札幌エリアの無落雪屋根設計の実例紹介
札幌エリアの無落雪屋根設計の実例紹介
― 雪国でも快適に暮らせる家づくりを ―
こんにちは。北海道・札幌を中心に地域密着の家づくりを行っている川端光露です。
今回は、お客様からのご相談でも特に多い「無落雪屋根の家づくり」について、
札幌エリアで実際に施工した事例を交えてご紹介します。
◆ 無落雪屋根とは?|札幌の気候にぴったりな屋根設計
札幌は北海道の中でも積雪量が多く、気温変化も激しい地域です。
そのため、近年では「無落雪屋根」を採用する住宅が増えています。
無落雪屋根とは、屋根に雪を落とさずにためておき、
断熱効果や太陽熱で自然に融かす、または融雪装置で処理する設計のこと。
雪下ろしの手間がなく、
隣家や歩道への落雪事故を防ぐことができるため、
都市部の狭小地や住宅密集地に最適な屋根構造です。
◆ 【実例紹介】札幌市北区・O様邸 ― 省メンテナンスで安心な暮らし
所在地: 札幌市北区
家族構成: ご夫婦+お子様2人
建物タイプ: 2階建て・木造住宅
屋根形状: 無落雪フラットルーフ+融雪ドレン方式
O様邸では、住宅密集地という立地条件のため、
雪を落とさない安全な屋根設計を最優先に計画しました。
屋根面には断熱性能の高い防水断熱パネルを採用。
屋根下に設けた融雪ドレンで、溶けた雪を自動的に排水できる仕組みです。
🔹 お客様の声
「以前の家では毎週末、屋根の雪下ろしが大変でした。
今はもう、雪の心配をせずに冬を過ごせています。
光熱費も想像より安く、快適そのものです。」
O様邸では、屋根断熱を強化することで、
冬の暖房効率も向上し、光熱費を年間で約15%削減することができました。
◆ 設計のポイント①|屋根断熱と気密の両立
無落雪屋根は、雪をためるため断熱性能が特に重要です。
断熱層が不足していると、屋根の下で温度差が生じ、
氷柱(つらら)や部分的な凍結の原因となります。
川端光露では、
- 屋根断熱に高性能ウレタン断熱材を使用
- 気密シート+防湿施工で熱損失を防止
- 屋根下の換気層を確保し、構造の耐久性を高める
という3点を徹底。
これにより、長期にわたって安心して暮らせる屋根を実現しています。
◆ 設計のポイント②|排水計画とメンテナンス性
無落雪屋根の弱点は、雪解け水の排水経路の確保です。
川端光露では、積雪量や屋根勾配を計算し、
ドレン(排水口)の位置・数・勾配角度を丁寧に設計しています。
また、点検口や排水ルートを外部からメンテナンスできるよう設計。
「建てた後の安心」まで考えた、長持ちする無落雪屋根を実現しています。
◆ 設計のポイント③|外観デザインとの調和
「フラット屋根=単調な見た目」ではありません。
O様邸では、無落雪屋根の直線的なラインを活かし、
外壁に木目とブラックのツートーンを組み合わせて、
現代的で落ち着いたデザインに仕上げました。
雪国仕様でありながら、
デザイン性と快適性を両立するのも川端光露のこだわりです。
◆ 札幌エリアの無落雪屋根設計なら川端光露へ
札幌エリアでは、無落雪屋根の採用がますます増えています。
しかし、気候・土地条件・建物形状によって、
最適な設計は一邸一邸異なります。
私たち川端光露は、地域の気候を熟知した設計士・職人が、
雪国ならではの課題を一つひとつ解決しながら、
「安心して冬を過ごせる家づくり」をお手伝いしています。
❄️ 「雪下ろしの負担を減らしたい」
☀️ 「暖かくて省エネな家にしたい」
― そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
 
 
