My Passion
22年という短い時間の中で、多くのライフステージがありました。ここでは、それぞれのライフステージで私がどのようなことにパッションを持っていたのかを簡単に紹介します。
ギター(10歳から現在)
10歳の頃から母からクラシックギターを教えてもらいはじめ、元々全く興味のなかった音楽の世界に飲み込まれていきました。まだ世界の広さを知らない当時の私は、クラスにギターを弾けるのが自分だけであることに調子に乗り、世界で一番のギタリストだと思っていました。しかし、その無知から生まれた自信が継続的に練習を続ける結果を生みました。
クラシックギターを始めてから数年後、アコギとギタリスト押尾コータローさんの存在を知り、アコギを始めました。誕生日プレゼントでもらった5000円のギターで毎日4時間、学校に行く前と帰ってきたあと練習し、休日は8時間以上練習しました。ギターが好きだったので全く苦痛ではありませんでした。いくつかのコンクールに入賞し、気づいたら高校生の時にはギターを教える立場になっていました。この体験が人生で最初のパッションとなりました。
5年前17歳の時の演奏 (自分で編曲)
海外旅行(15歳から現在)
私は元々英語に苦手意識がありました。友達はみんな英会話教室や、塾などで英語がある程度理解できている一方、学校が終わり次第走って家に帰りギターを弾いていた私には外国語を話すなんて途方もないことだと思っていました。中学生になり英語の授業も始まり2年が経ったとき、市が行っている10日間のホームステイに参加しました。実践的に英語を使ったのはその時が初めてでした。日本では見たことのない生活習慣、学校生活、人との関わり方を体験して、この世界は想像よりずっと広いことを知りました。そして英語が話せればこの世界をもっと知ることができると確信し、英語のコンテンツを漁り始めるようになりました。特に必死に勉強してはいないはずの英語はいつの間にかできるようになっていました。おそらく、勉強することが苦ではなかったんだと思います。大学生になりアルバイトでためたお金は、ほとんど世界を探検するために注ぎ込み約15カ国の文化を体験しました。どの国に行っても必ず感じることは、日本が素晴らしい国であることです。そしてその国から盗み学んできた体験を日本で活用することが何よりの報酬です。