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若手デザイナーが解説!2025年のコンセプト「戮力協心」に込めた想い

こんにちは、株式会社ワンパク デザイナーの塩屋です。

新年が始まり早1ヶ月半。気持ちを新たに目標を立て、日々頑張っている方々も多いのではないでしょうか。

ワンパクでは、年の初めにコンセプトを掲げることが恒例となっています。
コンセプトには、今年一年会社が目指す方向性が込められており、それらをスタッフ全員に共有することで会社としての組織力を高める狙いと、社外に向けて1年の目標を発信していく狙いがあります。

今回の記事では、2025年のコンセプトに込めた想いをご紹介いたします。
また、コンセプトを表したグラフィック制作や、過去数年のコンセプトについてもあわせてご紹介いたします。

2025年のコンセプトについて

ワンパクの2025年のコンセプトは「戮力協心(りくりょくきょうしん)」です。
「戮力協心」は、「全員の力を結集し、一致協力して任務に当たること」という意味の四字熟語です。

これは、私たちが掲げる理念「心と身体にHOTをつくる」をさらに強化し、スタッフ、パートナー、そしてお客さまと一丸(ワンパッケージ)となることで、新たな「熱」を社会に生み出していく決意を表しています。
そして、クリエイティブ力とテクノロジーを活かし、より一層、ビジネスや社会に貢献することを目指していくという想いを込めています。

また、そのためには個々が成長を続ける努力を惜しまないこと、自身だけでなく周囲を尊重し、連携し、共に学び合う姿勢が必要となります。
「心と身体にHOTをつくる」存在であり続けるべく、スタッフ全員で邁進するという社内の士気を高める狙いも込められています。

このコンセプトを一スタッフとしてどう感じたのか

正直「戮力協心」という言葉に対してあまり聞き馴染みがありませんでしたが、調べてみると、
「戮力」は力を合わせること。
「協心」は心を乱さず、調和をはかること。
という意味合いがあり、ワンパクの社風にマッチした力強さ固い絆を感じる言葉だと思いました。

私自身、社会人になると同時にコロナ禍を経験し、人とのつながりをあまり重要視せずに働くことが当たり前の感覚になっていました。
柔軟な働き方が一般化したこともあり、周囲に依存せずに働きたいという気持ちを持っていましたが、一方で、コミュニケーションを取ることに対しての重要性に気づけていませんでした。

しかし、ワンパクに昨年入社したタイミングで、人とのつながりがいかに重要かを知ることができました。特に以下のような場面で実感しました。

  • 社内の人数が少ないからこそ一人ひとりの距離感が近く、困ったことがあれば、問題を解決しようと全力で相談に乗ってくれる。
  • クライアントと仕事を進める上では、代理店を挟まずに直接近い距離感でディスカッションをし、ビジネスや社会課題の解決に向けて忖度なく意見を出し合う。

デザイナーとしてのキャリアが5年目を迎え、表層をつくるだけのデザイナーではなく、クライアントや社会の課題解決に貢献できるデザイナーになるべく日々業務に取り組んでいます。
そのためには、一人で淡々とデザインをつくり続けるだけでなく、クライアントやスタッフとのコミュニケーションを大事にし、どうしたら課題が解決できるかを常に考える必要があると思っています。
「疑問点があれば抱えこまずに先輩に聞く」「他のスタッフが困っていたら自分が入ってフォローする」「クライアントが困っていたら最適な解決策を提示する」という小さい積み重ねを大事にし、「戮力協心」のマインドを持ちながら仕事に取り組んでいきたいと思いました。

コンセプトをグラフィックに落とし込む

毎年、年賀メールやSNSで新年の挨拶を発信する際に、コンセプトを表したグラフィックを制作し、キービジュアルとして使用しています。
ワンパクの文化や考え方を理解するという意味でも、若手のデザイナーや新しく入社したデザイナーがデザインを担当することが多く、今年は私、塩屋が担当することになりました。
「戮力協心」という言葉を聞いて感じた力強さ固い絆のイメージを、スタッフ全員が肩を組んでゴールに向かって進んでいく直接的な表現でグラフィックに落とし込みました。

ワンパクでは、スタッフ一人ひとりが「自分を表す色」を設定して名刺やアイコンに取り入れているのですが、その色のシャツを着せることで、個々のアイデンティティが出たグラフィックになったのではないかと思います。

過去数年のコンセプト一覧

ここまで2025年のコンセプトについて紹介しましたが、過去数年どのようなコンセプトを掲げてワンパクが歩んできたかもあわせてご紹介したいと思います。

2024年:熱願令締

「熱願」は熱心に願い求めること、「冷諦」は冷静に本質を見極めることという意味。
心と身体に熱をまとい、冷静に本質を見極めるという想いが込められています。

2023年:縁を結ぶ

2023年はワンパクが15周年を迎えた節目の年。
ワンパクが15周年を迎えられたのは、これまで多くの方々と出会い、そのご縁を大切にしながら、つながりを生み出してきたからであり、「縁を結んできた15年」という意味が込められています。

2022年:ご縁を大切にしながら、新たな縁をつないでいく。

コロナ禍で会うことがなかなか憚られる時期であるものの、「新たな出会いを生み」、「これまでのご縁に感謝し」、「ご縁をつないでいく」ことができるように動いていくという想いが込められています。

2021年:自分らしく、ワンパクらしく。その先に、楽しい毎日が待っている。

コロナウイルスが流行しており、世界・日本中でまだまだ大変な状況が続いてる中、ワンパクではオープンでフレキシブルなHOTなマインドを持ち、社会のさまざまな変化に対応していきたい。そして、みなさまと共に「毎日を楽しく、温もりのある世界にしていきたい」という想いが込められています。

まとめ

このように年のはじめにコンセプトを設定することで、今年一年会社がどのような方向に進んでいくかスタッフ全員が共通認識を持つことができます。
役職や社歴に関係なく、一人ひとりが会社の目指す方向を自分事として捉えるようになり、結果的に組織の団結力が強まっていくのではないかと思います。

また、近年はリモートワークの普及、働き方の多様化や価値観の変化により、人と人とのつながりが希薄になりつつあります。だからこそ、「戮力協心」のマインドを忘れず、つながりを大切にしていくことが重要だと感じました。
2025年は、戮力協心というコンセプトの通り、新たな「熱」を社会に生み出し、企業や社会が抱える様々な課題解決に全力で取り組んでいきます!

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