで言ってもらえるとこちらも気持ちがいいですよね。
この話題では三者三様の楽しさ、やりがいがある事が分かりました。
ただ、みなさんそういう事があれば楽しいだろうねと言うことは共通していました。
自分が体験したことのない話や、新しい考え方が共有でき、話をしていてとても楽しかったです。
対談を終えて
岡村:これで対談は終わりですが、どうでしたか?
高橋:僕は岡村くんも菅野さんも本当にお客様がファンみたいで羨ましいなと思いました。僕はそこまで言われたことないので、、、。
菅野:僕はそこまで理論でお客様に納得して頂ける知識を持っている高橋さんが素晴らしいなと思いました。ただ、どんな形でもお客様に喜んでもらえる瞬間はやっぱり嬉しいですね。
岡村:喜んでいただけた人が多かった1日の仕事終わりって気持ちいいですもんね!
菅野高橋:本当にその通りだね!
・最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は
・どのような瞬間に営業が楽しいと感じるか
を対談しました。
査定が大好きな3人にとってとても有意義な対談になったと思います。
この対談を通して少しでもいいなと思っていただけたら、ニーゴ・リユースで一緒に働いてみませんか?
HPやマイナビから新しい社員さんも募集しておりますので是非ご覧ください。
前編、後編と渡り読んでいただきありがとうございました。