無添加調味料の選び方
無添加調味料の選び方
By 田中鉄也 オンド.com
調味料は“毎日少しずつ体に入るもの”
砂糖や塩と同じように、味噌・醤油・みりん・酢・油などの基本調味料は、毎日の食卓に欠かせません。
だからこそ「少しの違い」が積み重なり、体への影響も大きくなります。
添加物が多い調味料を減らし、自然な素材でつくられた調味料を選ぶことが、台所からできる健康づくりの第一歩です。
選び方の基本ルール
- 原材料をシンプルに
ラベルの裏を確認して、材料が「大豆・小麦・塩」などシンプルであるかをチェック。
カタカナの多い原料(アミノ酸液、アルコール、甘味料など)が多いものは避けましょう。 - 「本醸造」「無添加」の表示を確認
特に味噌・醤油・みりんは「本醸造」と記載のあるものを選ぶと安心です。 - 値段より“質”を重視
調味料は少量で味を決めるもの。多少高くても、安心でおいしいものを選ぶと結果的に無駄が減ります。
調味料ごとの選び方ポイント
味噌
- 原材料:大豆・米(麦)・塩 のみ
- 「だし入り味噌」には添加物や化学調味料が入っていることが多いので注意
醤油
- 原材料:大豆・小麦・塩 のみ
- 「本醸造」「天然醸造」とあるものを選ぶ
- ペットボトルより瓶入りの方が発酵風味が活きやすい
みりん
- 「本みりん」と表示のあるものを選ぶ
- 「みりん風調味料」は糖類や添加物が入っているため避ける
酢
- 米酢、玄米酢、りんご酢など素材がシンプルなもの
- 「醸造酢」がおすすめ。合成酢は添加物が多いことがある
油
- 「圧搾法」と書かれたもの(菜種油、胡麻油、オリーブオイルなど)
- サラダ油や安価な植物油は精製や添加物が多い場合があるので注意
今日からできる一歩
- まずは 味噌か醤油のどちらか を「無添加タイプ」に切り替える
- スーパーでラベルを裏返して「原材料を5秒チェック」する習慣を持つ
まとめ
調味料は毎日少しずつ、確実に体に入るもの。
だからこそ「質のいい調味料」を選ぶことが、台所からの健康づくりにつながります。
「食べ物は薬である」
無添加調味料への切り替えは、小さな一歩ですが、未来の大きな安心になります。