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成長には調和が必要である。

私がWantedlyがアルバイトインターンを意識しだすようになったのは

成長したいという気持ちからだ。

しかし、成長したいと思っていたが成長するためには

具体的にどんな姿勢が必要か、漠然としたイメージはあったが

ちゃんと分かっていなかった。言語化ができなかったのだ。


そこであるひらめきがあった。

そうだ。調和だ。調和が成長には必要なのかもしれないという仮説が思い浮かんだ。

この記事では

・そもそも調和と成長とは。

・どうして、成長には調和が必要なのか。

・SNS社会における調和を保つ難しさ。

・成長には調和が必要だと思い立ったきっかけ。

この3つをシェアしたい。



・そもそも調和と成長とは


調和と成長の関係性を話す前に、調和とは何だろうか。

コトバンクによると

調和とは、全体がほどよくつりあって、矛盾や衝突などがなく、まとまっていること。また、そのつりあい。

調和(チョウワ)とは - コトバンク
[名] (スル)全体がほどよくつりあって、矛盾や衝突などがなく、まとまっていること。また、そのつりあい。「 調和を保つ」「周囲と 調和のとれた建造物」「精神と肉体が 調和 する」 出典 小学館 デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 出典 講談社 デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 事物や 事象の全体的な 均衡の美を表す 観念で,古代ギリシアに 淵源する。ギリシア語 ハルモニアharmoniaは 元来,大工仕事で 建材の各部をたがいに嚙み合わせて,ぴったり接合することを 意味した
https://kotobank.jp/word/調和-569208


つまり、全体的に大きな偏りがなくバランスがいい様といったところか。

なお、成長と調和がメインワードだが

成長という言葉の説明は共有性があるという認識の下、ここでは割愛させていただく。


そして、その成長のためには何が必要なのかということにも触れておきたい。

具体的な分かりやすい表現は、挑戦するとか、

挑戦と聞くと、何かちょっと大きなもののように聞こえるが

ただ単純に、何か自分が欲しいと思う、得たいと思うことに対して

今まで自分がしてこなかったことや

それなりにしたことはあるけど、自分が満足いかなかったり

ある一定の充足感が得られなかったことに対して、何かしらのアクションを起こすこと。

これが一般的に成長する上で、よく見られることだ。



・どうして、成長には調和が必要なのか。


いよいよ本題だ。先ほどにも述べた通り

成長するためには、今まで自分の欲求を満たしてないものに

実際に、手を出してみること(≒挑戦)が一般的なパターンが多い。


これは言い換えると

現在、自分が行なっていることにプラスして、行なっていないことを取り込もうとすること

今、自分の中にないものを、外の世界から自分の中へと取り入れること

という見方できる。

しかしながら、取り入れるためには、ある程度の“空き”が必要だ。

メモリー不足で、動画が撮れないことと同じように

人にも時間的、経済的な空き、つまり“余裕”が必要なのだ。

この余裕不足では、取り入れようとも思わないし

自身の中へと受け入れようとしても、頭がパンクしてしまう。


だからこそ、自分に「内在していること」と「外在していこと」の

バランスを取ること。そう、“調和”という成分が必要なのだ。

自分をアップデートするために

調和が取る、余裕を持つことが成長するための源泉となるのではないのだろうか。



・SNS社会における調和を保つ難しさ。


調和というものの重要性を共有したが、実はこの調和を保つことは

人と繋がりが盛んな、現代のSNS社会ではどんどん難しくなっている。


SNSが普及したことで、共有性が格段に飛躍したが

その分、知人や友達ならまだしも、誰なのかも分からない他人の芝ふの青さが

必要としてなくても、自分の視界に入ってくるようになった。


そうした中で、人の心に芽生えた感情が、比較感情である。

他人が投稿した楽しそうな写真を見て、羨みながらタイムラインを眺めること。

これも自分とその人を比較している1つの行為だ。

こうした比較感情との距離感が近づくにつれて

誰と比べているのかさえ分からなくなってしまったり

誰と競っているのかも、あやふやになる始末。でも、少しずつ少しずつ心が疲れていく。

気楽に生きたいと思っているのに。不思議だね。つらいね。たのしいこともあるんだけど。


SNSでこうした現象が起きやすくなった今

目の前に与えられた、流れてきた情報をただ受動的に消費するのではなく

この情報は今の自分にとって必要なのかどうか。

情報を受け入れる前に、一度だけ自分のフィルターに情報を通すこと

他人軸でなく、自分軸で物事を考える能動的な姿勢が必要だ。

そうすれば、他人の芝生の色合いを見分けることができるようになり

心を消耗せず、“ゆとり”を持てるように私はなれた。



・思い立ったきっかけ


先日、ユーチューブで音楽を聞いてると

オススメの動画に、LEMONという歌で有名な米津玄氏が

あるTVのインタビューでこのようなことを意識して生きてると言っていた。


『自分が思っていることと全く真逆のことをを、考えている人間が対岸にいたときに

その対岸にいる人の主義主張みたいなものを、一回引き受けてみる

それくらいの余裕は絶対に持って生きたいな

調和を持って生きていかなければならない。』


この言葉を聞いて

自分の中に、存在しないものと自分の中に既に存在しているもので

どのような共存を自分の中に創っていくのかということが、大切なんだなと思い

そうやって、もし自分の中に存在しないものを受け入れることができた時に

初めて、今まで出来なかったことが出来るようにれて

今まで、視えなかったことが視えるようになり

形に出来ることが増えるんだなと思ったことが

今回の調和は成長に必要なんだなという新しい気づきに至った。

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