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過去ー現在

〈生誕〉
母の腹の中で自分のうんこを食べて死にかける。

〈幼児期〉
習い事、嫌だと思うこともやらされていた。なんとなく大人とうまくやるにはどうしたら良いかとか本能的にわかっていた。

〈幼稚園〉
とにかく嫌いな人の頭叩いたり噛んだり目突いたりと暴れる日々。
毎朝必ず5時に起きてジュラシックパークを見る日々。

〈小学生〉
喧嘩で理不尽に負けたこと、自分よりも弱い人を傷つけ人を悲しませてしまったことがあり、暴れることがよくないことを学ぶ。
運動もインドアも好き。空手は、身体が大きいせいで大人とやらされてそれが痛すぎたからやめて野球をやる。遊びはフィギュアを想像の世界で遊ばせる、映画を見る、レゴで街など世界を作る、ゲームをやる、野球をやる。そんな日々。
5年生の時に好きな子の前で友人にデブと言われ悔しすぎて絶対痩せると誓う。
野球の試合で負けて泣いてる人を見て、何が悲しいのか理解できなかった。でも泣いている人の前で真顔はおかしいので、とりあえず悲しい顔をしておく、ということを覚えた。
7つの習慣を読む。良い人の素地ができる。
親御さんに先生よりも先生と言われる。
将来の夢は、シュバイツァーみたいな人。(渋い。)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%BC

〈中学生〉
野球部がないからテニス部に入る。レギュラーになり県大会も出る。
分け隔てがなく人と接する。
数学と化学と社会と美術と音楽が好き。
二股して女子多数に嫌われる。
仲良しだと思っていた友達にハブられショックうけ人間不信。
高校に行かないと世界が広がらない気がすると思い進学を決める。なんの下見もせずに市内1番の高校に行くと決める。(入学後、校舎汚すぎて絶望する。)
よく鬼教師にどつき飛ばされる。謝まろうとしたら喉に唾が詰まって“おい”と言ってしまい、追いどつきを喰らうこともあった。
3年時からお勉強を頑張り無事合格。
将来の夢は宇宙物理学者か発明家。

〈高校生〉
校舎ボロくて絶望する。
初めのクラスに馴染めない。無駄に社交的なやつが多くて無理だなと思い、端っこで外を見ながら「今原爆が落ちたらどうやって助かるだろうか」など空想の日々を送る。
硬式テニス部に入る。人数が少ないのと幼馴染みがいたから馴染みやすく没頭。エース的存在になる。
入学してはじめに教わった生物の先生が意味不明すぎたことと、みんなが行きたい大学に行く意義が分からなくて勉強を止める。部活と遊びに振り切る。
緩やかに友達が増える。漫画やゲームなどオタク気質があり好きなことに熱中できる友達が大好きで、テニス部なのに漫画研究部の部室に入り浸っていた結果、研究部の後輩に嫌われて部屋に鍵を付けられ出入り禁止になる。すみませんでした。
体育祭の徒競走は走りたくないので、走らない。一方で騎馬戦などの格闘競技は全力でやる。
文化祭でキャラクターを作ってホラーコメディのショートムービー作る。ヒューマンビートボックスでのライブを行う。
部室を自作自費で改造する。夏休み突入の3日後に”自由にやるな”と怒られて顧問に破壊され、後片付けをすることになる。
美術室にあった裸体の彫刻に唇と乳首と目を書き入れて、謹慎危機になる。削って消してなんとか謹慎免除。
中庭に紙飛行機100機を一気に飛ばして楽しむ。
離れた校舎間で2階からフリスビーを飛ばしキャッチできるかを1週間やり続ける。
河川敷でミニカートラックの荷台に爆竹を入れて爆破させて遊び、散歩中のマダムに叱られる。
ママチャリに乗り1日で九十九里浜200km。けつが4つに割れそうになる。
(幼児性の塊)
受験が近くなるにつれ、映画監督か起業家かアーティストか。何やらそういう形のないものを作っていき人を感動させたい、そんな職業が良いなと考え始める。しかしその道はほとんどの人がなれないと言われ、自分が本当になりたいのか自信が無くなり諦めて遊ぶことにする。
受験に当然の如く失敗(というか真面目に取り組んでない)した結果、母は泣き、父にガチギレされる。親の涙は心に響いたので浪人して大学に入ろうと決断。卒業だけはすると約束を交わす。

〈大学生〉
・考古学or哲学or映像学をやるはずが、商学部に入ることになる。
・友達ができない。全く心を許せず、故に孤立。ほとんどの授業は1人か、受けないか、微かなつながりで助けてもらう日々を過ごす。
・3個のサークルに参加したが意義が感じれず全部やめる。授業に興味が持てないものばかり(商学部)で迷走。日本を離れ視野を広げたいと思い留学に行きたいと親に相談したところ猛反対されて行けず、自らの実力・説得力・意志の無さを感じますますやる気がなくなる。(後に人のせいにしていては人生は開かない事を身をもって体験する。)

