一冊の本が人生を変えたお話🇦🇺📕
小学5年生の時、図書館でたまたま手に取った一冊の本が、僕の人生を変えた。
はじめまして、橋本修平と言います。長崎生まれ長崎育ちの28歳です。大学は関東で過ごし、3年間社会人を経験したあと、オーストラリアに3年間住みました。
渡航のきっかけは、小さい頃に抱いた淡い憧れが、4年間の大学生活の中でじわじわと蘇ってきたことでした。
時は遡り、小学5年生のある日。天気が悪く、図書館で時間を潰そうと思い、たまたま手に取った一冊の本がありました。2006年発売、ポプラ社の「世界の国ぐに」シリーズのオーストラリア編です。オーストラリアの伝統民族や人々の暮らし、観光地の数々——取り憑かれたように読み込みました。
家に帰るとパソコンで調べ続けました。当時の画質の悪い画面越しでも、ブルームのインド洋に沈む夕陽や、夕暮れに赤く染まるウルルの姿は今でも鮮明に覚えています。「いつか自分の目で確かめたい」——そう思いながら、気づけばその記憶をどこかに仕舞い込んでいました。
中学は程よく遊び、高校は部活に明け暮れ、時が経って大学へ入学。周りは外国人や帰国子女、英語ができる意識高い人たちばかりで、4年間、浴びるように見て、聴いて、感じていました。
忘れていたはずなのに、4年間の中で雪解け水のようにじわじわと蘇ってくるんです。あの頃感じた、あの淡い記憶たちが。
大学3年の時に就活を一旦やめ、渡航準備を始めました。就職してから行く選択肢もありましたが、大学卒業して自分の力で渡航した方が自分のためになると思い、行動することにしました。新卒カードを手放すリスクはありました。でも、「用意されたレールに乗るより、自分の目で世界を確かめに行く経験」の方が、今後の人生の圧倒的な資産になると確信していました。
卒業と同時に渡航する計画を立て、現地での仕事の探し方やビザの申請など調べていくうちに、特定の要件を満たせば3年間滞在できると知り、毎日ウキウキワクワクしていました。
ところが渡航の4ヶ月前、突如として世界中でコロナウイルスが猛威を振るい始めます。雲行きが怪しくなっても、行く計画は変えませんでした。勉強しながら、ただ祈る毎日でした。
2020年1月、コロナはついに日本にも上陸。卒業式は縮小され、後味の悪い幕切れになりました。そして計画していたオーストラリア行きも、国境閉鎖によって断たれることになりました。
それから半年、都内で配達をしながら機会を伺い続けましたが、結局渡航できず地元に帰り、アルバイトで日々を繋ぎました。
あの時就活していればよかったと思う瞬間もあります。でも、あの時間があったから今の自分がいる。後悔はないです。
そして2022年、国境が開いた瞬間、迷わず飛行機に乗った。
あの日図書館でたまたま手に取った一冊の本から、ここまで来るのに10年以上かかった。それでも、行ってよかった。後悔はないです。
誰かが用意した正解のレールより、何もない荒野を自分の力で走ってみたかった。 僕の「泥臭い検証」の旅は、ここから始まった。
次回はなぜインフラエンジニアを志したのかをAustraliaの生活含めて話していこうかと思います。
小学生の頃画質の荒いPCで見てた西の果てブルームに行くことができ、とても綺麗で涙出ました😢
オーストラリアに行くきっかけになった本これです📕