計画的自己研鑽
ーービッグになりたいーー
多くの人がそう願う一方で、実現できる人は非常に少ない。
本日は、どうしてビッグになれる人は少ないのか考えて、僕が実践していることについて述べていきます。
ビッグな人物が少ない理由の考察
これに関しては日本の教育システム上の問題だと思います。
決して教育者が悪いわけではなく、教育のシステムがです。
6・3・3制なんて言葉もありますが、今の日本の高等教育以下での最終的な目標は「受験に勝つこと」です。
そして受験という戦いに勝つためのトレーニングメニューがカリキュラムです。
高等教育までのカリキュラムに沿って学習すれば、旧帝大くらいに入るのは多くの人が可能です。
自分は学校なんかには従っていないという人、本当ですか?
分りやすい参考書や塾、通信教育も全て他人が考えたメニューのもとで勉強をしていることになります。
実際、自分でメニューを作ることは正しい答えが存在する受験において非効率だしほぼ無理だと考えられます。
何が言いたいかというと、教育のカリキュラムは相当に考え抜かれたいいトレーニングメニューであるということです。
そうやって毎年、高校3年生のうち約半数が進学します。
そして高校までとは違った自由な環境に旅立っていく人が多いです。
ここまでの流れで何が問題かお分りいただけましたか?
18歳の高校生にもなって、受験という目標に向けた自分のトレーニングメニューを考えずになんとかなってしまう。
そして大学生になるといきなりトレーニングメニューを考えてくれる存在がいなくなって全て自己責任になる。
加えて、このような事実に多くの学生が気づいていない。
これが問題の本質だと思います。
このことに早く気づいて、大学進学後も成長するための自分のトレーニングメニューを作れるかで、その後の人生が大きく変わります。
だからといって「そうだ、教育システムをなんとかしろ」などというつもりは一切ありません。
それは他力本願の無駄な思想です。
ビッグになるのは自分です。
自分がどう行動するかを基準に考えられなければ永遠に成長はできません。
僕がやっていること
ここからは、僕がどのように自分のトレーニングメニューを立てているか述べていきます。
“Plan Do See”という言葉をご存知でしょうか?
物事を実行して経験として蓄積していく一連の流れのことを指します。
Plan:計画 物事には必ず計画が必要である。無計画な行動は成長に繋がらない。
Do:行動 実際に計画を実行に移す。
See:検証 計画と実行の際の失敗の理由を探る。
僕はこれについて、「大局的に見たPlanDoSee」と「直近のPlanDoSee」の2つに注目して行動しています。
大局的に見たPlanDoSee
人生で何を成し遂げたいかなどといった長期のものがこれにあたります。
僕は今、人生の中ではPlanの段階にいます。
ですが、何も行動していないかと言われればそうではありません。
人生のPlanを立てるために必要な能力を「直近のPlanDoSee」で身につけていくのです。
直近のPlanDoSee
1ヶ月 / 1週間 / 1日といった短い期間で、自分に必要な能力を着実に身につけていきます。
ちなみに僕は、月の始め / 週の始め / 毎朝のタイミングで成し遂げたい目標を書き出して、達成のためのメニューを組みます。
これはどこかの経営者が実践していることを真似したものです。
最後に
目標がないまま生きていると、次第に向上心が萎えていってつまらない人間になってしまう気がします。
僕は飲み屋で昔を語ってるオッサンにはなりたくないので、常に未来について語れる人物でありたいです。
過去の栄光にすがる必要がないほど成長を続けていきます。
何歳になっても常に夢に向かって努力していく姿勢を忘れずに生きていきたいです。