<美大、コピーライター、ビジョンドリブン>
・彼女が美大生で、文化祭に行くなどしてその世界観に触れるうちに、色鮮やかで、1人1人が生き生きした素晴らしい世界があるなと思い感動。
その世界に自分も触れてみたい、触れていたいと思い、今からできることなんだろうと考えた結果、絵は無理でも言葉ならできるだろうと思いコピーライター養成講座に通う。(この頃から写真も撮るようになる)
そこで考えて作り出す、ということが面白いことに気がつく。
ただコピーはいつも酷評。自分の考えや主張が強すぎる。そう評価を受ける。それでも書いていたが、世の中にはコピーだけじゃ伝わらないことや変えられないことが多く、世の中が本当の意味で良くなるとは思えない気がして、結果コピーライターになるという道をやめる。でも、自分で考えてモノを作り出すということが、どれだけ大変で、大切で、楽しいことかを知る。いつか自分も何か作り感動を生みたい、という思いに駆られる。
・友人の起業話に突き動かされて参加したこともあるが、“ビジョンに共感していないとやる気にならない”ということに気がつく。本当の動機は金でも名誉でも見栄でもなく、成したい事だ。自分はビジョンやミッションドリブンだと気づく。

<アルバイト>
・大学がつまらないので、他に面白いことはないかと探す。1年時、体作りにハマっていたため食事の大切さに気がつき、“料理が上手くなりたい!”という理由と、“やるなら0からのスタートが楽しいだろう”ということでアルバイトを探した結果、アジアンレストランの仕事を見つけ、アジアン料理はやってる人も少ないと思い参加。
そこでは裁量権もあってやりがいがあり熱中。
立ち上げメンバーとして、初期は社長・副社長と共に毎日2時まで働く。
・神奈川県No. 1の感動レストラン。それを目指した。比較出来ない目標だからこそ、常に自分たちとの闘いだった。
どうやったら感動レストランになるのか。それを自分たちなりに考えて上司とも意見を交わしながら、チームや仕組み作り、自分のリーダーとしての行い、どうしたら人はついてくるのか、料理のクオリティを絶対に下げない、新人教育。どうしたら接客でお客様は感動してもらえるか、美味い賄い考案、など行った。上司とのぶつかり合いやメンバーの退職など紆余曲折ありながらも大学卒業まで続けた。
・自分の得意分野は理想に向かって走ることなんだと気づく。
・「だいきさんがいたから頑張れました」と自分が辞める最後に後輩に言われたのはとても嬉しかった。

・就職活動はどうも身が入らず、ありきたりな将来を考えると、自分のワクワクが見出せなくなっていた。結果2社だけ受けて日系大手企業に受かる。
・大学の卒業モチベーションも、卒業したら訳がわからないまま働く日々が来ると思うと身が入らない。ノイローゼになり大学に行けなくなる。そして卒業不可判定。危機を迎える。親に一度勘当される。
・その後、奇跡の卒業可になる。一度、卒業しないでもう一度就活をしようと考えたが、これ以上人に迷惑をかけれない事や、具体的に何をするかも思い当たらず、一旦は前に進み、働こう。それで何かあるはずと思って入社を決意する。
・3月、バリ島でクレカ3枚取られて30万使われる。ショックを受けた。

〈社会人〉
入社したが思ったよりも規則が厳しく落胆する。高校を選ぶ時も下調べ無しで行ったが、内情を調べない俺が悪いなと非常に反省する。同期と話すことはサークルや飲み会、給料の話。なんだか馴染めなそう、そんな雰囲気を感じる。私は未来を語り作っていきたい。それでも自分を押し殺し、システムに入り込もうと取り繕っていく。
・大きな組織にシステムやルールは不可欠なのは分かっている。またそんな巨大システムをうまく回すことが出来る大企業はすごいとも思う。しかし個人的な思いとしては、他と違うことをしたい、という気持ちが強くなっていく。相変わらずシステムの中に入り馴染む事にむず痒い思いをする。しかし外に出ても何もできない自分の力の無さにがっかりする。なので、“作ることをしたい”という思いからプログラミングの勉強を始める。


・1ヶ月熱が下がらないので病院に行った結果、伝染性単核球症が判明しいきなり2週間休む。休暇から戻ったとき余計に同期に馴染めない。
・次々に会社の決めたシステム通りに物事が進み、その度に自分自身がいなくなる感覚になる。たしかに今のままじゃ使い物にならないのかもしれない。でもそれが全てじゃないんだろう、きっと色んな道があるんだろう、なんて思いながら、それでも自分は動けずにいた。何もつかんでないのに飛び出すのも怖かったため。
・毎日、少しずつ世界は灰色になっていった。希望していない部署になる。覚悟はしていた。地方配属になる。覚悟はしていた。それでも、不安が強まる。自分で生き方、未来を選んでいる感覚がしない。(現在は自分の選んできた選択の結果ということを受け止めきれない未熟な自分だった。)徐々に生きることに対しての希望が見えなくなっていく。

