【コンテンツコラム】怖い動画
社長のメッセージ動画で、社長ご本人が原稿を読んでいるシーンを見かけるけれど、あれはやめたほうがいい。台本通りのメッセージは魅力ゼロどころかむしろマイナス効果。イマドキの視聴者(社員含む)は、よくわかっているから、自分の会社のことを語るのに、誰かが用意した原稿を読んでいるようでは、もはやリーダー失格。本人の内面から発せられたものではない、借りてきた言葉を並べるだけでは株主、投資家、従業員も心離れていってしまう。動画ってその人となりを、そのままさらけ出すわけだから、ある意味怖い。社長の器のサイズというか、底が知れてしまう可能性がある。本当に怖い。
しかし、逆に言えば、本人の心からの言葉を動画で発信することができれば、社長の株がめちゃめちゃあがる。普段は直接しゃべることのない若手社員からも尊敬される可能性もあるし、社会的信頼を得ることもできる。要するに、動画は使いようによってはイメージアップの大きな武器になるということだ。
とはいえ、動画で一人しゃべりは難しい。そこで起用すべきはプロのインタビュアー=プロの話し相手だろう。話し相手がいれば単純に話しやすいだろうし、外部の人間、すなわち第三者目線を持つプロインタビュアーに話すことで論旨が整理され、客観的かつ伝わりやすい内容にブラッシュアップされていく。
とはいえ、外部の人間だったら誰でも良いわけではない。重要になっていくのがインタビュアーの力量。どれだけ“引き出す力”を持っているか否かだ。ある程度の業界知識や、時事や経済、消費動向などの情報がなければ、経営者の話し相手は務まらない。単なるQ&A的なインタビューではなく、壁打ちであり対談相手であり、相手の言葉を引き出し、限られた時間内でしっかりリードする必要がある。文字コンテンツに比べて、動画撮影のほうが、インタビュアーの力量の差が如実に現れるといっても過言ではないだろう。
年間500人/120社のインタビューを続ける伊藤秋廣は話し相手のプロとして、対話の中で本質的価値を掘り起こし、インタビューを受ける方が活き活きと、しっかり言語化ができるようサポート。まさに台本不要。社長ご自身の言葉でメッセージを発信できるはず。
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