<うつ、そして>
・社内の雰囲気、人々の顔、声色、愚痴、態度、視線、思考。色んな要素が、馴染めなすぎて、気になりすぎて、疲弊していく。自分は何者なのか、どこへ行こうとしているのか。段々と消えていく、喜びや楽しさ。悲しさ、虚しさ、怒り。それらばかりが増える。生きている意味がわからなくなる。涙がなぜか止まらない夜や朝。痙攣する手。息ができない。眼が廻る。眠れない毎日。もういいか。やめよう。死ぬってどうなんだろう。死んでしまっていい。自分の居場所などない。そういう風になる。誰にも連絡ができなくなる。動けなくなる。
そしてちょっと、死んでみようとなる。
(この頃8月で、うつ病診断され、そこから2月まで休職する)

・死はとても怖いことだと実感する。
今の自分に、この世に存在したという記録が何もないこと。このまま死ねば、何も残らない。なんて悲しいことなんだろう。大切な人たちの笑顔、楽しかった思い出。持っていくことはできず、彼らの笑顔は悲しみに、思い出は辛い記憶へ変わってしまう。それだけがこの世に残る。なんて無責任なことなんだろうと気づく。
・死んだ時に、1人でもありがとうって思ってくれる人が増えたらいいな。自分はいたよ、と未来に伝えたい。大切な人々へ感謝を伝え切りたい。あなたがいてよかったって思われて消えたい。と思う。

・今の自分には何もない。誰も助けてくれない。そんな自分をちゃんと認める。そして、自分にできることを積み重ね続ける。誰かに価値を与え続ける。創り続ける。何をするか、どう生きるかは自分で選択できる。誰のせいでもない。自分を信じよう。行動しよう。ということに納得する。

・本当に人生は1回しかない。死が迎えに来たら、貰ってきた愛を抱きしめながら、この世ではない永遠の世界に向かっていくしかない。それは本当に怖いことだ。でも絶対に死ぬ時がくる。だから、毎日限られた時間を使って、どれだけこの世界に自分がいたよっていうことを証明し続けることができるか。人生に前屈みに倒れて散る。与えられた使命を使い切った。ああよかった。やったぞ俺。そういう最後がいいなと感じる。

・自分のためだけにやってたら何かちがうと、私は思う。折角の命なんだから人々のために使う。その方がいいかなと私は思うようになる。

・もっと暖かい優しい世界にしたい。ひとりひとりが、生き生きしている世界が良い。物質だけではなくて精神的な人類の進歩に貢献できたら良い。自分の好きな運動を通じて生きる喜びを感じられる社会を作りたい。ふと外をみるとそこからはたくさん自然が見えて、木々の鳴き声や風の香り、生き物たちの息遣いが、私たちのすぐそばにあると感じることができる世界が良い。境界線のない、自然と調和している世界をつくりたい。世界中の面白くてワクワクする服やモノを集めて、ワクワクしたい。
魂を揺さぶる表現をし続けたい。時代を切り取り、未来を表現する。人の心を揺さぶりたい。
可能性や想像力を訴え続けたい。
五感を使える血の通った世界。そこに住みたい。

・長く休み自分と向き合い続けた。それは苦しいことだった。でも自分には必要な時間だったと思う。徐々にやってみたい事が出てきた。時間は有限なのでそれらを全て達成することは出来ないかもしれないが、それでもチャレンジはし続けたい、未来に残したいと思うようになる。

・症状が回復してきた頃、やってみたいこと、面白そうなことに目を向けて足を運び手を動かし続けた結果、長谷川愛さんと出会いスペキュラティブデザインというものを知る。
直感で
私はこれを極めて世界に貢献する、と決める。
(「小さい時に何度も見ていたジュラシックパークは、実はスペキュラティブデザイン的だ、、だから自分は見ていたんだ。映画自体が好きなんじゃなくて内容のスペキュラティブデザインに興味があったんだ」と勝手に感じてルーツを見つけ、勝手に興奮する。)

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/スペキュラティブデザイン』

・ただしこのスペキュラティブデザインは、未来に目を向けさせる一方で、社会に実装していくにはテクノロジーや事業、政治等、現実的アプローチが必要であることもたしか。なので留学に行く前に、向き不向きがあるかもしれないが、実社会に実装するパワーをつけたい。そうすれば将来スペキュラティブデザインで思索した想像を現実にしていく事ができるかもしれない。そんな思いでいると、現在、スタートアップという環境に飛び込む事が必要なんじゃないかと思い始めている。

・アートやデザインで社会にアプローチしていくには発想が大切。その発想が出てくるには自分が沢山の作品や多様な世界に触れ、考える事が大切。また、何に情熱を向けられるのかが自分で分かっているということも大事。だから日々新しい刺激を脳に刻み、それに対して自分の解釈を持つことや未来を想像することを大切にして日々言語化しつつ、好きなモノを集めることもしている。留学に向けて語学学習も再開。友人と共にウェブサイト作成してサービスを作ってる途中。アート関連活動のためのウェブサイト作成中。

・価値を創造し、経験を積み、お金を稼ぎ、新しい学びを得るために世界へ飛び、知識と経験を吸収し、得たもので再び新しい価値を創造し、世界に貢献する。そんな事がこれからだと腹を括る。

・現在に至る。